胃もたれ沢 吐瀉夫の日常

ソシャゲプロデューサーが好きなものや、日々のあれこれを書いたり、気になったサービス・製品のレビューをしたりしてます。

ZOZO田端信太郎氏「過労死には本人の責任もある」との発言について

 

おっすオラ吐瀉夫!

昨夜、今更かよって感じかもしれませんが

田端氏の例のTwitterの発言について、色々と思いを巡らせてたら寝れなくなったのでブログを書いています。

田端氏の話題となったツイート

はい、こちらですね。

僕は田端氏も知りませんでしたし、ZOZOTOWNも使ったことがありません。

IT業界に身を置く者としては珍しいかもしれませんが…w

 

あまり、こういう炎上している物事を記事にするのは好きではないし、熱くなってる人達もたくさんいるでしょうから普段はスルーしているものです。 

 

 これって労働者側の意見なのでは?

僕が最初に感じたのは、少し言い方は遠回しだと思いますが、

自分を大事にしろよ。

上の言う事を素直に聞きすぎるなよ。

といったメッセージなのかなと。

 

確かに言い方は少し乱暴かもですが、

過労死になるほど自分を追い詰める人には

自分にも非があると感じる物言いの方が、

それを解決しようと動くんじゃないかなと思います。

 

僕も少なからず、自分を追い詰めてしまう性質の人間なのでそう感じました。

もしかしたら、そういう意味なんじゃないかと。

 

調べてみると

田端さんはZOZOTOWNの役員ではなく、社員です。

労働者として使用される側にある立場の人のはず。

 

だからこそ、こういった事を発言したのかなと思いました。

 

仕事が原因で追い込まれうつ病→退職となった自分が思ったこと

自分の背景ありきで感じた事が多数あるので、まず僕自身の事を書いておきたいんですが

 

前職の同業他社である某ゲーム会社にて

うつ病を患いました。

希死念慮による自傷行為不眠、といったのが主な症状でした。

 

これに至った経緯としては、デバッガーを経てCSを経験し、初めてディレクター兼プランナーとして参画したチームでの仕事がきっかけでした。

 

過労死を引き合いに出すほど残業があったかといえば、

・平日は終電まで残業

・土日祝日は休み

といった比較的この業界ではホワイトな部類かと思います。

 

ただし、アルバイト契約であるにも関わらず、

毎日プロデューサーから売り上げを詰められ、

ロクに仕様書も残っておらず、先輩プランナーのいないチームで、仕様に詳しいメンバーに相談するも

「企画職がそれを考えるのが仕事だろう」と一蹴され、孤立を深めました。

 

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また、体制にも大きく問題がありました。

 

・親会社のオフィス

プロデューサー

エンジニアメンバー

CSメンバー

・子会社のオフィス

ディレクター兼プランナーの自分

・中国子会社のオフィス

デバッグメンバー

・版権元他社

デザイン担当メンバー

 

といった体制で、僕はオフィスで独りきりで仕事をしていたので

親会社のプロデューサーは、運営タイトルの数字を大事にはしますが、自分の直属の部下ではない僕を管理する事はありません。

 

かといって、僕のオフィスの上司は僕の仕事状況を見ているわけじゃないので、せいぜい見ているのは成果と労働時間くらいのものです。

 

その結果、コミュニケーション不良を業務量でカバーしようと1年ほど頑張ったものの、うつ病を発症し、会社に行けなくなり、休職。

 

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休職から復職しても、問題が解決しているわけではなく、またすぐに出社困難になり退職となりました。

  

 

現代社会の働き方における身の守り方について

この問題って、派遣や業務委託でも同じような問題が起きるんじゃないか。

 

派遣先、出向先での働きぶりなんて

所属元がきちんと把握できている可能性は低いと思います。

 

指揮命令者は自身の会社の資産ではない人間だからこそ

扱いが雑になることも考えられます。

 

遂行できない業務量なら、本人からそう申し出るだろう。

そんな考えすらある可能性も、ビジネスライクに考えている人間だとあるかもしれません。

 

そうなった時、自分を守れるのは自分しかいません。

 

自分を追い込む道筋を立ててるのは環境かもしれませんが

そこに向かって歩いていくのは自分です。

 

その破滅に向かって歩みを進めないように、

一歩立ち止まって考えを巡らせることが大事だと思います。

 

もちろん、正常な判断が出来なくなってる事も往々にしております。

うつ病になった時の自分が正にそうだったので…。

だからこそ、自分の違和感に敏感になり、

自分にとって唯一無二の資産である

自分自身を大事にしなければいけないなと思います。

 

自分を守れるようになってから

今回の件は、あくまで僕自身が

そういった問題から脱することが出来た事もあり、

感じた部分が多々あります。

 

アルバイトでディレクター兼プランナーをやらされ、

30歳手前でうつ病になり、無職になる。

 

といったかなりエグい人生経験でしたが、

自分の限界が分かったことが大きな財産となりました。

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その後、フリーランスプランナーとして転職した先で

半年で正社員・プロデューサーになり、現在ではタイトルを2つ抱えて

年収も以前の倍になり、同業他社さんからもお誘いを受けるように。

 

そりゃまぁアルバイトと比べりゃ高くなって当たり前ですが、

あの頃の辛さはもうありません。それだけでも十分に良い勉強代になりました。

以前よりも忙しい働き方になったものの、

 

今も自分を守る働き方を心がけています。

 

無理はしない。体も心も健康が一番です。

昨日も体が重く、気持ちもちょっと乗り気ではなかったので、

出社せず、自宅から最低限の作業をして済ませました。

 

今日も眠れずに5時からこんなブログを書いているので、

もう今から出社して3時間ほど早く退社しようと思います(笑)

 

ひたすらに努力することが美学とされる日本ですが、

美しくなくたっていいじゃないですか。

 

自分を大事にして、仕事を楽しもう。

 

改めて、そう思える田端氏の発言だったと僕は思いました。