胃もたれ沢 吐瀉夫の日常

ソシャゲプロデューサーが好きなものや、日々のあれこれを書いたり、気になったサービス・製品のレビューをしたりしてます。

ネットで知り合った子の転職相談に乗った話

 

オッス!オラ吐瀉男!

昨日は、1年ほどの付き合いがある知り合いの転職相談に乗っていました。

インターネットで知り合った子なんですが、業界が近しく、仕事の話で盛り上がれることもあり、なんだかんだ月に1回ペースでご飯食べながら仕事の話をしたりする仲です。

そんな彼女が最近、転職に悩んでいるとのことで
自社で採用周りを担当して学んだ経験から、相談に乗った話を。

 

 

彼女はどんな人か

いわゆる制作会社に派遣されているWEBデザイナーなんですが、ここが凄いところで
彼女は職業訓練学校で勉強して未経験で今の会社で働いている。

採用面接をしていると、職業訓練学校を出てから受ける人は確かに多いですが、実務経験も無い、基本中の基本を押さえたレベルの人材が多いため、なかなかモノにならないのが個人的なイメージだったんですが、彼女はそこからキッチリとモノになっている。

そればかりか今ではチャレンジ系案件を派遣社員ながらメインで任されていて、今は社員化の話が来ているそうです。

大きなくくりで言えば僕と同じIT系、向こうは特にWEB特化ではあるものの近しい世界。
納期前は当たり前のように深夜まで働く彼女に好感と尊敬を感じました。

女性が苦手な吐瀉夫は女友達が出来た事が人生において一度もないため、これは結構衝撃的なことだったりします。

僕はブロガーらしからぬ考え方かもしれませんが、
「がむしゃらに働く事」に美学というか、感銘(?)を受けるタイプの人間で、
泥臭く頑張る人が好きです。(非効率なのはちと駄目ですが)

それもあって、男性的な働き方・思考と異なる女性が僕の周りには多かったので
女性の考え方等に共感し辛く、あまり仲良くなることも無かったのです。

よそはよそ、みたいな考え方で、どこか別の世界の人と思ってるような感じですね

食事は毎日コンビニ。社会に出て一度挫折した経験があるそうで、
自己評価がひたすら低く、しかし謙虚にひたむきな努力を続ける彼女は
今まで出会ったことのないタイプの女性でした。

何故転職したいのか

今後はWEBデザイナーではなく、フロントエンドエンジニアとして頑張りたいらしく、個人的も色々勉強をしている状態。

現在の会社の正社員化を蹴ってまで転職したいのは、今の会社ではレベルの高い案件が少なく、これからの時代に生き残るためのスキルを獲得出来そうにないから。

また、実力・経験不足のため、受けるかは迷っているが、憧れている個人事務所があるそうです。

転職に向けて何をしているのか

まずはポートフォリオサイトの作成、それと並行してフロントエンドの技術を独学ながら学んでいる状態。

ポートフォリオサイトが完成したため、転職エージェントに持ち込んで面談を一度したところらしい。

ちょっと困っているのが、WEB系の経験しかない、かつWEBでこれからも頑張りたいらしいのだが、担当のエージェントはそのあたりの知識が弱いのかWEB以外の案件も紹介してくるとのこと。

 

 

僕は何を話したか

自分の人材としての価値

この業界の現場で働く人達は自分の市場価値を知らない事があります。
特に、僕の様なスキルの見えない企画職はそれが顕著かも知れません。

企業側は安く雇えたらそれに越したことはないのですが、
人材不足も手伝って、タイミングと環境次第では結構な金額での契約を行うこともあります。

そういったケースも含め、派遣先が派遣元に自分一人に支払ってる金額がどのくらい異なるのか、同じレベルの人材でも単金が異なるケースなど、下記を含め話しました。

 

・派遣会社や開発会社が持っていく金額について、一人当たりの相場。

・転職エージェントが採用時に持っていく金額の相場。

・派遣社員を正社員化するのに派遣元に支払う金額の相場。

 

ここら辺の話をすると、自分の人材としての価値を更に知ることが出来ると思ったのでざっくり話した上で、僕の様な企画職と異なる明確なスキルを持った彼女の価値はそんな安いものじゃないと自信をつけてもらおうとアドバイス。

相手の立場になって物事を考えてみる

これは部下にもよく言うのですが、相手をコントロールするためにも、相手の立場で物事を考えて、「自分の要望に一番近い形になるように納得させる」ために話を進めることを伝えました。

例えば転職エージェントにしたってそうです。
先述の的違いな紹介は相手側の知識不足か、自身の説明不足かも知れません。

しかし、転職エージェントは採用にこぎつけたいのは間違いないです。

転職検討者一人にかける時間を減らして、成功報酬の低い会社に契約させるのと
転職検討者一人にかける時間を増やして、成功報酬の高い会社に契約させるのと
どちらを取るかは、それぞれかも知れませんが、かける時間が短い方が相手にとっても自分にとって良いのは間違いないです。

当たり前の話になってしまいますが、相手の知識不足が原因だった場合は
こちらから教育を施すような必要は無く(やりたいならやればいいですが)、簡潔に自分の希望をしっかりと伝えることが大事です。

相手の動きや思考を変えることは難しいですが、
自分の対応を変えることは可能です。
アプローチを変化させることで目的を達成するだけのことです。

物怖じをしてしまっては、自分も相手も幸せになれず、最悪の場合、適当な案件を紹介されかねないでしょう。

名刺を作ろうよ

また、彼女は派遣の業務だけでなく、副業でサイト作成案件などを行っていたので
そちらでも役に立つこともあり、まず名刺を作ることを勧めました。

さらに、気後れして受けずにまごついてる憧れの会社も受けることを勧めました。

今、実力が足りなくても、その会社を受ける際に名刺を渡せば、名刺交換が出来る。
このご時世、IT関連企業で名刺管理アプリを入れていない人はいないでしょう。
名刺管理アプリは現在、SNS化しているので、名刺交換をすれば、もしスキル不足で今回不採用だったとしても、名刺管理アプリで繋がることが出来ます。

名刺管理サービスのTVCMでもありますが、名刺で繋がることがかなりの価値があります。
さらに、その後の経験などを自分のプロフィールに追加していくことが出来るため、先方へのアピールにもなります。

※名刺アプリの宣伝記事みたくなったけどそうじゃないですw

自分の気持ちが原因で動けないのは折り合いをつけろ

彼女は何より自信のない子だったので、ロジカルに物事を考えるように伝えました。

何をすれば自分にプラスになり、何をしたらマイナスになるのか。

そこを最優先に考え、自分の気持ちがそこにそぐわないなら、感情をコントロールするべきだと。
自信が無いから、憧れの会社を受けられない?
いつになったら自信がつくのか。正解が分からないなら、答え合わせは早い方が良いだろう。
今、落ちても損は無いし、面接で貴重な話が聞けるかもしれない。
名刺を交換して、つながりが持てるかもしれない。

何もしないより、全てにおいて前向きだ。プラスしかない。
危機的状況に置かれているわけじゃないのなら、立ち止まる人間の方が危険だ。

そう彼女に言い聞かせ、背中を押しました。

 

話をしてみて

話をした後、彼女から

・お金を払って聞くような裏側の話をこんなにしてもらって助かった。

・たまに核心を突く正論に胸が痛くなったけど、やる気を出してもらえた。

・今まで二番目に凄い人だと思った(笑)

と大分、納得のいく話だったらしい感想を頂けたので、休日を一日潰した甲斐がありました。

今後、どう転ぶかは分かりませんが、僕自身も転職は常に検討しているため、彼女に言い聞かせたことを自分でもしっかりと実践し、お互いキャリアアップに励みたいと思っています。