胃もたれ沢 吐瀉夫の日常

ゲーム業界で働く社畜の僕が好きなものや、日々のあれこれを書いたり、気になったサービス・製品のレビューをしたりしてます。

部下との査定面談で泣きそうになった話

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オッス!オラ吐瀉夫!

先月配属されたチームにてリーダーをやることになったため、2018年下期の査定面談に出席することになりました。

僕は配属されたばかり。”今後のために”ということで、部下と元リーダーで行う査定面談に同席する形で参加することに。

まだ、全員の面談が終わったわけではないのですが、1人と面談して思うことがあり、そこから取り組みを始めたことの一部始終を綴ろうと思います。

部下との査定面談で泣きそうになった話

部下との査定面談で泣きそうになった話

そもそも、現在のチームを根本的に変えてほしいと頼まれて僕がリーダーを務めることになった経緯があります。

元リーダーは業務はめちゃくちゃ出来る方。ただしマネジメント経験が無く、マインド的にも組織より個に向かっているタイプ。

ほんで僕は業務が全然出来ません。まだ入社して日が浅いのもありますが、もともと成長速度そんな早くないんです。もうオッサンですし。

 

今働いている会社では、”人に責任は無い”と考える会社で、何か問題があれば、それはその問題の発生を許してしまう”仕組み”や”組織のあり方”が原因と捉える文化があります。

つまり、元リーダーが悪いということではなく、元リーダーが組織したチームでは伸ばせなかった部分を、新しいリーダーに任せて、異なる化学変化を起こしてみたいということです。

 

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ちなみに僕の加入以前から、チームはとても忙しい状況が年始から続いており、毎日が終電まで残業続き。職種的に意識の高い人が集まりづらい部署にも関わらず、”最後までやりきる”責任感を持った素晴らしいメンバー達で乗り切っていました。

本配属前のチームでは、一番仕事が出来て一番古株の社員が仕事をほっぽりだして帰ったりするところを見ていたので、僕はこの事にとても心打たれました。

 

なお、査定の基準となる個人個人に設定された目標は、本人が本気になれば達成できるように設定しています。

この目標は、いわゆる定常業務とは別で用意されたものなのですが、僕が本配属されたチームは忙しい業務状況でこれが達成できなくなったそうです。

そんなこんなで、同席した査定面談。会社創立時かつチーム発足時からいる古株のB先輩。

メンバーの中で一番クオリティーの高い業務内容が評価されているが、論理的思考や認識のすり合わせ等の進め方が甘く、なかなかリーダーポジションを任せられないということで、今回僕にリーダーポジションを奪われることになってしまった社員。

ただ、僕めちゃくちゃB先輩大好きなんです。毎日涙が出るほど二人でふざけて笑って仕事してるし、仕事の教え方は丁寧だし、ゲームの趣味は合うしで、本当に良い人。

 

こんな僕と仲良くしてくれるし、そのおかげでチームからも「こんなに数日で馴染んだ人初めて」と言ってもらえるほど、人見知りな僕も素で接することが出来るようになったんですよね。マジでB先輩のおかげ。

 

確かに詰めの甘い部分はあるが、目標を達成できなかったのはB先輩のせいじゃない。

異常なまでに膨らんだ業務状況に対しての抜本的解決を行わず、現体制で半年近くも無理矢理業務遂行させたことが影響だと僕は思う。

 

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残業しなきゃ対応出来ないまでに膨らんだ定常業務を対応せざるをえない状況。それを解決するのは組織を指揮する立場の人間の仕事。

 

部下が本気を出せば目標を達成出来ると信じたのなら、上司は部下が「本気を出せる環境」を作ってあげなければいけない。

もしくはその環境づくりを本人たちが出来るように、サポートしていくべきだろう。

形骸化した各業務の”やる・やら(ない)”を決め、効率化や品質向上の仕組み化など。

 

そういったことを放置した結果だと思うと、B先輩に対して申し訳ないと言うか、なんでもっと評価してもらえないのだろうか、と涙が目に浮かんできた。

幸い、評価を伝えてる元リーダーと話し込んでいてB先輩はこちらに目を向けていなかったので、眼鏡を外して目の疲れを取るふりして目を揉んで誤魔化した。

 

この時、僕はこれからのチームを組織する方向を見定めました。

まずは定常業務がある程度膨らんでも問題なく対応できるよう効率化する。

そして全メンバー個人の目標を内包したものをチーム目標とする。

そこから普段の定常業務を終えた後に個人目標として設定するミッションを進める時間を作る。

また、尻に火をつけるためにも各メンバーの個人目標にマイルストーンを設け、進捗を細かくチェック。半期毎に出来た・出来なかったを見るのではなく、それを達成出来るようにリーダーがしっかりと見ていく。

全員の個人目標の達成がチーム目標(リーダーの目標)の達成となるようにすることで、リーダーも本気で向き合う環境にする。

 

誰一人こぼさず拾っていく。

きちんと頑張れる環境を作り、頑張りが評価され、本人も成長できる。

そんなチームを絶対に作る覚悟を持って、皆と幸せになりたいなと。

 

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ちなみに、パンパンな業務にするつもりはなく、今以上に穏やかで息抜きが出来る時間もしっかり作ろうと思っています。

だって、前チームでは皆もっと休んでたのに、今のチームのメンバーはトイレ休憩とお昼休み以外はずっと仕事してるんだもん…。

人間の集中力はそんなに続かない。何なら僕はもっと続かない。5分とかでふざけちゃう。

 

なので、まずは2ヶ月かけて業務効率化や無駄の排除に全力で取り組みます。

入社直後、本配属直後から組織・業務における各運用にダメ出ししまくってた面倒くさい新人だったと思われていたことでしょう(笑)

でも実際、更新されてないコンフルとか無駄ですし、更新・運用がやりづらいものを使うくらいなら、スプレッドシート等で更新と運用がシームレスに行える資料にすべき。

 

新人の入社予定がないのに、研修資料を最適化するくらいなら、今のアウトプットの品質を高めたり、成果につながるものに時間を割くべき。

そもそもゲーム運営なんて1年先、同じタイトルが続いてるかなんて分からないんだから。

(普段の業務工数にバッファを持たせれば、必要に迫られた時にそういった資料は数日で用意できるので)

 

という感じで色々と決意と計画をイメージしながら、既にミーティング時間・機会の最適化を実施中。

また、後からやってきた僕がゴリ押しで、既存のあり方を変えるのは良くないし、そもそも強制するだけじゃ何も変わらない。

 

ということで、メンバーを集めてミーティング。

「皆さんのことが大好きです。」

そう、伝えた上で「もっと凄いこと出来るぜ!ワクワクしてんだ俺!」とこれからのビジョンをざっくり共有。

 

僕はファシリテートはするけど、何が問題なのか、何を解決すべきなのか、そのためのアプローチは何が良いのかを全てメンバーに考えてもらって、”自分で考えて、自分で解決する”ことにしてもらいました。

 

もちろん、僕の中ではある程度イメージはあるので、意見が出づらかったりした時は誘導したりするものの、僕を超える素晴らしいアイデアを出してくれたり、凄い熱量で応えてくれるメンバー達に感動。

 

今まで、「従来の仕事をただやるだけ」という思考停止状態だったところから、「自分がやりたいと思ったことをやる」という試行錯誤を楽しめる状態になったことで、メンバーが活き活きとしてるのが嬉しくなってきました。

 

本当にこれからが楽しみだぜ…!

月曜が憂鬱じゃないって素晴らしい!

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