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ゲーム業界で働く社畜の僕が好きなものや、日々のあれこれを書いたり、気になったサービス・製品のレビューをしたりしてます。

ライブハウスに行くのを辞めてたけどHyugaのライブを見に行った【8/2福岡OP's】

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オッス!オラ吐瀉夫!

知ってる人は知ってるかもですが、僕はパンクキッズなんですよ。

下手くそでしたが20代半ばまでバンドをやったりも。

日本が誇るハードコアパンクバンドFC-FIVEがツアーで地元に来た時に出させてもらったのが自慢です。

そんな僕も徐々にいい年になりましたが、たまにライブハウスには行ってたんです。

それが2022年仲の良かったバンドマンの訃報を聞き、あまりにも悲しくてライブハウスに行けなくなってました。

それから2年、いろんな音楽を聞く僕ですが最近は特に日本のバンドや音楽を聞くようになりました。

洋楽厨だった自分が偶然見つけたバンド。

それがRocket of the Bulldogs。

特に刺さったのがこの曲。


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まだまだ若い20歳そこそこあたりの少年達がこんな音楽をやるなんて。

衝撃だった。日本一だと思った。

日本語の歌詞を歌うバンドに心を掴まれるなんて思わなかった。

しかし、僕がこの曲を知った時、既にRocket of the Bulldogsは解散していた。

なんとか音源を1枚購入して、それきりだった。

そこから日本語の歌詞に惹かれて、Bachoやandprotectorを経由して、GADOROや般若といったヒップホップへ傾倒していった。

言葉の素晴らしさを知り、小説もよく読むようになった。

そしてそこから海外のEMO‐RAPを知り、さらに発展してスポークン・ワードというジャンルを知りHOTELBOOKSという海外のアーティストにハマった。


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スポークン・ワードカッコよすぎる!となった自分はEnvyを思い出した。

あれもある種スポークン・ワードだったなぁと。

現在の若いアーティストだとMOROHAという日本のスポークン・ワードスタイルのラッパーも知った。

そして去年、Rocket of the Bulldogsのヴォーカルがソロでスポークン・ワードをやってることを知った。

この一連の流れの始まりの彼がスポークン・ワードをやっていた。

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バンドサウンドに囚われない美しい楽曲との調和に心打たれた。

もちろん先述の「暁闇をつけ」は紛れもない個人的日本ナンバーワン楽曲だ。

しかし、Envyのような叙情的な雰囲気のある楽曲も多くて、MOROHAより刺さった。

そんな彼が今回福岡に来るということをTwitterで知った。X?知らん。

早速メールを送り、チケットを予約した。

亡くなったバンド仲間を思い出し、悲しくなりライブハウスから遠ざかってた自分に変わるきっかけを与えてくれる。

Hyugaはそんな存在だと思えたから。

まさかの残業でしんどかったが、オフィスの直ぐ側のライブハウスだったので途中抜けして見に行った。

しかもCD買うつもりだったのに現金忘れて、オフィスに戻ったから再入場ワンドリンク代取られたよね。

ドリンク飲まないからドリンクチケット(ピック)が溜まってゆく

肝心のライブは最高だった。

もちろん、スポークン・ワードだしノリづらいと感じる部分もあった。

ただ、歌と言葉と感情が伝わる。

エモーショナルでパッショネイトなライブだった。

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「人を想うことが全てに繋がる」

自分が仕事で一番大事にしてることと同じだった。

なんだか肯定してもらえたようで嬉しかった。

ライブハウスにまた来てよかった。

ここでもう両目は表面張力でいっぱいの涙を押し込んでた。

そして26。

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「思い描いていた未来じゃないけど

あなたに出会えて良かったです」

まんま今の自分の感情で、涙が溢れた。

決して売れ線の曲でもない、キャッチーでもない、かっこよくもない。

でもただただ真摯で、まっすぐにみっともなくひたすら素直な言葉を紡ぐ。

そんな彼の音楽に出会えて良かったと思った。

日本で、スポークン・ワードを、彼がやってくれていて、良かったと思った。

もっともっとエモーショナルな心を揺れ動かす音楽をこれからもやってくれることに期待してます。

戦利品

Hyugaのライブが終わり、音源欲しかったのでCDを購入。

応援もしたかったからTシャツとキーリング的なものを購入したら、ポスターにサインまでしてくれた。感謝。

僕は尊敬してる人や好きな人ほど距離を取るタイプなので、会話もそこそこに退散して仕事へ戻った。

でっかw

仕事に戻り、誰もいないオフィスでTシャツのサイズ感を確かめるとワイシャツ彼女感のあるサイズだった。

やっと買えました!

先ほど帰宅したので、早速アルバムをPCに取り込み、スマホに転送した。

これからたくさん聞きこませてもらいますね。

こういうの良いね

そして袋に印字されたHyugaのロゴ、なんかいいね。

できるだけ大事に取っておきます。

これからも福岡に来た時は見に行かせてもらいます。

また、ライブハウスに足を踏み出せる勇気をくれてありがとう。