どうも!オラ吐瀉夫!
最近、どうにもこうにも胃が重い日が続いています。胃もたれ沢吐瀉夫なのに、今回は食べ過ぎではなく、どうやら思考の「キャパオーバー」が原因のようです。
僕はいま、人生の重要な分岐点に立たされていて、合理的な「未来への戦略」と、非合理的な「今への情熱」が、胃の中でぶつかり合っている状態なんですね。今日の記事は、僕の頭の中の葛藤を、いつもの日記スタイルで赤裸々に綴っていきます。キャリアの悩みは尽きませんが、これを読んでいるあなたの選択にも、何かヒントがあれば幸いです。
停滞した本業と、将来の不安を払拭するための戦略的キャリア構築
僕の長期的な目標は、50代以降も特定の場所に縛られず、自分のペースで仕事を選べる「自由な働き方」を確立することです。そのためには、今いる地方でも価値を発揮できる、個人として市場価値の高い「ブランド」を築くことが必須だと考えています。
開発会社の拠点代表だが、キャリアは停滞中
現在の僕の立場を説明すると、数年前にスマホ向けのゲーム会社で事業所立ち上げを任され、その事業所の代表を務めています。聞くと立派に聞こえますが、実態は違います。
僕のこれまでのキャリアは、現場で泥水をすすってきました。特に、未経験から入ったゲーム業界で、3年半でソーシャルゲームのプロデューサーにまで駆け上がった過去は、僕の大きな自負です。その時培った実行力と推進力で、その後にいくつかの会社から声をかけられ転職をし、今の事業所を立ち上げました。
しかし、正直に言って、直近この5年ほど、この本業では「何も新しいことができていない」状態が続いています。立ち上げというミッションは終え、今はルーティンに。このままでは、50代で市場から必要とされない「終わった人」になってしまうという強い危機感があります。
元上司と元部下から見えた「保険」の必要性
僕がこの「停滞」を打破するために、本格的に「戦略」を意識し始めたのは、夏の元上司(社長)とのキャリア相談と、10月の元部下(年商2000万フリーランス)との会話が発端です。
夏に、メンターである元上司から「一度大手コンサルティングファーム行ってみたら?」と漠然と勧められた時、僕は正直「何を言ってるんだ?」と戸惑いました。泥臭い現場上がりの僕には、コンサルの華やかさが遠い世界の出来事だったからです。
しかし、10月にフリーになって6年目の元部下(陽キャでギャル)にも話を聞いてみようと思って話したところ年商2000万超えていてビックリしたのですが、そもそもの内情を聞くと自分でも通用しそうだと思ったし「吐瀉夫さんの技術的能力は通用するから、独立してみたら?」という言葉を受け、僕に足りないのは実行力ではなく、「案件を獲得するための営業力(実績含む)」だと感じました。
コミュ強でもギャルでもないおじさんの僕が案件を掴むには絶対的に必要だと。
元上司のコンサル提案は、単なるキャリアアップではなく、「営業力と実績」という最大のリスクをカバーする「保険」だったのだと、ようやく腹落ちしたわけです。コンサルで1~2年働き、体系化された知識と、そのファームの持つ「ブランド力」を手に入れる。これが、僕の頭が導いた、50代以降の自由を確実にするための戦略的な最適解です。
コンサルティングファームでは、情報の抜け漏れなく整理する「構造化思考」(ロジカルシンキング)など、あらゆる問題に対応できる普遍的なスキルが徹底的に身につくとされています(引用元1、引用元2)。これを獲得すれば、僕の市場価値は盤石になるはずです。
これが、僕の「頭が導いた、冷静沈着な戦略」です。
「今すぐ独立」は死を意味するかもしれない情熱(笑)
頭では「戦略」が最善だと分かっているのに、心臓が言うことを聞いてくれないんです。「そんな悠長なこと言ってる場合か!」って、僕の中の情熱的な部分が叫んでいます。
エンタメコンテンツ制作の波と多すぎる副業の誘い
僕が今、本気でやりたいと思っているのは、現在、急速に市場が拡大している特定のエンタメコンテンツ制作や、個人でのクリエイティブな活動です。
特に現在、僕は3年ほど新興分野におけるエンタメコンテンツ制作のディレクションを副業で続けています。その実績が評価され、そこから新しい副業案件の依頼が多数来ている状態です。さらに、元同僚が副業で参加している会社から、インディーゲーム制作のお手伝いの話まで舞い込んできています。
これらの話は、僕が心からやりたい「コンテンツ制作の波」が今、目の前に来ている証拠です。コンサルで「保険」を積んでいる間に、この爆発的なムーブメントに乗り遅れてしまうのではないか?
しかし、これらの副業案件を全て受けて、今の本業と両立させようとしたら、正直、死んでしまいそうなくらい忙しくなりそうなんです。文字通り、キャパオーバーで胃もたれを通り越して胃に穴が開きそうです。だから、「今すぐ独立して、これらの情熱的な案件に本業として専念する」という非合理な選択肢が、強く頭をよぎるんです。
体系的な知識よりも「現場で成果を出す実行力」という自負
フリーランスとして道を切り拓くには、失敗を恐れず新しいことに挑戦し、アイデアを具体化する行動力が不可欠です(引用元4)。
僕のこれまでのキャリアで培った、「困難な状況下で、目標に向けてチームを動かし、確実に結果を出す実行力」は、ハイクラスのフリーランスに求められる「短期間でプロジェクトを推進する実行力」そのものです(引用元3)。
この実行力と、今来ている「旬」の波を信じて、安定した「保険」よりも、今の「情熱」を信じたいという、非合理な本心が捨てきれないんです。
戦略と情熱の板挟み。僕の出すべき結論は?
今の僕は、まさにこの「戦略的な最適解(大手ファーム転職)」と「非合理的な本心(今すぐ独立)」の間に、身動きが取れない状態でいます。
どちらの道も、メリットとデメリットがあります。
| 選択肢 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 戦略(ファーム転職) | 体系的な知識の獲得、圧倒的なブランド力、営業力の強化、将来の選択肢の盤石化 | コンテンツ制作の"旬"を逃すリスク、自由になるまでの時間が長期化する |
| 情熱(今すぐ独立) | やりたいことに今すぐ挑戦、モチベーション最高潮、経験が市場価値に直結、多忙すぎる副業から解放 | 将来への保険がない状態でのスタート、知識の体系化は自力で必要、案件獲得が不安定になるリスク |
理屈で考えれば、間違いなく前者の「戦略」です。しかし、僕は「あの時、熱かったのに動かなかった」という後悔を抱えたまま、残りのキャリアを歩みたくはありません。
人生は一度きり。胃もたれを気にするあまり、本当に食べたかったものを諦めるのは、僕のモットーに反します。
今はまだ、結論を出さず、この葛藤を燃料に、日々の仕事と自己研鑽を続けています。この迷いの先にこそ、僕らしい次のステージがあると信じて。
あなたなら、この「戦略」と「情熱」の板挟みで、どんな結論を出しますか?ぜひ、コメント頂けたら嬉しいです。
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