どうも!オラ吐瀉夫!
いやー、皆さん。ガジェット買ってますか?
僕はね、買ってますよ。ええ、相変わらず。「これがあれば僕のクリエイティブライフは完璧になる!」といういつもの幻想を抱いてね。
というわけで今日は、僕が昨年意気揚々と購入した2台のChromebookについて、半年以上使い倒した結果どうなったのか、赤裸々にお話ししたいと思います。
結論から言うと、「高い方のChromebook Plus、ほぼ使わなくなったわ」という悲しいお話です(笑)。
え?なんで?Chromebook Plusってすごいいいやつなんでしょ?って思うじゃないですか。僕もそう思ってましたよ。あの頃は……(遠い目)。
昔ね、張り切って買った高級なペンタブレットが、最終的にカップラーメンの蓋をおさえる重りになっていたあの日の記憶がフラッシュバックしますねww
- 夢見て買った「Chromebook Plus CM34 Flip」と、ついで買いの「CM30 Detachable」
- 誤算!期待の星「Chromebook Plus」がクリスタで輝けなかった件
- 結局、軽量な「CM30 Detachable」が最強の相棒だった
- 結論:Chromebook Plusは誰に向けた端末なのか?
夢見て買った「Chromebook Plus CM34 Flip」と、ついで買いの「CM30 Detachable」

まずは僕が購入した
この2台の愛機たちを紹介しましょう。

1台目は、昨年7月に購入したASUS Chromebook Plus CM34 Flip (CM3401)。
これね、発表された時に震えましたよ。「Chromebook Plus」という、Googleが定めた一定のスペック基準を満たしたパワフルなモデルです。
- CPUはパワフルなRyzen様を搭載
- メモリもストレージも余裕しゃくしゃく
- タッチ液晶で、なんとUSIペンが本体に内蔵できる!
ちなみに僕のはRyzen 3搭載モデル。
「これだ!」と思いましたね。僕、仕事で漫画制作スタジオの案件とかもやってるんで、「ついにCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)がまともに動く液タブ一体型Chromebookが出たぞ!」って小躍りしたもんです。

そしてもう1台が、その3ヶ月前の4月に購入したASUS Chromebook CM30 Detachable (CM3001)。
レビューはこっちでも書いてます。
こっちはね、まあ言ってみればプライベート出歩き用のガジェットです。キーボードが取り外せてタブレットにもなる、いわゆるデタッチャブルタイプ。スペックはそこそこだけど(メモリ8GBモデル)、1キロ程度で軽くて持ち運びに良さそうだなーくらいの気持ちでした。
ただ、外でもガッツリ仕事がしたくなりまして…。
当時の僕の脳内計画では、こんな感じでした。
- CM34 Flip (Plus):自宅やカフェでガッツリお絵描き&クリエイティブ作業用メイン機!最強!
- CM30 Detachable:電車移動中とか、ちょっとしたテキスト打ち用のサブ機。可愛いトイプードル的なポジション。
完璧な布陣のはずでした。ええ、はずだったんですww
誤算!期待の星「Chromebook Plus」がクリスタで輝けなかった件

さて、ここからが本題であり、悲劇の始まりです。
意気揚々とChromebook Plus CM34 Flipを開封し、速攻でAndroid版クリスタをインストールしました。さあ、僕の神絵師への道がここから始まる……!
……あれ??
仕事で漫画制作スタジオの案件があるため、クリップスタジオを本格的に使えると思っていたのだけど…原稿データの取り扱いがやりづらい。cmcファイルをどうやらストレージから直接開けないようで…。
ファイルを[Clip Studio]フォルダ配下に移動して、[ストレージから開く]ではなくファイルピッカー上で選択する
親フォルダを参照先に追加して、[ストレージから開く]ではなくファイルピッカー上で選択する
みたいなことしなきゃいけないようで、かなり使い勝手が悪い。
また、スタジオモードで使用してもWindows版とレイアウトが異なるため違和感が残る…。
Googleさん!「Chromebook Plusならクリエイティブな作業も快適!」みたいにアピールしてたじゃないですかー!やだー!(泣)
Chromebook Plus の特長
以前の Chromebook の 2 倍の処理能力*。Google フォトのマジック消しゴムなどの高度なアプリも使用できます。Adobe Photoshop**(Web 版)や Adobe Express** で魅力的なビジュアルを作成したり、LumaFusion** で動画を編集したりできます。
引用元:Chromebook Plus - Google Chromebooks
まあ、Photoshop(Web版)とか動画編集はいけるのかもしれませんが、ガチの漫画制作ソフトであるクリスタをネイティブアプリ並みに動かすのは、まだ荷が重かったようです。
何故ならメモリ32GBの自分のWindowsPCでクリスタだけ使っててもメモリ80%以上を食うくらい重いんですよ原稿…。
背景は3Dデータだし、フルカラーだからレイヤーの数も50枚以上あるし、原稿サイズも1Pあたり縦2万ピクセル超える縦長のスクロール漫画だし…。
結局、「出先で重い作業をどうしてもしたいなら、WindowsノートPCを持っていくしかない」という、元も子もない結論に至りました。だってCM34 Flipじゃ出来ないんだもん。
じゃあ、CM34 Flipは何に使えばいいの?

こうなると、CM34 Flipの立ち位置が非常に微妙になります。
「まあ、画面もそこそこデカいし、リモートデスクトップで自宅のハイスペックWindows母艦に繋げば最強じゃね?」
一瞬そう思いました。確かにChromeリモートデスクトップとか使えば、重い作業もなんとかなります。
でもね、冷静に考えてみてください。
それ、普通のWindowsノートPCでも出来るよね?

わざわざChromebook Plusを持ち運んでリモートデスクトップする理由がないんですよ。WindowsノートPCなら、いざとなればローカルでも作業できるし。
唯一の利点は「タッチ液晶でペン内蔵」ってことくらいですが、原稿の赤入れ程度ならともかく、ガッツリ描けないなら魅力半減です。
「それならWindowsノートPCと、少しかさばるけどWacom One 13 Touchあたりを持ち運んだほうが、デュアルモニタにもなるし確実じゃね?」という思考に至り、CM34 Flipは完全に「帯に短し襷に長し」な、厄介な端末になってしまったのですww
結局、軽量な「CM30 Detachable」が最強の相棒だった

そんな失意の中で、ふと横を見ると、ついで買いした「CM30 Detachable」がこっちを見てるわけです。
「ご主人様、僕はどうですか?」みたいな顔して(幻覚)。
使ってみるとね、これがもう、最高なんですよ。
とにかく軽い! これに尽きます。
CM34 Flipはずっしり重いんですが、CM30はキーボード外せばただのタブレットだし、付けても全然苦にならない重さ。カバンにスッと入る。
ブログの下書きとか、メール返信とか、調べ物とか、いわゆる「軽作業」ならスペックも十分すぎるほどです。
「でも、吐瀉夫さん、それじゃ重い作業できないじゃないですか」
フッフッフ、甘いですね。そこで伝家の宝刀「リモートデスクトップ」ですよ!
画面は小さいですよ?確かに小さい。でもね、出先で緊急でPhotoshopいじらなきゃいけない時とか、自宅のPCを遠隔操作すれば事足りるんです。どうせがっつり作業するなら家に帰るし。
つまり、僕の運用スタイルはこうなりました。
- メインの持ち運び機:ASUS Chromebook CM30 Detachable
(基本はこれでOK。困ったらリモートデスクトップ召喚) - 自宅のインテリア兼たまに動画見る用:ASUS Chromebook Plus CM34 Flip
(高かったのになぁ……)
なんという皮肉!スペックが低い方がメイン機になるなんて!
これが「機動力こそ正義」というやつですね。インターネット老人会の皆さんも、腰痛持ちには軽さが一番だって知ってるでしょう?(笑)
結論:Chromebook Plusは誰に向けた端末なのか?
というわけで、半年以上の検証の結果、僕は「ハイスペックなChromebook Plus」よりも「軽量で普通のChromebook」を選ぶ体になってしまいました。
誤解しないでほしいのは、CM34 Flipが悪い端末ってわけじゃないんです。モノはすごく良い。質感も高いし、Ryzenは速い。
ただ、「クリスタでガチお絵描き」を夢見ると火傷するというだけです。
あ、でも1枚絵とかなら大丈夫かもしれないです。ページ数の多いマンガかつフルカラー作品だと原稿が1Pでもどんどん重くなっちゃうってだけで…。
あとはAndroidアプリのゲームを大画面で快適にやりたいとか、ブラウザベースの作業がめちゃくちゃ多いとか、そういう人には「Plus」のパワーが活きると思います。
でも僕みたいに、「Windowsの代わり」を求めてChromebook Plusを買うと、ちょっと幸せになれないかもしれませんね。
結局、ガジェット選びって「何ができるか(スペック)」じゃなくて「自分が何をするか(用途)」が大事なんだなぁと、改めて痛感した吐瀉夫でした。
さーて、埃をかぶってるCM34 Flipで、今日はYouTubeでも見ようかな!最強のYouTube視聴マシーンだぜ!ww
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!アディオス!

