オッス!オラ吐瀉夫!
オラはゲーム業界で働くサラリーマン企画職!
5月に「フォロワーさんのゲーム業界人にインタビューしてみたい欲が湧いている」というツイートをしてねこまるさんにインタビューしたんですが
今回は、ゲーム開発に力を入れているSTARDUST合同会社を立ち上げた川合佑輔さんに色々話を聞いてみました!
STARDUST合同会社は受託・自社でのスマホ/コンシューマゲーム開発や、音声作品・美少女ゲーム制作などを行っていて、川合さんはその代表社員。
特に目を引くのが「日本全国どこに住んでいてもOK」という、リモートワークメインのゲーム開発会社ということ。
僕は川合さんがSTARDUST合同会社を立ち上げる前からTwitterで繋がっていて、北海道という地から東京に移り、フリーランスとして仕事を始め、さらにそこからSTARDUST合同会社を立ち上げていく様をずっと見ていました。
今回、ZOOMとはなりますが、初めて顔を合わせて、川合さん本人の事やSTARDUST合同会社について、貴重な話を聞かせていただけたので興味のある方は是非見ていってくださいな。
これまでの経歴について
はじめまして。川合さん。
こうやって、顔を合わせるのは初めてなので照れますねw
最初に、川合さんのこれまでの経歴をお話いただけますか?
はじめまして。胃もたれ沢さん。
STARDUST合同会社 代表社員 川合 佑輔です。
子供の頃から、北海道の田舎町出身ということもあり、娯楽があまりありませんでした。
ゲームばっかりやってたので、漠然とゲームに関わる仕事をしたいと思っていました。
そこで札幌のゲーム専門学校に入学。
プランナー専攻在学中のインターンシップで札幌のゲーム開発会社にお世話になり、そのまま卒業と同時に入社しました。
プランナーとして、コンシューマ、アーケード、ソーシャルゲームの開発・運営を2007年から2014年まで経験しました。
顔怖いけど…
声、かっこよ!
専門学校卒業だったんですね。
そしてコンシューマ、ソーシャルゲームだけじゃなく、アーケードまでも経験されてるなんて珍しいですね。
そうですね。色々な経験を積ませてもらいました。
IPモノが多かったんですが、オリジナルのソーシャルゲームを担当していた時が、色々自由にやれて一番楽しかったですね。
ああ、分かります(笑)
IPモノはどうしても監修など入りますし、スケジュールもそれを想定しなければいけないですし、大変ですよね。
その開発会社に2014年までの7年間勤められた後は?
別のゲーム開発会社に転職しました。
ただ、この会社の体質が合わず、3ヶ月で退職することになりました。
体育会系というか、強い命令口調で指示される現場で衝撃を受けましたね(笑)
体質や文化の違いによる問題はこの業界に多いですよね。
川合さんのように7年の経験を積んでいても、面食らうのは相当でしょうね。
自分も最短1ヶ月で辞めたことがあります(笑)
その後はどちらへ行かれたんですか?
マジで会社によって全然環境が変わるんですよね…。
自分も5社ほど経験してるけど、まるで違いすぎて、他社でバリバリに活躍していても、他の会社では通用しないとか、全然あります。
その後は札幌のゲーム開発会社で転職活動を行ったものの採用とまでは行かず、別業界に行こうにも未経験となるため、採用されませんでした。
そのため、札幌を離れて親のツテで産業廃棄物処理業の仕事に就くことにしました。
一気にガラリと環境が変わられたんですね。
なかなかな変化だと思いますが、どうでしたか?
そうですね。2015年から1年間働いたんですが、いわゆるガテン系の気質が合わず、更には身体を酷使するため、心身ともにボロボロになっていきましたね。
そんな中、テレビを見ていると偶然、自分が以前担当していたゲームで取り扱ったIPのアニメを見かけ、「俺は何をやっているんだ?」という感情が沸き起こりました。
ここでゲーム業界に戻ることを決意しました。
そうだったんですね…。大変な環境だったんですね。
しかしながら、偶然とはいえゲーム、アニメに力をもらったということですね。
はい、その後は札幌にまた戻り、2016年に別のソーシャルゲーム開発会社に入社しました。
おお、無事に転職されたんですね。良かったです。
そこではどのような感じだったんですか?
ブラウザゲームやスマートフォンゲームの運営ディレクター・プランナーを担当しました。
ただ、会社の方針がブロックチェーンゲームに転換したり、会社自体が裁判沙汰のトラブルを抱えたりするなどして、不信感が募り、退職することにしました。
なるほど、せっかくゲーム業界にカムバックするも、会社自体の変化に苦労されたんですね…。
個人的にもブロックチェーンゲームはまだまだ不安がありますね。
その後はどうされたんですか?
もう札幌の割りと大きいゲーム開発会社は経験し尽くしていたので、次のステップとして東京に行き、フリーランスプランナーとして働くことにしました。
2019年の事になりますね。
スマートフォン、アーケード、コンシューマのゲーム開発に携わりました。
おお、また幅広く色々やられたんですね。
どういうモチベーションで東京に向かわれ、仕事をしていたんですか?
もう一度、コンシューマゲームを作りたかった。
その気持ちが強かったですね。
ただ、フリーランスだとどうしても仕事を受けづらくて、法人化する事を決めました。
そこで2020年にSTARDUST合同会社を設立しました。
現在の仕事について
ではSTARDUST合同会社の代表社員となった川合さんの現在の業務内容を教えてください。
経営者兼プロデューサー兼ディレクターをしています。
具体的には、自社開発のゲーム・音声作品のプロデュース・ディレクションをやりつつ、スタッフのマネジメントや自社の営業、総務、人事領域の業務を行っています。
本当に広く色々とやられているんですね。
現在はどのくらいの規模の会社なんですか?
今は自分を除くと4名の従業員がいて、平均年齢は30代前半といったところです。
自分が以前勤めていたベンチャー企業の立ち上げ時期を思い出します。
規模が小さいうちは人を集めるのも苦労しますよね。
基本的にどうやって採用されてるんですか?
基本はSNSで声を掛けたり、求人からの応募といったところですね。
苦労話は…(笑)
本当にしんどい苦労話を聞いてしまったのですが、笑い話に出来る自信がないので割愛いたします(汗)
川合さんが情に厚い良い人なんだということが分かりました…!
(よし、話を戻そう)最近、SNSからの採用もよく聞くようになりましたね。
能力や思考などが発信できる環境ですし、良いアピールの場だなと感じています。
僕のアカウント見ても絶対にお声はかからないですが!
思い出に残っている仕事について
これまでゲーム業界で働いてきた中で、思い出に残っている仕事は何かありますか?
そうですね…。
キッズ向けアーケードゲームの開発ですね。
なお、このシリーズは今も続いているものです。
初めてアーケードゲームの開発に携わったタイトルでもあります。
アニメ放送と連動していて、サービスの開始から数カ月後にプロジェクトにジョインしました。
ポジションはリードプランナーでした。
なるほど、アーケードゲームといっても、アニメと連動するなら運営型ゲームでもあるわけですね。
そうですね。ソーシャルゲームの運営と、コンシューマゲーム開発を組み合わせたような開発サイクルとなっていて、2ヶ月単位で次のVerをリリースするといったものです。
このバージョンアップで、クライアントが求めることを可能な限り実現して、なおかつリリースに間に合わせなければいけないので、かなり苦労しました。
アニメ放送スケジュールと連動しているので、リリースの遅延は絶対に許されませんでした。
考えるだけでもしんどそうですね…。
スマホゲームでも、運営ラインと機能開発ラインが分かれて、機能開発ラインが2~3ヶ月起きにバージョンアップする流れと似ていますね。
ただし、川合さんが担当したアーケードゲームでは、毎回それに遅延が許されない&クライアントの要望の大きさ次第ではデスマーチ確定っていう…
確かに苦労は多かったです(笑)
土日の出社や残業も多かったんですが、結果としては良かったですね。
自分も好きなタイトルだったので、とてもやりがいを感じて仕事をすることができましたね。
ゲームコーナーでお子様が楽しんでプレイしている姿をみると苦労が報われます。
ああ~それ良いですね。自分も外で自分が担当したタイトルをプレイしてる人見かけると嬉しいですが、小さい子供がやってくれるのは余計に嬉しいかも。
最近は働き方改革で、だいぶ働き方も変わってきたので、休日出社や過度な残業も減りましたが、あれはあれで乗り越えた時の達成感もありますね。
今後の目標や方針
話は変わりますが今後、
どのような目標やビジョンを持たれていますか?
私個人というより、STARDUSTとしての話になりますが、STARDUSTオリジナルの作品を世に出していきたいです。
これはゲームに限ったものではなく、アプリやWebコンテンツなどで独自性があるものを作り、「STARDUSTにしか出来ないこと」を増やしていきたいです。
なるほど、そういったオリジナル作品についてですが、どのように方向性を決められていくんですか?
なるべくメンバーの意見を反映していきたいと思います。
プラットフォームの選定もそうですし、どんなゲームを作りたいか等も、ですね。
私自身は、今後は得意なマネジメントに専念したいと考えています。
自分は裏方に回って、一緒に働く仲間達が輝けるSTARDUSTオリジナル作品を作っていきたいと思っています。
なるほど!自社チームでのゲーム作りを支援していきたいんですね。自分もマネジメント適性が高いようなので、川合さんのような働き方に少し憧れがあります。
このように積極的にモノ作りをしていく姿勢をもったSTARDUSTさんのこれからの成長の期待しています!
では最後に川合さんから、お伝えしたいことがあれば。
STARDUSTではゲーム制作スタッフを募集しています。
リモートワークを主軸にしておりますので、日本全国どこに住んでいてもOKです。
全国からのご応募をお待ちしております。募集職種は以下になります。
【急募】
・キャラクターモデリングアーティスト
・エンバイロメントアーティスト
・ゲームデザイナー
【随時募集中】
・プログラマー
・3Dアニメーター
・UIアーティスト
・テクニカルアーティスト
■業務内容
自社開発及び他社様の開発サポート業務を行っていただきます。
開発支援業務の比重が大きいため、幅広く対応できる方が望ましいです。
詳細については以下のURLをご確認ください。
RECRUIT - STARDUST合同会社
今回、色々な話を聞かせて頂き、川合さんのゲームへの情熱や、一緒に働く仲間への思いなどを感じ取ることが出来ました。
僕もいつかSTARDUSTさんのお世話になるかも知れませんが、その時はよろしくお願いいたします!(笑)
興味がある方は、川合さんのTwitterも確認してみてね!
記事を気に入ってくださったら是非とも、はてなブックマーク、ツイートよろしくお願いします!