オッス!オラ吐瀉夫!
以前ブログで「マンションの管理会社から立ち退きを要求された話」を書いたんですが、その後の話で、「管理会社へ立ち退き料を請求しようとした話」を書きますね。
前回の話はこちらで!
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立ち退き料の相場を調べてみた
立ち退き料は、住宅か店舗によっても異なり、店舗の場合は業種・業態・階数・売上等でかなり異なります。
アパートなど賃貸住宅の立ち退き料相場は、大体40~80万円程度です。
ひとまず上記記事を信じるなら40~80万とのこと。
立退料の金額は、個々のケースごとに双方の様々な事情を考慮して決められます。
ただし、ざっくり言ってしまうと、賃借人がその物件を事業や生活の基盤として使っている場合には、賃借人がその場所から他の物件に移転することによって発生する経済的な費用や損失を補償するのに必要な金額が立退料になる場合が多いです(裁判ではそのようなケースが多いということです)。
賃借人が住居として使用している場合にはそれほど多額にはなりませんが、特に飲食店などに利用している場合には相当高額になる場合があります。
他にも半年の家賃くらいとか、色々書いてあったので、まぁ相手と自分次第なのかなと思いまた。多分(笑)
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法的な立場とかどうなの?
そもそも先方都合なので、この話を飲む必要があるのか?
と謎に強気になった僕は、借りてる側の立場がどのくらい強いのか気になりました。
調べたところ、賃貸契約の更新について貸した側が更新をしない場合、借りている側がこれを拒否して契約を継続できるらしいです(貸した側に正当事由がある場合は別)。
建物の賃貸借契約は、2年程度を期間として契約することが多いと思います。
しかし、期間が満了したので賃貸人が賃借人に立ち退いてもらおう思っても、そうはいかないのが原則です。契約書に書いてある2年の期間が満了する場合、通常は事前に「更新」の合意をして更新料を受領して、また2年程度の契約をします(*1)。しかし、賃貸人側で、もう更新しないで立ち退きをしてもらいたいと思っても、賃借人がこれを拒否すると、期間満了後も契約が続くのが原則です(「正当事由」があれば別です。後で説明します)。
他のサイトを調べたりしていて、この正当事由について
- 立ち退きに正当事由があると認められるための要素
- 行政による建て直し勧告に応じなければいけない場合
- 大家が経済的事情から建物を手放さなければいけなくなった場合
- 耐震構造に問題があるとわかった場合
と言った場合が当てはまるようです。
管理会社と面談(説明の場)
先方からの書類にあった日時に待ち合わせの場所である、マンション内の一室へ。
個人的に調べたことや、聞きたいことなどをメモってにわか知識で強気にGO!
建物賃貸借契約書も確認してたし、借地借家法28条を調べたりして、にわか知識でいざデュエル!
ちなみにChromebookを持ち込んでメモを見つつ、会話も録音しながら話し合いをしました。
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部屋に入るとオーナーである不動産会社の中年男性1人と、別の不動産会社の若い女性が1人、管理会社の若い女性1人…合計3人のスーツを着た人がいました。
さっそく席に座り、話を聞くことに。
話の内容としてはまず、このマンションの老朽化に伴い、取り壊したいとのことでした。
築40年近い古いマンションではありますが、法的に問題があるわけでもないようですし、新しくオーナーになった不動産会社がきっと新しくキレイなマンションを建てるために、この古いマンションを壊したいだけなのでしょう。
どうにか、引っ越しに困らないだけの立ち退き料をガッツリいただけないものか考えていました。
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管理会社側が提案してきた内容
自分の疑問の確認などした上で(色々メモして気になったものは特に問題はなかった)、ついに肝心の話題「立ち退き料はどうなるのか?」を訪ねてみることにした。
すると、オーナーである不動産会社の中年男性は「引っ越しにかかわる費用を全て請求していただき、それを弊社でお支払いします」と答えてくれた。
具体的に何が含まれるのかを聞いたところ
- 礼金・敷金
- 鍵交換代
- 保証会社の保証料
- 仲介手数料
- 管理会社が指定する住宅総合保険
- 引越し業者費用
- その他 管理会社様からご請求のある初期費用
上記全て支払ってくれるとのこと。
なお、今住んでいるマンションは取り壊すため、通常ならば清掃や退去時にかかったであろう各費用は発生しない。
今の部屋は敷金がなかったため、うちの猫が壁にあけた穴の修繕費等など気になっていたが、それも無くなる!
そして腹の立つ礼金などの初期費用がナンボあろうとも、気にせず引っ越しが出来るということに。
もうね、いっぱいふんだくったろうと思ってた邪な自分を責めたよね(笑)
ホント、ありがとうございます。
いや、そりゃもっと現金でもらえるなら嬉しいけど、とりあえずこちらは何もお金を出すこと無く、引越し業者に一番高いプランで段ボール詰めまでお願いできるわけですよ。
引っ越しも楽だし、初期費用心配することもなく、新しい物件の間取りをウキウキで見れることに!
いや~!ボロいマンションに住んでて良かった!(笑)
もう少しこの話は続くので、また次回をお楽しみに!