胃もたれ沢 吐瀉夫の日常

ゲーム業界で働く社畜の僕が好きなものや、日々のあれこれを書いたり、気になったサービス・製品のレビューをしたりしてます。

映画「ワンダー 君は太陽」感想レビュー:悩みや葛藤を乗り越えた先にあるものは…?

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オッス!オラ吐瀉夫!

映画「ワンダー 君は太陽」を見てみました。

原作が全世界で800万部を超えるベストセラー小説であり、この映画自体とても評価が高かったため気になっていたのですが、やっとこさ今回見ることが出来たので感想とともにご紹介します。

ヒューマンドラマ映画「ワンダー 君は太陽」あらすじ


映画『ワンダー 君は太陽』本予告60秒 6.15(金)公開

オギーは10歳、普通の子じゃない
 10歳のオギー・プルマン(ジェイコブ・トレンブレイ)は、普通の子には見えない。遺伝子の疾患で、人とは違う顔で生まれてきたのだ。27回もの手術を受けたせいで、一度も学校へ通わずに自宅学習を続けてきたオギーだが、母親のイザベル(ジュリア・ロバーツ)は夫のネート(オーウェン・ウィルソン)の「まだ早い」という反対を押し切って、オギーを5年生の初日から学校に行かせようと決意する。
 夏休みの間に、オギーはイザベルに連れられて、校長先生に会いに行く。先生の名前はトゥシュマン(マンディ・パティンキン)、「おケツ校長だ」と自己紹介されて、少し緊張がほぐれるオギー。だが、「生徒が学校を案内するよ」と言われたオギーは動揺する。
 紹介されたのは、ジャック・ウィル(ノア・ジュプ)、ジュリアン(ブライス・カイザー)、シャーロット(エル・マッキノン)の3人。いかにもお金持ちの子のジュリアンはオギーに、「その顔は?」と聞いてきた。オギーは毅然とした態度をとるが、帰宅してからは元気がなかった。だが、イヤならやめてもいいと言いかけるイザベルに、「大丈夫、僕は行きたい」と答えるのだった。

公式サイトより引用

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出演者・監督・原作

監督
スティーブン・チョボウスキー

原作
R・J・パラシオ『ワンダー

製作
デビッド・ホバーマン
トッド・リーバーマン

製作総指揮
ジェフ・スコール
ロバート・ケッセル
R・J・パラシオ
アレクサンダー・ヤング

制作総指揮には原作者でもあるR・J・パラシオ氏。

もともとはオギーのような子供に出会った時の、自身のお子さんの反応がキッカケで本を書くことにしたそうで、原作『ワンダー』で作家デビューされています。

映画「ワンダー 君は太陽」

出演者
役名(あだ名) - 俳優(吹替声優)
オーガスト(オギー)・プルマン - ジェイコブ・トレンブレイ(加藤央睦)
イザベル・プルマン - ジュリア・ロバーツ(深見梨加)
ネート・プルマン - オーウェン・ウィルソン(森川智之)
トゥシュマン先生 - マンディ・パティンキン(糸博)
ブラウン先生 - ダヴィード・ディグス(金城大和)
オリヴィア(ヴィア)・プルマン - イザベラ・ヴィドヴィッチ(川井田夏海)
ジャック・ウィル - ノア・ジュープ(永竹功幸)
ミランダ - ダニエル・ローズ・ラッセル(石井未紗)
ジャスティン - ナジ・ジーター(奥村翔)
ジュリアン - ブライス・ガイザー(山崎智史)
サマー - ミリー・デイヴィス(蒼井由奈)

母親役のジュリア・ロバーツや、父親役のオーウェン・ウィルソンは有名映画にも多数出ているので、見たこともある人も多いでしょう。

特殊メイクで臨んだ主演のジェイコブ・トレンブレイはホラー映画「ソムニア 悪夢の少年」や最近だと「シャイニング」の続編「ドクタースリープ」にも出演している名子役ですね…!

またオギーの親友役を務めるノア・ジュープは同じくホラー映画「クワイエット・プレイス」に出ているのを覚えています。

関連映画はこちらで紹介していますので良かったら。

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感想(ネタバレあり)

涙が止まらねぇ…!

まず最初に、この映画を見てとても心打たれ、涙をたくさん流し、心洗われる映画体験を出来たこと、制作陣に感謝します。

下記感想にはネタバレ要素が含まれますので、ご注意を。

この映画は、容姿に恵まれない少年オギーを描いただけの物語ではありません。

映画内で視点が様々に変わり、オギーの周りの少年少女達の葛藤が描かれています。

オギーの姉ヴィラ、その友達ミランダ、オギーの親友ジャックと視点が変わる中で描かれるのは、「誰かが悪い」とかではなく、皆何かと戦っているということ。

この映画の序盤で、オギーの教室で先生がとある教えを説いてくれます。

”格言”とはなにか。
”格言”はやる気を与えてくれるし、大事な決断の時に導いてくれる。
なぜ僕は朝から”格言”の話をしているか。
”格言”で自分を知るんだ。
どんな人になりたいか?
いつも問いかけていく。

この言葉がズシンと響きました。

自分が心動かされる言葉は、自分がなりたい自分を指し示してくれている。

鏡に映る自分のように、目を向けた先に成りたい自分、在りたい自分がいることを改めて教えてくれた。

この映画では、繊細な少年少女が様々な悩みを抱えて葛藤していく。

苦悩を乗り越え、一歩ずつ進むその姿を見て、心が揺れ動く時、それは自分が思う”自分がそう在りたい”と思う感情に他ならない。

僕にとって、この映画はピュアな心の教科書のように感じられた。

取り繕った思考や、論理じゃなく、もっと根底の単純な気持ちの衝動・感動が自分の歩く先を示してくれる心強いもの。

”自分だったらどうするだろうか”と、常に自問したくなる物事が多数出てくる作品です。

この他にも、学校の先生が教えてくれる言葉と登場人物達の葛藤と成長から、様々なことを学べる良い映画です。

”偉大さは強さの中にはない。強さを正しく使うことの中にある。”

”最も偉大である人とは自分自身の魅力で多くの人を動かす力を持っている。”

静かなる心の強さで、奇異の目で自分を見ていた同級生達からの信頼を得たオギー。

オギーを傷つけるような言葉を吐いた相手に立ち向かったジャック。

僕は特にジャックに心を打たれたのですが、おそらく大多数の人々はジャックに共感をして映画を見るかも知れません。

ジャックはオギーを傷つけてしまうし、一度は友情も壊れかけます。

誰だって、ふと軽い気持ちで口にしてしまう失言。

それを謝ることも、許すことも、とても大事なこと。

そういったシンプルなことを改めて学ばせてくれる映画です。

 

ブラウン校長先生が最後に教えてくれた格言は

”人をいたわれ。皆も闘ってる。”
”相手を知りたかったら、やることは一つ。”

その先は…

是非、映画を鑑賞して見てください。

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関連書籍

本作、映画「ワンダー 君は太陽」の原作は小説「ワンダー」ですが、実はその他にもいくつか書籍が出版されており、シリーズ累計1200万部を突破しています。

ここではその小説「ワンダー」を含め関連書籍を紹介します。

■原作小説「ワンダー」

■「ワンダー」の別視点となる続編「もうひとつのワンダー」

■ブラウン先生の365日分の格言と後日談の「365日のWonder ブラウン先生の格言ノート 」

■絵本版「ワンダー」である「みんな、ワンダー」

原作小説の発売後、アメリカでとある運動が行われたことに関して、違和感を感じた作者が、続編予定がなかったもののアンサーとして執筆されたものが「もうひとつのワンダー」。

これは是非、僕も読みたいので原作小説もレビューしたいと思います。

 

その他、オススメの感動映画記事はこちら!

www.imotare.com

 

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