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【ウィル・スミスW主演】映画「ジェミニマン」感想レビュー【Netflix配信中】

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「ジェミニマン」感想レビュー

「ジェミニマン」感想レビュー

オッス!オラ吐瀉夫!

映画大好きアラサーサラリーマン!

今回、あのウィル・スミスが二人登場すると話題の映画「ジェミニマン」を見てきたので、感想と共に内容の紹介をしようと思いまっす!

2020年12月現在、Netflixでも配信中!

映画「ジェミニマン」あらすじ

ジェミニマン (映画)

ジェミニマン (映画)

『ジェミニマン』(Gemini Man)は、2019年のアメリカ合衆国のSFアクション映画。アン・リー監督、ジェリー・ブラッカイマー製作、ウィル・スミス主演。伝説のスナイパーとその若いクローンとの戦いを描いている。

DIA(国防情報局)に雇われている伝説のスナイパーである主人公ヘンリーを演じるのはウィル・スミス。

そしてヘンリーのクローンはなんと全てCGで制作されている意欲作。

出演者・監督・制作・吹き替え


『ジェミニマン』本編映像(吹替版)

役名:出演者(吹替声優)
ヘンリー・ブローガン: ウィル・スミス(江原正士)
ジュニア: ウィル・スミス(山寺宏一) - 若い頃のヘンリーのクローン。暗殺者。
ダニー・ザカウスキー: メアリー・エリザベス・ウィンステッド(菅野美穂)
クレイ・ヴァリス: クライヴ・オーウェン(井上和彦)
バロン: ベネディクト・ウォン(後藤光祐)
ジャック・ウィリス: ダグラス・ホッジ(辻親八)
デル・パターソン: ラルフ・ブラウン(佐々木睦)
ジャネット・ラシター: リンダ・エモンド(塩田朋子)
ユーリ・コヴァッチ: イリア・ヴォロック(青山穣)

 

ヒロイン役がメアリー・エリザベス・ウィンステッド!

遊星からの物体X ファーストコンタクト」「10 クローバーフィールド・レーン」で主演を張っていた女優さんで個人的に好き!

監督
アン・リー

脚本
デイヴィッド・ベニオフ
ビリー・レイ
ダーレン・レムケ

原案
ダーレン・レムケ
デイヴィッド・ベニオフ

製作
ジェリー・ブラッカイマー
デヴィッド・エリソン
デイナ・ゴールドバーグ
ドン・グレンジャー

製作総指揮
チャド・オマン
マイク・ステンソン
ブライアン・ベル
グォ・グワンチャン
ドン・マーフィ

ウィル・スミス役の声優といえば江原正士(『メン・イン・ブラック』シリーズ、『ハンコック』(08)など)、そして山寺宏一(『インデペンデンス・デイ』(96・地上波版)、『アラジン』(19)など)が有名。

今回この声優2人がそれぞれ老兵ウィル・スミス(ヘンリー)と若きウィル・スミス(ジュニア)を担当するということで、吹替派の映画ファン大歓喜ではないでしょうか(笑)

※僕はシリアスな作品のイメージを楽しみたかったので今回字幕で見たんですが、予告動画で吹替も楽しめます。

120fps/4Kの技術(<3D+ in HFR>)

3Dプラス イン ハイ・フレーム・レート

3Dプラス イン ハイ・フレーム・レート

映画「ジェミニマン」は従来の映画のフレームレートである1秒間に24コマ(24fps)に対し、2倍以上のフレームレートで上映されており、通常版でも1秒間に60コマの画像が流れる映像美を誇っています。

しかしながら、映画「ジェミニマン」自体は4K 3D、120fpsで撮影されています。

つまり最大で4K画像を1秒間に120枚を映し出すという常軌を逸したクオリティーを誇ります。

映画の制作を行ったアン・リー監督とパラマウント映画も、「4K/3D/120fpsのコンボこそが、映画に没入できる」として、米国でも各映画館に120fps対応を呼びかけていたものの、対応できる映画館がまだ少ないのが実情です。

日本でもこれまでに上映された映画では、『ホビット 思いがけない冒険』(2012)が当時世界初だった1秒間に48コマの画像を映し出す48fpsで上映されたきり。

感想(ネタバレあり)

ジェミニマン見てきた!

ジェミニマン見てきた!

まず最初に僕の評価…

映画「ジェミニマン」は70点!

全体的に良いところ盛りだくさんですが、気になる点も散見。そこそこ面白い映画ではあるものの、興業的には失敗に終わりそうとの米国映画界の評価もある種納得!

フレームレートやフルCGで違和感のない若いウィル・スミスなど映像部分に魅力的な要素はあるものの、いわゆる名作映画「アバター」のような映像の斬新さはなく、リアルの再現でしかない部分にコストをかけすぎたのでしょうか…。

以下ネタバレ有りでシナリオ部分の感想を綴りますので、見たくない方は気をつけて。

個人的にはスナイパーを描いた映画が大好きで、「アメリカン・スナイパー」や「ザ・シューター 極大射程」なども大好きです。

しかしながら、この映画でスナイパーライフルを使うのは冒頭だけです(笑)

肝心の51歳のウィル・スミスと若き日のウィル・スミスの戦闘は映画「ジェイソン・ボーン」シリーズばりのバイクレースからの曲芸(バイク・カンフーと言われる斬新なアクションは凄い)や、アサルトライフルやハンドガンを用いた近距離〜中距離戦闘。

なんなら殴り合いの近接戦もガンガン繰り広げています。

勝手な想像ですが、ジェイソン・ボーンのような伝説的殺し屋(傭兵)だったが、年齢とともに適正の高い狙撃手としてのポジションにシフトしていったような印象を受けました。

じゃなきゃ、ただの狙撃手があんな立ち回りが出来るとは思えないよ…

ただ、長い期間を殺しの仕事に捧げて、誰も信じられず、誰も愛せずといった暗い側面や伝説的殺し屋といった役柄は、僕の大好きな小説「暗殺者グレイマン」シリーズの主人公コートランド・ジェントリーにも通じる部分があってとても好き。

ジェントリーも伝説的殺し屋であり、かつ正義を貫くヒーローでとてもカッコイイのでオススメ。 

話が逸れましたが、今回のCGウィル・スミスのアクションはCGだからこそやたらカッコイイ。

ソリッドなアクションが年老いたウィル・スミスとの肉体の差を如実に描き出していてクールでした。

ただし、世界各地で繰り広げられるウィル・スミスvsウィル・スミスの戦いが、意外とこじんまりしてるんですよね。

色んな国に行っても戦いは一対一だし、後ろにいる組織との戦いも最後まで描かれないためスケールが意外と小さく感じる。

超一級のアクション・エンターテイメントを期待して見ると肩透かしを食らうでしょう。

ただ、これまでの殺しに捧げた人生を悔やむ老ウィル・スミスが、まだ未来ある若い自分のクローンの将来を案じ、彼の人間性を守ろうとする様子はグッとくるものがあります。

過度な期待が無ければ十分オススメ出来る作品です!

エンドロール後と続編について

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続編の可能性は…

エンドロールまで確認したところ、エンドロール中はNGシーン集などの映像はなくスタッフロールだけが流れるものでした。

またエンドロール後も特に何も流れることなく上映終了したため、Cパート的な要素も無し。

急いでおられる方は、エンドロール開始と同時に席を立つも良し、でしょう。

そして、続編の可能性について。

映画のラストの内容と興行的な状況や映画界の評価も低さから難しいと思います。

 

ウィル・スミスはバッドボーイズシリーズ3作目となる最新作『バッドボーイズ・フォー・ライフ(原題) / Bad Boys For Life』での出演も決まっていますし、今のうちにバッドボーイズシリーズを見直そうぜ!!

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