胃もたれ沢 吐瀉夫の日常

ゲーム業界で働く社畜の僕が好きなものや、日々のあれこれを書いたり、気になったサービス・製品のレビューをしたりしてます。

あなたの心を熱くする!傷だらけのヒーローがここにいる!マーク・グリーニー著『暗殺者グレイマン』シリーズ新刊が発売!

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オッス!オラ吐瀉夫!

皆さんはマーク・グリーニー著の『暗殺者グレイマン』という小説作品をご存知ですか?

僕は映画「ボーン・アイデンティティー」シリーズや、「ジャック・リーチャー」シリーズ(トム・クルーズ主演の「アウトロー」と続編)等が大好きで、いわゆる特殊工作員が、軍やCIAを抜けた後の生き様を描いた作品が多いんですが、この小説も正にそうです。

普段、小説を読まない僕の一番の愛読書であるこのシリーズの新刊が発売されたので、シリーズの魅力を語らせてください。

『暗殺者グレイマン』シリーズとは

身を隠すのが巧みで、“グレイマン(人目につかない男)”と呼ばれる凄腕の暗殺者ジェントリー。CIAの特殊活動部に属していた彼は、突然解雇され命を狙われ始めたが、追跡を逃れて今は民間警備会社の経営者から暗殺の仕事を受けている。だがナイジェリアの大臣を暗殺したため、兄の大統領が復讐を決意、やがて様々な国の暗殺チームがグレイマンを標的とする死のレースを開始した! 熾烈な戦闘が連続する冒険アクション小説。

Amazonより引用

これは2009年発売の第一巻のあらすじなのですが、すべての始まりはここからです。

CIAの特務愚連隊(グーン・スクワッド)でドア・キッカーを努める凄腕の特殊工作員だった主人公ジェントリーは、突如”目撃しだい射殺”(シュート・オン・サイト)指令の対象となり、仲間たちから命を狙われます。

 

もちろんジェントリーはプロ中のプロ。殺しの、任務のプロフェッショナルで障害となれば、昨日まで苦楽を共にした仲間さえも殺します。

そんな彼がアメリカ政府から身を隠し、国外での民間セクターの殺しを請け負うようになり、数年…。

 

数々の伝説と偉業を成し遂げ、その誰にも気づかれない特殊性を持った殺しの手口から、“グレイマン(人目につかない男)”の名をその界隈に知らしめていた。

 

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遂行不可能と言われる殺しは、いつもグレイマンの仕業だと噂されるほど。

そんなグレイマンの魅力は何と言っても、どうかしてるほどの正義漢であること。

 

プロの殺し屋なのに、邪魔であっても善人は殺さないし、関係のない民間人を守るために自分が傷を負う。

プロに徹しきれてないのではなく、彼は請け負う仕事も「悪人を殺す」任務だけ引き受けるのだ。

 

その義侠ぶりは、裏社会でも語り継がれ、それがより彼を伝説の存在たらしめている。

 

しかし、グレイマンも人間。

ガラスを踏めば足は切れ、銃弾を避けることが出来ず、

銃創を負ったままターゲットを負わなければならない。

 

そんなグレイマンことコートランド・ジェントリーは

傷だらけになりながらも、任務を遂行し、守るべき善良な人々を助ける。

 

圧倒的に割に合わない正義を貫く彼の姿に、涙しまくるのがこの第一作目『暗殺者グレイマン』です。

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こうやって毎日第一作目を持ち歩いてます

何度読んでも胸を熱くさせてくれるし、泣ける。

アクションの描写もリアルで緊迫感があり、映画の様なシーンの切り替えにハラハラします。

 

本当に僕の様な、普段マンガしか読まない人でも、入り込んで読むことが出来るので是非読んでください!

 

おいおい全巻レビューしようと思っているんですが、想いが強すぎて腰が重くなっていますww

 

僕がこのブログを立ち上げてからずっと、絶対に書こうと思っている記事がこのグレイマンシリーズのレビューです。

 

書けていませんが!(笑)

 

でも本当にそのくらい好きなのです…。

 あの小島秀夫監督も絶賛!

メタルギアシリーズで有名な小島監督もこの作品のファンらしく、なんと第一作『暗殺者グレイマン』では確か帯も書いてくださってたはずです!

 

というか、それがあって当時勤めていた会社の上司(師匠)が

「あの小島監督が帯を書いてるし、吐瀉夫くんが好きそうな話」

とのことで、この本を誕生日プレゼントにくださったんです。

 

この本は、出会いから僕にとっては大事なもので。

あの師匠が僕を採用して、自分のチームに入れてくれたし。

あの師匠とまたいつか仕事がしたいから、今もこの業界に身を置いています。

(話が脱線してきたな)

そんな『暗殺者グレイマン』シリーズの新刊が発売

約一年ぶりの新刊!上下巻同時発売!

この作品のために生きてると言っても過言ではありません!

それが今日届くので楽しみ♪

 

原作者マーク・グリーニーは、

あの名作『ジャック・ライアン』シリーズを

ここ最近、原作者のトム・クランシー氏と共に執筆していたんですが、

トム・クランシー氏2013年に逝去されてしまって、

なんとマーク・グリーニー氏が『ジャック・ライアン』シリーズを引き継いでいるのです!

 

一作目「レッド・オクトーバーを追え!」なんか僕が生まれる前の作品ですからね…。

 

長年に渡ってファンだった人も、晩年の作品はマーク・グリーニー氏がメインで執筆していたらしいので、そこに違和感がなければ安心して今後も読める作品になるのでは?

 

トム・クランシーの名前は分からなくても『ジャック・ライアン』シリーズはかなり映画化されてますし、見たことある人はきっと一定数いるはず。

などなど…映画「パトリオットゲーム」も『ジャック・ライアン』シリーズだったはず…。

 

とまぁ、それもあって今後は『暗殺者グレイマン』シリーズの執筆も遅れてしまうかもしれませんが、

こちらの『ジャック・ライアン』も同様に追いかけてみようと思ってます。

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左側のトム・ウッド著「ヴィクター」シリーズもなかなか面白いので今度レビューしたい

何はともあれ、新作を本棚に追加できるのが嬉しい限り。

今日、休みまで取ってますからね!(笑)

 

本当に楽しみで、楽しみで…通勤時のバスでこのシリーズを読みながら何度泣いたことか…。

うつ病時代にこの本にどれだけ励まされたか…!

この土日含めて上下巻読破してみせますとも!

 

皆さんも何かお気に入りのシリーズのとかありますか?

読書の秋ですし、何かおすすめの本を教えてください。