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オッス!オラ吐瀉夫!
毎週、週刊少年ジャンプを読んでる心は少年系男子だ!
そんな僕が、週刊少年ジャンプ2019年27号掲載の「鬼滅の刃」でとても心を打たれたシーン、言葉があったので、ぜひとも語らせて下さい。
漫画「鬼滅の刃」とは
血風剣戟冒険譚、開幕。
舞台は、大正日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変した。 唯一生き残ったが凶暴な鬼に変異した妹・禰豆子を元に戻す為、また家族を殺した鬼を討つ為、2人は旅立つ。鬼才が贈る、血風剣戟冒険譚!
週刊少年ジャンプで連載されている人気バトル漫画の一つに数えられる「鬼滅の刃」。
ただのバトル漫画に終わらず、鬼と鬼に関わる人々の切ない物語を綴られたジャンプらしからぬ作品です。
現在TVアニメが放映されているほどの人気ぶり。
心に突き刺さったシーンについて
そんな「鬼滅の刃」の主要キャラクターの一人に”嘴平伊之助”というキャラクターがいます。
この伊之助は、主人公”炭治郎”の同期に当たる鬼殺隊と呼ばれる、鬼を討ち滅ぼす組織の剣士。
幼い頃に捨てられ、猪に育てられたことにより、弱肉強食の価値観を持った野生児。
猪の皮をかぶり、ボロボロの剣を振るう。
字の読み書きすら出来ないが、言葉は話せるといったギリギリのレベルの人間。
しかしながら、その野性味溢れる攻撃的な剣技は唯一無二で頼れる剣士の一人となっている。
ここからはネタバレになります。
そんな伊之助が対峙した鬼が、伊之助の素顔を見た時にある女性”琴葉”を思い出す。
それは伊之助の母だった。
実は昔、伊之助と伊之助の母である琴葉は、暴力を振るう夫から距離を起き、人に扮し作り上げた宗教「極楽教」を率いた鬼のそばで生活していた。
教祖(鬼)の正体に気づいた琴葉は、伊之助を連れて逃げるも、伊之助の命を守るため、赤ん坊の伊之助を川に放り投げた。
琴葉は、その場で鬼に殺されてしまい、川に流された伊之助はその後、猪に拾われたのであった。
その経緯を語る鬼。
夫に顔が変わるほど殴られ、子を必死に守り、死んだ、伊之助の母”琴葉”の人生を「何の意味もない人生だった」「不幸だ」と語った。
しかし、琴葉は死にはしたものの、決して不幸ではなかった。
それを決定づける象徴的なシーン、言葉がこちらです。
一緒にいられて幸せだね
この言葉とこのシーンを見て、僕は涙が止まりませんでした。
こんなに愛を、分かりやすく、素朴に伝えられる言葉があっただろうかって。
当たり前だけど、とても大事なこと。
そうなんですよね。
大切な人と一緒にいられることは、とても幸せなんです。
永遠じゃないからこそ、その時を大事にしなきゃいけない。
これは絶対に忘れちゃいけない大切なことなんだなと。
改めて、それを強く感じ、その気づきを与えてくれた「鬼滅の刃」に感謝。
伊之助、母ちゃんの仇、ぶっ倒してくれよな!
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