胃もたれ沢 吐瀉夫の日常

ゲーム業界で働く社畜の僕が好きなものや、日々のあれこれを書いたり、気になったサービス・製品のレビューをしたりしてます。

お盆休みに亡き父について思うこと

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オッス!オラ吐瀉夫!

といつもの挨拶もそこそこに。

 

やっと夏季休暇、お盆休みに入りました。

今日は2日目。昨日は映画「ミンナのウタ」を見てきました。

 

残りの休みはまだあるのですが、特に予定も無く奥さんとゴロゴロしてます。

ただ、ここ数年コロナで帰省も墓参りすら出来ていないので、どうしようかな~と。

 

奥さんと不妊治療を行っている件について、土足で踏み込んで話を聞こうとする母親にもウンザリするので正直帰省はしたくない。

 

そりゃ兄貴は妊活諦めたし、弟は一生独身っぽいし、孫の顔見せてあげたいとは思うけど無理なものは無理だし、一番傷つくのは奥さんなわけで。

 

4年前のこの記事の頃から妊活→不妊治療と実は進めておりました。

保険適用されたことでトライ出来た部分もあるのでありがたいです。

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なので今年も、というか今後しばらくは実家と距離を置こうかな~と。

兄貴も仕事で病んで鬱病で、テンションがやけに高かったり低かったりで、正直どう相手したら良いか分からないので、余計に実家近辺は近寄りがたい。

(佐賀の実家には母と弟が住み、近所に兄貴が家を建てて住んでいて、自分だけ50kmほど離れた福岡県に住んでいる)

 

とまぁ話が逸れましたが、親父の墓参りだけでも自分だけで行こうかなと考えてます。

それで昨日ちょっと父のことを思い出したんですね。

 

家族の中で親父と一番仲良かったのは自分でもあるので。

親父との思い出はこちらでも書いてますねそういえば。

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僕は親父のことが好きだし、好きだったからこそ

自分も親父のような父親になりたいとも思った。

 

ただ、一つだけ考えないようにしていることがありまして。

 

僕は常々自分に価値がないと思って生きてきました。

特に鬱病になった時、「自分に価値がない」からこそ頑張ってこれたこともあって、この考え方は今では自分の根幹とも思っています。

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ただそれでも、親にとって子供はやっぱり価値があると思っているところがあるわけです。

子供のいない自分でも、37歳となった今では、他人の子を見るだけでも頬が緩むし、「子は宝」だと思います。

初めて会うTwitterのフォロワーのお子さんにお小遣いあげちゃったりもします。

 

そんな自分が、あまり考えないようにしていることとは。

 

自分が父の生きる理由になれなかったこと。

 

これを考えると、今でも目に涙が浮かんでしまう。

僕の親父が生きることを諦め、自分で命を絶ってしまった選択は、親父の意思を尊重したいから否定したくはないのだけれど。

 

ただ、親にとって最大の価値を持つ子であるはずの自分が、父が生きることを繋ぎ止める存在ではなかったという事実には、打ちのめされるしかない。

 

自分の価値のなさは、仕事を頑張ることで成果を上げて、出世したり、評価されたりして自己肯定感を得ることも出来た。

 

でも、根底にある親からの無条件の愛を施される存在ではなかったんだろうなと。

そして、それはこれからも一生得ることの出来ないもので、どんなに仕事を頑張っても、他者から愛されても、父から愛されていなかったんだと思い続けてしまうんでしょう。

 

家族の中で父と一番仲良かった自負もあるし、楽しい子供時代を過ごさせてもらった。

愛してもらっていたはずなんだけど、多分きっといつまでもこの事については自信が持てないままなのかもしれない。

 

いつか、自信が持てると良いなぁ。

 

お題「泣きそうになった瞬間」

のこと書いてたら、その途中で泣いちゃったよ。