胃もたれ沢 吐瀉夫の日常

ゲーム業界で働く社畜の僕が好きなものや、日々のあれこれを書いたり、気になったサービス・製品のレビューをしたりしてます。

コロナウイルスの影響でテレワーク(在宅・リモートワーク)になって1週間が過ぎたので気づきをまとめてみた

スポンサーリンク  

オッス!オラ吐瀉夫!

IT企業で働くサラリーマン!

僕の勤め先も、コロナウイルスの影響・対策で全社的にテレワークを推奨することになり、僕のチームも先週からテレワークに入っています。

職種的に自宅から対応できる業務内容でもあるため、自宅からの作業はスムーズに移行が出来ました。

1週間テレワークを続けた中で気づいたことをまとめてみました。

朝はゆっくりできる

f:id:tosakax:20190714110514p:plain
まず通勤時間がないため、起床時間が30分は遅くなりました。

僕の場合は家を出るのが8時30分で勤務開始が9時30分のため、約1時間の通勤が無くなります。

それだけでなく、着替えたり髪をセットしたりする必要もないので1時間30分近い時間の節約が出来ています。

僕は髭も剃らず、パジャマのまま仕事をしています(笑)

顔はギリギリ洗います。ギリギリ(目やにがついていると嫁に文句を言われるので)。 

僕は普段から睡眠時間を8時間は必ず確保していますが、睡眠不足の人にはかなり嬉しいことだと思います。

ウチの会社の女性陣も化粧などしなくて楽だと大変喜んでいます。

ビデオチャットで連絡を取ることがありますが、ビデオOFFにも出来ますし、顔が映らない角度にしたり、マスクをしたりで解決できるので、女性メンバーからは「一生リモートワークにしたい」という声が上がっているほど喜ばれています(笑)

作業環境は大切だと気づく

まず初日で気づきました。

普段、会社の環境がどれだけ優れていたか。

背もたれが大きくて、メッシュで通気性が良く、質の良い作業用チェア。 

ところがうちにはこんなチェア…。

値段で言うと10倍くらい差があって草でした。

会社ってこんなにお金かけてくれてるのか…。

(似たやつを探してきただけで、同製品かは不明)

あればいいと思ってこれまで使ってたんですが、流石に9時間以上も向き合う作業というのもあり、初日で腰と肩にダメージが来たので、チェアを変更。

おかげさまで現在は快適に業務が出来ております。

また、最初は会社のノートPCだけで作業するのは効率が悪く、かと言って会社のモニターを持ってくるのも面倒なので、以前買っていたケーブルを使用してデュアルモニターにしてみました。

チームメンバーは自宅にデスクトップPC(モニタ)が無い人ばかり。

結局、モニターを会社から配送していたので、届くまで数日かかっており大変そうでしたね…。

配送費もそこそこするので、会社持ちとはいえ結構な出費だと思います。

コミュニケーションが減る

f:id:tosakax:20190726112623p:plain

朝会、友会やミーティング等の会議体ではハングアウトを繋いでビデオチャットをするのですが、基本的にはそれ以外ではチャットだけのやりとりになっています。

「口頭で確認したければ、気軽にハングアウト繋げていいよ」とチームメンバーには伝えているものの、気を使ってなかなか声かけられないようで…。

僕自身は、チャットでコミュニケーションする方が得意なので問題は無いのですが、普段は仕事しながら雑談をしていたようなコミュニケーションは減ってしまいました。

メンバーによっては結構、これが寂しいようでチームの雰囲気にも直結してきます。

現在は、対策として常時音声チャットを繋げる方法を検討しています。

ただ、一人暮らしの方々なら良いかもですが、ウチのように猫や嫁が家にいると僕の猫なで声が聞こえて恥ずかしいというデメリットがあります(笑)

スポンサーリンク  

小休憩をしなくなってしまう

これは意外だったんですが、自宅で仕事しているからか、休憩するとついつい怠けそうなのでトイレ以外で席を立つことがありません。

コーヒーは都度、奥さんが作ってくれるので(感謝…!)、本当にずっと仕事しっぱなし。

その割に集中力はあまり高くないので、疲労と成果のバランスが取れていない…。

家は誘惑多いから(特に猫が可愛い)、そこの問題の解消も必要かも知れません。

とりあえず、まだ一度も日中にベッドに飛び込んでないから自分を褒めてあげたいですね。 

コンビニでの買い物が減る

オフィスのそばにコンビニがあったので、オフィスで仕事をしていた頃は毎日コンビニに通っていました。

通勤の途中でもコンビニに寄ることが多かったので、無駄遣いになっていたのですが、コンビニのために髭を剃って、髪をセットして、着替えて…と、そこまでする気にはなれないので、家を出ることなくなり無駄遣いも減りました。

お昼は、元々奥さんに弁当を作ってもらっていたので、それが一緒に昼食を取る形になっただけです。

奥さんは、弁当のほうが楽だったと文句を言っていますが…(笑)

残業しなくなる

f:id:tosakax:20191103234646j:plain

当初、朝も夜も通勤時間が無くなることで、仕事にかけられる時間が増える!と思っていたんですが、これも意外な結果に。

普段は21時〜22時まで残業することがちょいちょいあったんですが、リモートワークになると奥さんが20時頃に夕食を作り、僕を呼び出すため自然とそのタイミングでなんとな〜く仕事上がっちゃっています。

リビングでご飯を食べているのに、先に食べてもらうのも申し訳ないし…でも、しばらくリモートワークは続きそうなので、この辺は話しておこうと思います。

運動不足になる 

まず、通勤しないので僅かな徒歩運動すらしなくなります。

お昼も自宅で済ませちゃうので、外に出ないので尚更運動しなくなります。

これはまずいぞ、ということでメチャクチャ貧乏ゆすりしながら仕事しているんですが、ポケットに入れていたスマホでポケモンGOを起動しっぱなしにしていたら、7キロも歩いたことになっていました。

ポケモンGOが普段より捗りそうで嬉しいです(笑)

しかし、ちょっとした小休憩に腕立て伏せとか、屈伸とか取り入れようと考えています。

光熱費がかかる

我が家は、専業主婦の奥さんが元々家にいるので当てはまらないのですが、一人暮らしの方々は光熱費が上がるからと、少し寒くても我慢しているようです。

冬本番でも真夏でもないから、エアコン必須…というまでには至りませんが、やはりパソコン作業していると手先が冷えますね。

ハロゲンヒーターで足元は暖かく出来ますが、手先はどうしても冷えがち。

このままリモートワークが長引くようなら、卓上ヒーターの購入を検討しようと思っています。

ということで、 1週間リモートワークを経験してみた感想を書いてみました。

前職でも、ちょいちょい自宅から作業することは多かったので、個人的には大きなストレスや問題は無かったのですが丸1週間ってのは初めてかな?

色々気づきを得ることが多かったので、これからコロナウイルス対策でリモートワークにチャレンジする人の気づきになれば幸いです。

また、リモートワークやテレワークといった呼称の違いについても調べてみたので興味のある方はどうぞ。

リモートワーク?テレワーク?在宅業務の呼称の違いを調べてみた

まだしばらくは僕もリモートワーク続けることになりそうなので、更に気づくことがあればご紹介しようと思います。

また、自宅での生活を楽しむコンテンツをまとめてみたので、興味がある方はどうぞ。

スポンサーリンク  

前職の上司に謝罪をした話

スポンサーリンク  

 

オッス!オラ吐瀉夫!

ちょっと前の話(去年)になるんですが、一昨年まで働いていた会社のメンター(上司)に謝った話を綴りたいと、ずっと思っていたのをやっとここに投下します。

僕とメンター(上司)

f:id:tosakax:20190726112548p:plain

まず、僕とメンターの関係性について。

メンターって何?上司じゃないの?と思う方もいらっしゃると思うので、軽く説明しますと、その方は僕にとっての上司であり、メンターでもあります。

ただの上司だったら、今回のような行動は起こさなかったと思います。

IT系企業では、精神的な師弟関係をメンター(師)とメンティー(弟子)。

また、技術的な師弟関係をトレーナー(師)とトレーニー(弟子)と呼ぶことが多いと思います。

教育指導の担当みたいなものをイメージしてくださると分かりやすいかもです。

僕も以前はこういう言葉、好きじゃなかったし、会社の人間に精神的な師弟関係とか求めてねーよっていうタイプでした。

しかし、間違いなく僕にとっては「メンター」なのです。

だからこそ、あえてここではその上司をメンターと書いていきます。

 

今の会社に2019年から入社して、改めて「メンタリングマネジメント」という本を読む機会があり、色々と感じるものがありました。

その感想はかなり粗雑ですが、下記にサラッとまとめています(あまりパーソナルな感想にはなってないので、今回の話にはひも付きません)。

www.imotare.com

僕とメンターの出会いは2015年。

当時の僕はオンラインゲームのディレクターの経験を積み、新しい会社で更に経験を積もうと出来たばかりのIT系ベンチャー企業に入社しました。

そこは本当に立ち上がったばかりの会社で、社長と取締役と執行役員だけがいるオフィスでした。

社長は他の会社でも代表を務めているため、基本的には取締役がほとんどの意思決定をするような組織で、エンジニアである執行役員が技術的な面でサポートするといった形。

この取締役が僕のメンターとなります。

メンターの面接を受け、僕はプランナーとして入社し、メンターの仕事の手伝いをしました。

当時の業務は、親会社のゲーム運用のサポート。

 

メンターは、もともと親会社でスマホゲーの企画〜運用を一通り行い、プロデューサーを務めていた人。

ちなみにメンターは僕より2歳ほど若いものの、25歳からゲーム業界に入った僕よりも経験を積んでおり、年を気にせず尊敬出来たし、様々なことを学ばせてもらいました。

 

その甲斐もあってか、半年後にはお手伝いではなく、僕がプロデューサーとしてチームを率いてゲーム運用を行い、その1年後にはまた別のタイトルでもプロデューサーを務めることに。

気付けば僕を入れて4人しかいなかった会社は、ほんの1〜2年で50人を超える規模になっていました。

 

チームメンバーからも慕われ、会社でも古株ということもあってか伸び伸びと仕事をさせてもらいました。

僕はメンターより年上ですが、僕の部下達は僕よりも更に年上で、上に上がるほどに若くなる変な組織でしたが人間関係は良好でした。

 

前職でディレクターになるも、チームメンバーとの関係に悩みうつ病で退職してしまった経験があった僕は、自分をここまで成長させてくれたメンターに強く感謝していました。

だからこそ僕はこの上司を、メンターと呼びたいのです。

 

ちなみにそんなに感謝しているくせに何故転職したのかは…

まぁ要は「新しいことがしたかった」「より成長出来る環境を求めた」って感じです。

当時は、そう思っていた(思い込んでいた)んです。

退職してずっと気になり後悔していたこと 

f:id:tosakax:20190928110524p:plain

メンターに感謝していたからこそ、僕は退職に対して、後ろめたさが物凄くあり、これまで何度も転職を繰り返した人生で一番緊張したのを覚えています。

一つの会社にこんなに長くいたのも初めてでしたし、こんなに上司という存在に尊敬と感謝の念を抱くのも初めてでした。

だからこそ、退職を決めてからはメンターとの交流を極力避けるようになりました。

 

自分の弱さの現れですね。

恩を仇で返すようなことをしている自覚があったから、だから距離を置いた。

二人で何度も徹夜して乗り越えたあの頃や、飲み会が終わっても会社に戻り二人で仕事をしては、土日もオフィスで顔を合わせて「また仕事してるんですかw」と軽口を叩きあう。

僕にとって、仕事というものの面白さや、仕事における青春とも言える最高の時間を共に過ごした相棒でもあり、師でもありました。

長年会社を支えてくれた功労者だからと、いただくねぎらいの言葉も素直に受け止められず。

 

僕の送別会の実施も断り、最終出社日の夜21時頃に「ほんじゃ!お疲れ様でした!」と別れの挨拶もせずに、逃げるよう退社したことを覚えています。

メンターは、「送別会は出来ずとも個人的に労いたいし、また2人で飲みに行こう」と言ってくれたにも関わらず、退職と同時に連絡を断ちました。

この、恩人から逃げるように退職をしたことを激しく後悔したのは退職後、半年ほど経ってからでした。

 

ちなみに、このあとの転職自体は失敗でした。

給与は上がりましたが、鬼ほどブラック(笑)

f:id:tosakax:20191103234646j:plain

他からも声を描けてもらっていたので、転職後1ヶ月で転職をしました。

 

そこ(現職)は、これまでよりもマネジメント職の強い業務内容ですが、同じような事業内容で同じような規模で同じようにベンチャーX年目という条件なのもあり、メンターの下で働いた経験が活かせたり、如何にメンターが優れた経営者・上司だったかを痛感しました。

 

今の会社は、若手・未経験者が多いため組織・会社としてあまりに拙く、気になる部分が多く、マネジメントでも業務でも悩むことが多いのです。

上司も部下も、これから成長が期待できる素晴らしい仲間なのだけれど、会社の文化がかなり特殊で、合理主義・成果主義の環境で働いてきた僕と価値観が一切合わないのです。

 

入社して、半年ほど経つも思うように結果を出せず。

どうやったら貢献出来るのか分からず、モチベーションも低下していました。

この時、自分は失ったものの大きさに気づきました。

 

メンターという心の支えであり、自分の力を引き出してくれる存在。

 

サラリーマン人生でどれだけ…そもそも出会えるか分からない、貴重な師。

それを失ったことに気づき、自分が今までどれだけ助けられていたかを痛感したのでした。

同僚の一言が背中を押してくれた

f:id:tosakax:20191020162017p:plain

そんな悩みを抱えていた中ですが、新しい会社で部署は違うものの気が合い、普段から組織論について語り合えるマネージャーの同僚が出来ました。

彼は営業職出身ではあるものの、僕と似たような経歴の持ち主でした。

彼は当時の上司が独立して起こした会社に着いていき、一時成功するもリーマン・ショックの煽りで、会社が縮小して転職を重ねて今の会社に来たとのこと。

 

ベンチャー規模の会社における組織論や経営について話すようなメンバーがいない会社だったので、彼とは色々な話をしました。

今では僕と二人で、全社的な組織開発に取り組んだりしています。

 

そんな彼が、とあることを、教えてくれました。

 

上司が興した会社が縮小して畳んだ後に、彼の上司である社長は「俺はまだやる。また仕切り直しだ。」と言って、また会社を立ち上げると決めたそうです。

そこで、再び彼を誘ってくれたとのこと。

 

しかし、彼はその会社で1番の営業成績だったこともあり「一人でも自分はやれる」と判断し、その誘いを蹴ったそうです。

 

その後、個人で仕事をしたり、転職をするも上手く行かず、過信ゆえに当時の上司の誘いを蹴ったことを後悔しているそうです。

 

現在でも連絡を取っているその上司は、彼にとってのメンターで現在の仕事についても色々な相談をしているとのこと。

僕はそれを聞いて、自分が抱えている後悔についても話しました。

 

すると、彼は「意外と相手は気にしていないもんだよ。どうにか連絡を取って謝ってみたら?」と、言ってくれました。 

スポンサーリンク  

 

意を決してメールを打った

f:id:tosakax:20200229214959p:plain

メンターに連絡を取る

 

そんなこと出来るのか?

逃げるような辞め方した自分に?

 

そう悩みだしたのは、その「連絡を取る」という選択肢が生まれたがゆえ。

それから数日、ろくに眠れなくなりました(笑)

 

しかし、彼の言葉を信じて連絡することにしました。

 

いや、本当に怖かったんですよ…。

でもね、ありったけの感謝の思いと、後悔、申し訳ない気持ちと謝罪を盛り込んだ鬼ほど長文のメールを、これでもかというくらいに畏まったクソ長い文章を送りました。

 

TwitterのDMで(笑)

 

LINEアカウントも作り直したし、電話番号も変えていた僕は他に連絡手段を持っていませんでしたから…。

 

それは約1年ぶりの連絡。

しかも、そのDMには謝罪だけじゃなく、図々しくも「もし許されるのなら、当時のように仕事の相談や、仕事観について話せたら」なんて身勝手な望みまで書いてたんですよ僕は。

どんだけ身勝手なんだと…。

僕はこのDMを夜21時に送ると、スマートフォンの電源を落とし、眠りました。

返事なんか、来ないに決まっている、と諦めようと自分に言い聞かせながら。

予想外の返事

f:id:tosakax:20190928105527p:plain

翌日の夜に返事は来た。

画面2スクロール分くらいはあろうかという僕のDMに対し、メンターの返事はこれだ。

 

「えw〇〇さん?w」

 

短い!

 

あまりの短さにすぐさま返信。

そうです僕です、と。

 

しかし、その後メンターからは優しい言葉をたくさん頂いた。

 

「逃げるように辞めたとは思ってなかった」

 

「以前から挑戦したいと言っていた仕事を用意できなくて申し訳ないと思っていた」

 

「良かったら今度、飲みにでも行こう」

 

この言葉だけで、どれだけ救われたか分からない。

ここで更に分かったことがあります。

 

僕は「相談したかった」んじゃない。

困った時に相談できる「心の支えが欲しかった」んだと。

 

正直、この時点で大分心が軽くなってメチャクチャ仕事頑張れるようになりました。

自分からDMしといてクソ身勝手だけど本当に嬉しくて。

 

でも、久々に話せるのは嬉しいし、ちゃんと会って謝りたかったので、ご飯に行くことに。

約1年ぶりにメンター(上司)に会ってきた

f:id:tosakax:20190810110448p:plain

仕事帰りに、メンターが行きたいというお店で待ち合わせ。

久しぶりに会ったメンターはふくよかになっておられた。

いや、僕も太ったんですけどね()

 

久々に話すと、話したいことがいっぱいあったけど、まずは謝罪。

あの時は、本当にすみませんでした。ずっと後悔していました。

と、自分の思いを込めて。

 

 

メンターは黙って聞いて、謝罪を受け入れてくれた。

そこから、やっと色々な話が話せるようになった。

 

久々に二人で飲むと、会社が小さかった頃を思い出す。

この人の部下でいれたこと、本当に良かったと思えた。

 

気づいたら4時間近く話し込んでしまって解散したけど、メンターから嬉しい言葉をもらえた。

「今後、一緒に面白いことができたら嬉しいから、また飯に行こう」

と。

 

また、一緒に働けることを期待しているのではなく、そんな言葉を投げかけてもらえたことが最高に嬉しかった。

メンターの下で働いていたこと、彼の部下であったことを自信に変えて、頑張っていきたいと思えた。

そんな夜でした。

 

そして、それからは3ヶ月に1回ペースでご飯に行って、近況報告したり、仕事の相談したりするようになっています。

おかげさまで、今の仕事に新しい目標が生まれて、日々の熱量も上がっています。

 

僕も自分の部下にとって、僕にとってのメンターのような存在になれるよう努めようと思います。

メンタリング・マネジメント―共感と信頼の人材育成術
 
上司と部下の教科書

上司と部下の教科書

  • 作者:新 将命
  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: 単行本
 

スポンサーリンク  

まともな人は一生転職しないという価値観

スポンサーリンク  

 

f:id:tosakax:20191006191806p:plain
オッス!オラ吐瀉夫!

30代で転職10社を超えるジョブホッパーだ!

といっても、初期は工場や派遣などで色んな業界を渡り歩いていたもので、無駄なキャリアを重ねていました。

そこからオンラインゲーム業界に入り、スマホゲームなどの市場に移り、ゲーム会社4社目になります。

f:id:tosakax:20191006190511p:plain

先日、友人の友人(初対面の30代)と話す機会があり、仕事の話をすることがありました。

先方は新卒以来、転職すること無く今の会社にいるらしいのですが、あちらの自己紹介に応える形で僕の経歴も話して、雑談をしていたのですが、その中で耳に残る衝撃的な言葉がありました。

それが

「まともな人は一生転職しない」

という言葉でした。

自分がまともなつもりは一切ありませんでしたが…

それでも僕は正直

「え?未だにそんな価値観マジで存在してるの!?」

っていう気持ちになりました。

皆さんはどう思いますか?

おそらく業界によるとは思うんですが、そういう人もいるんだなと、ちょっとしたカルチャーショック。

スポンサーリンク  

 

確かに転職ってちょっとリセットされるところがあるのは確実で、RPGのクラスチェンジ・ジョブチェンジのようにレベル1からやり直す部分はあります。

現場のトップまで成長し、マネージャーになって転職したら、転職先で求められるのはマネージャー以上の実力ですが、その会社の現場レベルに合わせた実力を求められるものすぐにそこに到達出来るわけではないですし、この時間のロスがもったいないのは間違いないです。

f:id:tosakax:20190726112548p:plain

会社によってはプレイングマネージャーを求めない文化もありますが、現場の人達からは反感を買うこともあります。

僕はというと、今の会社は本当に良い人ばかりで職種を変えてマネージャー担ったにも関わらず、現場の仕事が全然出来ない僕を部下が受け入れてくれてることにビックリです。

スポンサーリンク  

 

IT・WEB・ゲーム業界は若い業界なのもあって、社歴が浅くても貴重な経験を積めるポジションを獲得しやすいので、転職に積極的だし、そもそも人材不足なので受け入れにも寛容な文化なイメージがあります。

なので、僕自身も転職回数多くても受け入れてもらえている気がします。

しかしながら、それらを除く社会では確かに転職に対しては厳しい目を向けられるのかもしれませんね。

僕もいつまでこの業界で仕事をするか分かりませんが、30代から業界を変えるリスクは結構デカいなぁと感じているため、もし転職するとしても、自分のキャリアの軸を少しずつズラして幅を広げるような転職で可能性を探っていきたいと思っています。

f:id:tosakax:20190928111148p:plain

どうやら年金受給開始年齢が70歳になるのも見えてきたこの社会。

30代の僕らは果たして70代の内にもらえるかも怪しい気がしています(笑)

出来れば80代まで働けるよう、自分のキャリアを積みたいなと考えた一日でした。

社内で自己分析のフレームワーク「Will Can Must」をやったら目から鱗な結果になった

スポンサーリンク  


オッス!オラ吐瀉夫!

先日、社内で自分のキャリアについて考える研修のワークがあり、そこで自己分析のフレームワーク「Will Can Must」を行いました。

あまりこういったもの好きじゃなかったんですが、とても興味深く有意義な時間になったので、その内容と感想をまとめてみました。

Will Can Mustとは

WillCanMust

WillCanMust

「WillCanMust」とは自己分析の基礎を行った上で行うものです。

これまでの人生、経験を書き出し、そこを掘り下げてグループ内で個人の内容をシェア。
※やりかたはそれぞれあるようです

僕の場合は、幼少時代のイケイケ時代から高校から現在まで引きずる人見知りの発症。

そこからフリーター時代、ゲーム業界に入ってうつ病になったり、出世したり、職種を変えたりといった内容をシェアしました。

 

この自己分析の基礎を行って、自分をある程度振り返った上で、今度は「Will」「Can」「Must」にそれぞれを当てはめていきます。

 

「WillCanMust」は、「やりたいこと・できること・すべきこと」から自分のキャリアを考え、導き出すフレームワークだそうです。

この3つの円が重なった部分が、自分の“アンカー:錨”となり、これを自分の軸としていくことで、自分をブラさずキャリアを積む考えの一助となるそうな。

スポンサーリンク  

グループで実施した

グループワーク

客観視点も取り入れる

自分の人生の振り返りをそれぞれシェアし合うことで、”自分の視点でのWillCanMust”と”他人の視点のWillCanMust”を割り出しました。

個人的にはこれは結構良い仕組みだなと。

自分では思ってもいなかった、自分の特徴が見えて面白いです。

 

ちなみに僕のチームには、人事3人、ゲームプランナー1人、僕1人の5人です。

なお、このゲームプランナーは去年まで僕が働いていた会社の部下で、とても僕のことを慕ってくれている子で、おかげさまでやりやすかったです。

自分の業務意外では他人を交流しない性格上、人事とかほとんど初対面だったので。

自分のWill:やりたいこと

will,can,mustのWill

やりたいことを考える

皆、多分これを大事にしたい気がするんですけど、僕はあんまりキャリアにおいて「やりたいこと」がなかったので、人生ベースで書きました。

  1. 家計を支えること
  2. 子供をもうけること
  3. 仕事に燃えること

自分ごとですが、専業主婦の奥さんを働かせたくないから収入はこれからも今以上をキープしたいし、子供も欲しいなと思っています。

その上で、企画職時代のように仕事に燃えたいと思っています。だって楽しいもん。

今、燃えられていないと、人事の前で正直に話しました(笑)

 

そんな僕のWillに対して、グループ内から頂いた僕のWill。

  1. 大事な人や、場所のために熱くいれる人
  2. カッコいいパパ
  3. 地方支部立ち上げ

これらを「吐瀉夫さんがやりたいと思ってそうなこと」として挙げてくれました。

 

1にはびっくりですね。よく知らない人事の方から頂いたので、「熱くいたい」と思われてたのかと(笑)

嫁ノロケってほどじゃないですが、よく嫁さんの話や子供が欲しいという話はしてるので、そういうイメージがついていたのかな。

1,2に関しては、ほとんど僕のWillと一緒なので少し嬉しかったり。

 

3については僕の元部下が挙げてくれたんですが、僕はマネジメントの方が得意なところや、田舎に引っ込んでリモートワーク出来たらなと考えている部分を見透かされたんでしょう。

でも立ち上げはやりたいかって言われると…分かんないですね。

スポンサーリンク  

自分のCan:できること

will,can,mustのCan

できることを考える

これは結構難しく感じましたね…自分に自信がないので、何とか引っ張り出しました。

また、「Can:出来ること」と「Can't:出来ないこと」も一緒に出しました。

僕が出したCanはこちら

  1. 課題を見つけ、仮設・検証するアプローチを取ること
  2. チームをまとめ、運用・マネジメントすること

そしてCan'tはこちら

  1. 定常業務やルーチンワーク
  2. 積極的な他者との交流

僕は入社して2ヶ月目から今のチームのリーダーを務めさせてもらっていますが、部下より仕事が出来ません(笑)

それは以前から上司や部下にも話しています。

問題を見つけて解決する手段を思考し、PDCAを回すロジカルな判断や優先度付けが得意で、自分より優秀な部下達から信頼され、リーダーを任してもらえるマネジメント力にだけは他より自信があるところ。

実際、ウチのチームのモチベーションや関係性はとても良好で評価されていて嬉しいところ。

ちなみに部下とは交流が出来ますが、人見知りで業務外の交流が苦手です。

目的を設定しないと他人と交流が出来ない人間嫌いなのです。

 

これらに対して、グループ内から頂いた僕のCanはこちら。

  1. 真面目と冗談のバランスがよく出来ている
  2. 観察眼がよく、立ち回りが上手い
  3. 人のいじりが上手い
  4. 几帳面
  5. 事実と向き合おうとする

1はよく言われます(笑)

真面目な顔して仕事しながらド下ネタのチャットを送りつけたり、さっきまでくだらない話をしていたかと思えば、いきなり繊細な仕事の話をしたりと、切り替えが早いとかも言われたりします。

2については、自分の出来ないことを分かっていて、無理をしたくないので「できること」で勝負しているからですね。

評価されたいし、評価されてやる気になれば、少しくらい苦手なこともチャレンジできるので、まずは強みで戦います。

 

3については、1に通じるユーモアのところですが、話を面白くするのが好きで。しかし嫌な思いはさせたくない(他人のこと気にしすぎる人と言われる)ため、ギリギリのラインを見極めていじって、本人の面白い部分を引き出したいと常々思っています。

ただし、そうではない時は自分をネタにして笑いを取りに行くのですが、今の会社だと社歴が浅いため、他者からのツッコミがいただけない場合が多く、苦戦。

4と5はよくわかりませんね(笑)

 

ちなみに、周りからCan'tは出してもらうのに時間掛かりそうだったんで、ネガティブな言葉はいらないなと思ったんで、早めに切り上げました。

スポンサーリンク  

Must:すべきこと

will,can,mustの

すべきことを考える

Mustも難しく、Willと違って「自分がすべきことなのか、他者から求められていることなのか」というのが分からなかったんですが、両方だそうで。

それにしても、自分の人生で「すべきこと」なんてちょっと大それてますよね。

だからこそ、自分と他者からの1個ずつ出すように言われました。

  1. 想像力を活かす
  2. 改革

1が僕自身がすべきことと思っていること。

2が他者から求められていること(と思っている)、としています。

1は仕事もプライベートも、常に思考して何かをアウトプットしていきたいと思っています。

クリエイティブではなくても良いんですが、ルーチンワークが嫌いなと同じで、仕組みだったり制度だったり、施策や企画でも何でも生み出すべきだなと。

それが自分の強みだと思っているから、価値を発揮できることだと思っているから。

これを「すべき」だと思っています。

 

2については社長や上司からも求められていることで、今の組織を変えてくれと言われています。

それをやるために色々動いているし、ITベンチャーで働いてる以上は常に変化を受け入れ、変わっていかなきゃいけない。

しかしながら、凄く良い人たちが会社には多く、良くも悪くも気遣いの出来る人たち・マイペースな人たちが多いからこそ、変化の速度が伴わないことが多い。

だからこそ、僕が採用されたと思っているし、皆の意識改革をしていきたい、こんな良い人たちが数年の労働力で終わってしまうのではなく、さらにステップアップして評価されていく組織にしたいと思っています。

 

ちなみに、上司へ提案して決まった僕の2019年下半期のミッションの一つは、「メンバーへの業務における成功体験が出来る仕組みづくり」です。

成功体験は努力のきっかけ、仕事に燃えるきっかけの一つだと思っているので、まずは本人の強みを武器に何かしらの成功を経験してもらい、貢献・達成・評価されることへの快感を味わってもらいたいと考えました。

スポンサーリンク  

話がそれたので戻します(笑)

グループ内の方々から頂いたMustがこちらです。

  1. 組織の仕組みを作っていく
  2. 組織を引っ張っていく存在
  3. 吐瀉夫さんのプロ意識をメンバーにも広げていく
  4. 皆の手本
  5. カリスマ性を伸ばしてほしい

本当に嬉しいことばかりいただきました…。

組織の仕組みを作っていく、組織を引っ張っていく存在というのは、ちょっと荷が重いですが、僕の周りの人間が幸せになれるような組織にしたいと思っています。

一緒に目標に向かってワクワクしていて、お互いの強みを活かして、評価されて。

そんな組織にしたいと。

 

ちなみに僕のチームの部下がどれだけ人が良いかって言うと、定時以降まで仕事が残っていることを申し訳ないと思ってサービス残業しようとします。

めちゃくちゃ怒りました。

「定時まで仕事が出来ないのは誰の責任でもない。組織・仕組みに問題がある。
強いて言うなら俺の責任だから、それでサビ残なんてされたら俺は本当に悲しい。
残業せざるを得ない状況は申し訳ない。でも絶対に残業は申請して、もらうべき対価はもらってほしい。」

と。それ以来、残業があれば必ず申請してもらっていますし、先月はほとんど残業がなかったのでとても良い状態に出来たなと。

 

3のプロ意識については、今あまり仕事に燃えられていない僕のどこを見てそう思ったのかは不明ですが、「燃えられていない」と思っていることそのものがプロ意識ですよ、と言われて「言われてみれば確かに」と納得しました(単純)。

 

4と5は元部下が書いてくれたんですが、彼はもういつまでも俺の背中を追いかけないほうが良いと思うものの、嬉しい(恥ずかしくもある)ことを言ってくれました。

「吐瀉夫さんの仕事への姿勢・考え方が、今も僕のベースになっている。吐瀉夫さんを追いかけていれば大丈夫という安心感がある。前職でのカリスマ性はすごかった。今の会社ではまだ浸透していないと思いますが、これからもそのカリスマ性を伸ばしていってほしいと思っています。」

 

やめてくれ。

恥ずかしいから。死んじゃうから。

 

一同「おお〜w」とか言ってたので、早めに話を切り上げたものの、このように慕ってっもらえる仕事ぶりが出来ていた”あの頃”のように、やはり燃えたいのが本音です。

スポンサーリンク  

自分の錨(キャリアアンカー)

will,can,mustで見つけたキャリアアンカー

自分の軸を見つける

これらを踏まえて、Will,Can,Mustの円が重なる自分の軸はどういうものか言葉にしようとしました。

なかなか難しく、長ったらしい文章になりがちだったんですが、とある言葉が一つ頭に浮かびました。

 

ダディ

 

ふざけてると思われるかも知れませんが、これが個人的にはピッタリでした。

僕の父は普段お調子者でしたが、とても頼りになる存在でした。

叱る時はしっかり叱り、僕が本当に悪いことをした時は、涙を流して一緒に悔やんでくれました。

 

僕にとっての父のイメージがそれだからこそ、冗談を言いながらもしっかりと家族・仲間のことを考え、皆を引っ張っていく頼れて、安心できる存在。

そう在ることが僕の軸なんだなと。

振り返っての感想

will,can,must

自分を知る良い機会になりました

このワークには、自分の人生の振り返りを含め、4時間ほどを費やしたのですが、最初は本当にこういうフレームワークというものに懐疑的でした。

しかしながら、他人の視点を取り入れることで、まさか「ダディ」が出てくるとは思わなかったんですよ(笑)

 

親父の影響、すげぇ…!って今更ながら思いましたし、周りからどう見られているかも興味深いものでした。

 

皆の期待に応えるためにも、自分の人生を豊かにするためにも、この軸をブラさず自分と自分の周りの幸せのために頑張っていこうと、改めて思えました。

 

皆さんも是非、この「Will Can Must」をやってみてはいかがでしょうか。

ではでは。

スポンサーリンク  

【初就職】僕が新社会人になった頃の話をしようと思う【1年未満で退職】

スポンサーリンク  

僕が新社会人になった頃の話

僕が新社会人になった頃の話

オッス!オラ吐瀉夫!

いやはや2019年度、始まりましたね。新元号も発表され、エイプリルフールも終わりましたが、新年度で一番ドキドキしてるのは新入生、新社会人といったフレッシュな方々じゃないでしょうか。

今やアラサー、働き盛りの社畜の僕ですが、こんな僕にもフレッシュな時期があったんですよ。

今回はそんな僕のフレッシュな時代、胃もたれ爽 吐瀉夫の話をしようと思います(爽やかになったでしょ)。

スポンサーリンク  

僕が社会人になった時

f:id:tosakax:20190316110904p:plain

思い出すあの頃

僕は大学に行かず、高校を卒業して就職しました。

勉強は得意じゃなかったし、大学に進んだ兄をそばで見て、進学したいという気持ちもなく、子供の頃から好きだった絵で漫画家になりたいなぁ…なんて甘い夢を見た子供でした。

 

だから最初から僕にとって仕事は、やりたいことではなく、生活費を稼ぐ手段でしかありませんでした。

ちなみに就職試験は1社しか受けておらず、その1社が受かってそのまま就職というかたちです。

入社した会社はちょっと特殊な工場

f:id:tosakax:20190402222029p:plain

写真はイメージです

工場とは言っても、機械系じゃない特殊な工場です。

絵が好きだったのもあり、僕が新卒で入った会社の業務は調色と呼ばれるものでした。

簡単に言うと、顧客の希望の色になるように塗料を混ぜて出荷する仕事です。

 

家の壁の色って例えば真っ白だったとしても少しずつ日焼けしたりしますよね。

そこで一部分剥げたりして、そこを塗り直す場合、塗りたて当初の塗料の原色の白色だと日焼けしてないから目立っちゃうので、日焼けした現在の塗料の色に合わせて色を朝食するんです。

しかもこれがなかなか難しく、「塗料が乾いた時に同じ色になるように」という条件が加えられるため、

  1. 塗料の原色を組み合わせて混ぜる。
  2. 板に塗って乾かす。
  3. 色を確認する。
  4. 色差があれば再度、色を足す。
  5. 色が一致するまで2〜4を繰り返す。

といった流れです。

しかも、これの難しいのが注文された塗料で、注文された量になるように調色しなければいけないんです。

 

無駄に作りすぎてしまった場合、それはストックせざるを得ませんが、次回同じ色で注文が来るか分かりません。

水彩絵の具と同じで、色は混ぜれば混ぜるほど濁り、黒ではない汚いドブみたいな色になるため、そもそも作り過ぎたら良くないのですね。

スポンサーリンク  

まさに職人の世界

f:id:tosakax:20190402223125p:plain

匠の世界

ここまでの話でも難しいと思うかも知れません。

乾いた時の色の変化を予測し、目標となる色を予測し、注文の量に一致するように塗料の原色を選択し、混ぜていく。

3Lの真っ白が欲しいなら、まず原色の白を3L用意し、それを塗って乾かして、顧客の欲しい「真っ白」に対し、どれだけ色が違うのかを見本(顧客からもらう)と比較して、赤み青みと濁りがちょっと足りないなと思ったら、赤と黒を1滴ほど混ぜる。

黒の持つ青みと濁り、赤の赤みを入れるためですね。また赤の塗料が持つ黄色要素は黒が打ち消してくれるのでちょうど良いです。

 

こんな感じで原色の持つ要素を把握して調色するのですが、さらにもう一つ難しい条件が…!

塗料によって、原色の色味が違うんです。

 

基本的に顧客からの塗料は、ペンキと呼ばれる工業用塗料や建築用塗料がメインなのですが、塗料はそれぞれの目的に合わせて、錆防止、腐食防止などの効果があります。

車用の塗料、船用の塗料なども扱っています。

顧客はその目的に合わせた塗料で依頼をしてくるのですが、先程言ったような調色に必要な原色の特色の把握は、塗料毎に異なるので大変なんです。

スポンサーリンク  

仕事が出来なくて泣いて、褒められて泣いた僕

f:id:tosakax:20190402224143p:plain

そもそも泣き虫なんですよ僕

そもそも僕はこの頃から仕事に対する向き合い方が今と似ていたのかも知れません。

仕事が上手く出来ない新人時代、悔しくて影でよく泣いていました。

自分を客観視出来てないからからこそ、なのかもしれません。

 

出来なくて当たり前だけど、出来ない自分が許せない。そんな気持ちで泣いていました。
そして、仕事が出来るようになり、先輩から褒められた時に、涙がポロポロと出てきたあの頃を思い出します。

 

職人的な業務なだけに、現場で働く人たちも職人気質。

口で教えてくれるのではなく、やって見せてくれるだけ。そんな無愛想な人たちの会社で一人、新卒として入った僕が認めてもらえた時はとても嬉しかったのを覚えています。

入社1年を待たずに退職

f:id:tosakax:20190402224659p:plain

なぜ退職を決めたのか

そんな感じでやっと仕事が自分でも出来るようになってきた頃、ある出来事がありました。

入社から1年が目の前に見えてきた3月。一人前に仕事をたくさんこなそうと、塗料にまみれながら仕事を頑張り、帰宅してお風呂に入り、体を洗って風呂から上がった時に気がついたんです。

肌が真っ赤に腫れ上がり、かぶれているのです。

 

原因は、溶剤である塗料を洗い落とすためのシンナーによるかぶれでした。

 

僕の家系は肌が強くない人が多いのですが(特に兄がひどい)、まさか自分がこうなるなんて。

痒くて、痛くて、仕事にならない状態で、病院に行っても「出来ることなら溶剤に触れないほうが良い」と言われ、この仕事を一生続けることがそもそも自分には向いていないんだと知り、ショックを受けました。

 

違う部署で水溶塗料の部署もあったのですが、当時の幼い僕は転属なんて発想が頭に浮かばず…。

 

飛びました(笑)

 

そう、翌日から会社に行くことなく、二度と出社すること無く退職。

僕のバックレ癖はここでついたんでしょうね!w

スポンサーリンク  

そんな僕の現在

f:id:tosakax:20190316101930p:plain

なんとかなるって

あれから14年…10回以上転職した僕。

ついには市販の履歴書には職歴が記載しきれないので、スプレッドシートで自作した履歴書プリントアウトしてます。

 

まぁ何とかなるもんなんですよ。

こんな僕でも現在も奥さんと猫一匹養えてるんです。

 

辞めるのを躊躇してる新入社員の人がいたら、僕が言えることは一つ。

辞めても死にゃあしないよ。

 

5年前にゲーム業界で働きだして、鬱病になって毎日死のうって思ったあの頃のほうが辛いと感じます。

 

辞めたら、生活どうしようっていう不安と、漠然とした不安で毎日死にたくなる状態を比較したら誰だって前者の方が良いと思います。

結局、心が健やかじゃないと、お金があっても幸せにはなれないし、仕事は辞めてもコンビニでバイトとかしてたら最低限の生活ならどうにか出来ます。

そこから自分に合いそうな仕事を探すのが一番良いなって思います。

 

大体、一社目から自分に合う仕事につけるわけないんです。

自分をその仕事に合うように譲歩するのは当たり前ですが、譲歩しきれない部分って結局あるんですよね。

終身雇用が崩壊しつつある現代、一つの会社に長く務める時代は終わっています。

だからこそ収入や条件、自分がその仕事のためにどこまで譲歩できるのかとか、一番納得できる仕事に出会えるよう、無理しないで経験積んでレベル上げて、日々を過ごすくらいの気概で望めば良いんじゃないかと思うんです。

そうすれば、妥協で入った会社でも次の会社までの自分の成長フェーズと捉えて前向きに働けると思います。

現に、今働いてる会社も僕にとってそうですし。

 

どうか、新社会人の皆さん、穏やかで楽しく、充実した社会人生活を送ってくださいな。

 

社長に退職を伝えたら薦められた本を読んでみた

オッス!オラ吐瀉夫!

先月、社長に退職の意を伝え、今月末で退職予定の32歳!

社長に退職願を出す前から転職先は決まっていたんですが、僕が退職を伝えた時に社長からとある本を勧められました。

スポンサーリンク  

 

退職を伝えた時に社長からとある本を薦められた

それがこの本「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」です。

発売後2ヶ月で10万部を超えるベストセラーで注目されてる書籍。

「転職する前に読みたかった」「大切な人に推薦したい」など反響の声、続々! 一生食えて、心から納得のいく仕事が見つかる、転職論の決定版。あらゆる不安やモヤモヤが、ストーリー形式で一挙に解決!
◆本書で解決する「悩み」→会社を辞めるべきタイミングがわからない/「年収は下がるけど、魅力的な会社」へ

Amazonより引用

社長との関係性はとても良好で下記記事でも記載している通り、これからもお付き合いが出来ればと思っています。

 

 

社長から「次の場所選ぶにあたって『転職の思考法』って本は凄い参考になるから、余裕あれば読んでみて」と、この紹介された本。

既に転職先、決まってんのに…無駄だろう。

と思いながらも、大恩ある上司がとてもためになる本だったと言っていた本に純粋に興味が湧いて、購入を決意しました。

スポンサーリンク  

 

こういう時に1000円ぽっちの自己投資が出来ない人間は成長できないと思うんですよね。

ただ1000円と言えど、本を読むのにかかる時間を無駄にしたくないからこそ、中々普段は新しい書籍を開拓できずにいたので、信頼できる人が本をオススメする機会って貴重だと思うんですよね(笑)

早速購入してみた

f:id:tosakax:20200606212325j:plain

文字がいっぱい…

表紙から若干胡散臭さを感じつつも、口コミ(Amazonレビュー)は150件を超えながらも☆4を超えており、10万部突破も納得の高評価。

難しい内容じゃないことを期待しながら、読んでみることにした。

メチャクチャ読みやすい文章と引き込まれる内容

f:id:tosakax:20200606212257j:plain

めっちゃ読みやす!おもろ!!

ふぁ!?なんだこの物語!?

最初10分ほど読んでの最初の感想はまさにこれだ。

この本は、30歳の転職に悩むサラリーマンを主人公に据えていて、その主人公が仕事に人間関係に転職に悩むリアルな姿を描いています。

会話と心理描写メインのため、とても読みやすい文章で、僕が昔大好きだったホラーノベルゲーム(ワンダースワンのTERRORSやリング∞、アナザヘブン)のようなシンプルなものでスラスラ読めちゃうんですよね。

更に、共感しやすい悩みを持つ主人公の物語のため、グイグイと中に引き込まれ、すぐに読み終えちゃったよ!(笑)

スポンサーリンク  

 

感想まとめ

この本は転職の思考法と銘打ってるだけあって、転職の答えを教えてくれる本ではありません。

転職する時に人が悩んでしまう不安の根底にある部分を解決するための思考法を教えてくれる本です。

思考法と言うとちょっと洗脳というか、胡散臭いですが、いわゆるロジックですね。

思考のプロセスと言い換えてしまっても良いかもしれません。納得のできる理屈、ロジックがきちんとまとめられていて、どういう風に転職を意識すれば良いのか、日々どのように仕事をして、キャリアを積めば良いのかが明確になっていきます。

これは社会では誰も教えてくれることのないものです。だからこそ、皆さん転職に不安になるのだと思います。

f:id:tosakax:20200606212347j:plain

大いなる飛躍へのキッカケに…!

転職・仕事を続けることへの不安を論理的に解決する思考を教えて、キャリアアップやステップアップを後押ししてくれるものです。

この本はざっくり分けると

最初の6割が転職に関するもの。

残りの後半4割が仕事についての価値観というか、キャリアの積み方と言った内容になっています。

スポンサーリンク  

 

日本の古い文化でタブーとされがちではあるが『転職をすることは悪いことではない』ということを教えてくれながらも、今いる会社だろうが転職先の会社だろうが、どんな会社であろうが、そこで働く自分の市場価値を意識することや、会社をその視点から判断する方法を教えてくれる稀有な本だと思います。

これはまさに良書!

仕事に悩む全社会人に是非オススメしたいものだと思いました。

社長、こんな良い本を教えてくれてありがとう!今後のキャリアを考える際に役に立ちます…!

この本を読んで余計に次の会社にも永く留まろうと思わなくなってしまっている自分が怖い…(笑)

スポンサーリンク  

自己否定で鬱から脱した話をご紹介

オッス!オラ吐瀉夫!

いきなりですが、僕は5年ほど前に鬱病になりました。

 

当時勤めていたオンラインゲーム会社で憧れの企画職に就き、その仕事が原因でした。

アルバイトで入社し、デバッガーとCSを2年務め、散々企画職への気持ちを上長にも伝え続け、適性ありと認めてもらい、せっかく企画職として異動したにも関わらず、1年ほどで鬱病に。

 

不眠、希死念慮、食欲不振、動悸が主な症状で、アムカをしたり、自殺の方法を調べたり、実際に首吊りの練習や、反射嘔吐の確認などネガティブな勉強をしていました。

 

父親も首吊り自殺をしていただけに、僕にとっての自殺=首吊りだったのでそのあたりは特に色々勉強してましたね。

ただ、デパスを飲んでいる時だけはやはり幸福状態というか、気分が良く、その効果が出ている間だけは救われていました。

鬱病処方薬

プリンペランやスルピリドは効きませんでした

鬱病になったきっかけなのかと今でこそ思うのは

小さなチームであるものの、未経験からいきなりオンラインゲームのプランナー兼ディレクターとして抜擢してもらい、うまく期待に答えられず、チームメンバーとのコミュニケーションが良くなかったことなのかなと。

 

5年も続く長寿タイトルの初期開発からチーフエンジニアを務めているエンジニアと特に折り合いが悪かったのがかなり痛かったです。

普通に考えても納得出来るものですが、いきなりバイトで未経験の若造が入ってきてディレクターとか気分の良いものではないですよね。何も知らない奴が入ってきて、自分が5年間守り抜いてきたタイトルの仕様・施策・企画を的はずれなアイデアで提案してくるわけです。

 

そりゃあ気分のいいものではなかったでしょう。

 

チーフエンジニアの方は、僕が提出するものに対して「意味が分かりません」と突き返してくるばかり。プロデューサーもエンジニア出身のためチーフエンジニアと仲が良く、僕の方をフォローすることはありません。

 

5年の差を埋められるほどの実力は僕にはありませんでしたし、何が駄目なのか聞いても「それを考えるのがあなたの仕事でしょう」と突き返されていました。

 

今思えば駄目だろうと、悪かろうと、実施するかどうか決めるのはディレクターの僕だったので、彼の意見を受ける必要はなかったんだなと思います。

 

しかし、当時の僕は企画職1年生。なんならプランナーの経験も無いので、運営チームの動き方なんてわからなかったのです。

今だったら、「今回はこちらで行かせてもらいます」と押し通して、実施後のKPIを分析して何が駄目だったのか、良かった点はあったのかを見て、次の施策に活かすことが出来ると、判断出来ますが…。

 

否定され続ける毎日。残業して作り直す仕様書もNGをくらい続け、その結果、開発スケジュールが遅れ、他のメンバーを休日出社させてしまう罪悪感。

 

コレが一番の原因だったなぁと思います。

 

憧れのポジションへの期待と、それをこなせない自分への失望感。自分の実力の無さを痛感しました。

 

そこから鬱病の症状が出始め、仕事を度々休み、鬱病と診断され、休職に。一度復職しましたが、またすぐに症状が再発。

それもそのはず、鬱の原因であるのは「仕事ができない自分」だったのですから。

 

自分はダメだ。自分はできない。と自己否定で鬱になったのかなと。結果、二度目の休職から復職すること無く、契約終了し無職に。

 

少し話は変わりますが、鬱病の方々、特に治療中・闘病中の方々のツイッターやブログを見てると、「こんな自分でもいい」「自分を愛そう」「出来なくても良い」という自己肯定をしている方々を見かけることが多いなと個人的に感じました。

 

もちろん有効なアプローチなのかなと思うんですが、僕にはそれが出来ませんでした。

幼少時代より、人に迷惑をかけるなと育てられたのは皆さんも一緒かもしれません。それが特に厳しかった我が家。そのせいか、仕事が出来ずに人に迷惑をかける自分を何より許せませんでした。

 

仕事を辞めた後、仕事が出来ず迷惑をかける相手がいないからか、落ち込むこともへり徐々に症状が収まり、回復してきました。

 

そのかわり、無職の間、自分と向き合う時間が出来ました。

「自分は駄目だ」

社会に生きる人間として、足を引っ張りたくない。でも自分は皆の足を引っ張ってしまう。迷惑をかけてしまう。

 

そんな自分は価値がない存在だ。

 

そんな自分が許せない。価値を生み出したい。この社会で生きていく権利が欲しい。

社会人ってなんだ?社会に属し、貢献する人だよな…と自問自答した結果、僕にとって「人間の価値は社会に貢献できる人」となりました。

 

社会に貢献できる人、社会からの評価がある人というのを分かりやすく定義すると、会社からの評価が高い人、にいきつきました(安直な僕の脳みそがはじき出した結果です)。

会社から評価が高いってのは分かりやすい目標なんじゃないか?

 

社会への貢献にもなるし、自己肯定感も高まるし、生活も豊かになる。もちろんお金だけが全てじゃありませんが、わかりやすい一つの指標でした。社畜脳の出来上がりです。

 

そんな人間になるため、高卒で職も転々とし続けたブラック人材の僕が出来る仕事ってなんだろう…?

 

自分に価値を生み出さないことには、また鬱の症状が再発しかねない。自分が活躍できる会社を探さなければならないが、そんな会社探せてたら誰だって探してる。

自分の経験が少しでもプラスに働く職種に就けば、少なくとも今、認識できている自分のラインからはスタートできる。まったくの未経験の業界だと、想定以上に駄目かもしれない。

 

そう思った結果、またゲーム業界に戻ることを決意し、翌月には今の会社に入りました。フリーランスプランナーとしてチームに参画。

 

前職でディレクターとして広く業務に携わってただけに、プランナーの仕事はそこまで苦ではなく、「価値のない自分」を許したくなく、自分の価値を作るべくひたすらがむしゃらに働きました。

オンラインゲームではなくソーシャルゲームタイトルだったため、施策数が多く、やりがいはありました。どんどん自分の業務を拡大し、上長の仕事を巻取りました。

裁量労働制だったのもあり、残業の仕方は自分に任せられてたので誰よりも働き、誰よりも結果を出すために頑張りました。

 

土日も暇があれば出社して仕事をし、緊急の休日対応も上司から巻取り、自分で全て対応出来るようにしたりして、その結果制作以外の全ての現場の仕事を一人で回せるように。

そういった働きぶりから半年後にはプロデューサー兼ディレクターとなり、その結果も評価されて1年後にはもう1タイトルもプロデューサーを任せられることになりました。

 

社畜街道まっしぐらかも知れませんが、努力をすれば、その量に見合うかどうかは別として成長をするのは間違いなく、小さな成長さえ当時は嬉しかったです。

 

打算的だったり、斜に構えてひねくれたり、そういった自分が顔を出しそうになるのを抑えて、盲目的に努力する必要がありましたが…。

そんな自分を半ば、洗脳というかコントロールするために

こんな本とかこんな本とか

よく読んでいました(笑)

今となっては懐かしい思い出と思えます。

この自分を洗脳するというか、自分をコントロールする方法を学んだのはかなりの収穫でした。盲目的な努力を続けるために、周りをシャットダウンさせるための手段の一つとして。

 

見返りのない努力を人はなかなか出来ないと思います。

特に僕の仕事は裁量労働制で残業しても収入は変わらないですし、短期的目標ではなく半年後、1年後の査定を目標にする他、評価機会もありませんでしたし。

 

だからこそ、「価値のない自分」の価値を生み出すために、この本の価値観を自分に植え付け、ひたすら働きました。

 

その結果、社内でも「どうかしてるほど働くプロデューサー」として評価され、自分に価値をやっとある程度生み出せるようになったなと思っています。

 

今は、自分をコントロールする手段を駆使して努力するモチベーションを維持しながらも、もう少し自分の幸せを増やすために生き方・働き方を模索しているところです。

 

鬱からの脱し方は人それぞれだと思いますが、僕は原因が分かりやすかったので、対処がしやすかったのもあると思います。

 

褒めて伸びるタイプじゃない自分は、このやり方だったからこそ成長して抜け出すことが出来たのかなと常々思っていたので乱文ですが認めてみた次第です。

価値がないと思って努力していたあの頃の自分をこの本を見るたび思い出します。

慢心すること無く、努力を続けたいと思います。

それでは、今日も仕事が待っているのでこの辺で。

【僕は現在】僕の転職履歴【ソシャゲプロデューサー】

 

オッス!オラ吐瀉夫!

先日、Twitterでつぶやいたこのツイートが意外にRTが伸びたので

ちょっと僕の転職について掘り下げて書いてみようと思いました。

ライフハッカーさんの記事に共感というか

とても納得することがあったので引用RTさせてもらったんですが

やはり皆さん転職については興味を持ってるんだなぁと感じました。

www.lifehacker.jp

興味がある方はこちらも読んでみてください。

 

自身における今の業界での職歴について

僕は現在、スマホ向けソーシャルゲームのプロデューサー兼ディレクターをやっています。

 

前職はPC向けブラウザゲームのディレクター。

ゲーム業界の職歴自体はこんな感じです。

  1. A社でデバッガー:半年
    会社の都合で異動
  2. A社でCS:1年半
    会社の都合で異動
  3. A社でディレクター:1年
    鬱病になりA社を退職
  4. B社でプランナー:半年
  5. B社でプロデューサー兼ディレクター:3年(今ココ)

こうして見ると駆け足な印象ですね(笑)

業界での転職はまだ一度しか経験していない状態です。

僕の転職履歴について

約6年前まで僕は全く関係ない業界にいました。

20代でこれは、結構酷い職歴だと思います(笑)

 

思い出しながら書いてみます。

履歴書に全部入りきらない職歴

  1. 高卒で塗料会社に就職する:1年この仕事を続けるのが嫌になってバックレて退職する
  2. コンビニで深夜のアルバイトを始める:1年
    この頃、同時にイラストのお仕事をしたりして漫画家を目指していた…が飽きる(笑)
    そしてコンビニで一年も働くと、流石にそろそろちゃんと働こうと決意する
  3. 故障した携帯電話の解析業務担当の派遣社員になる:3年
    ここが厄介で、派遣元が変わったり、派遣先が変わったりで所属が3回ほど変わり、同じ仕事をしてるのに履歴書上では3回転職した内容になります(笑)
    長く勤めたが、25歳間近になり
    正社員にならなきゃいけないんじゃないかと焦り、
    退職し転職活動を始めるが、なかなか仕事が決まらない
  4. 繋ぎで飲料メーカーで製造担当の派遣社員になる:三か月
    三交代制が辛くて三か月くらいでバックレる
  5. 繋ぎで住宅メーカーで組み立て業務担当の派遣社員になる:3日
    あまりにも肉体的疲労が凄くて3日でバックレる
  6. 某インターネットインフラ企業コールセンターの派遣社員になる:2ヶ月と3日
    まさかの新卒と一緒に座学を2カ月みっちり受け現場に配属。
    人見知りでクレーマーの相手が辛くて転職を検討していたころ、
    すぐ近くのゲーム会社の求人を発見し、すぐさまバックレる
  7. ゲーム会社のアルバイトとして採用される:3年
    うつ病で退職し、別会社を数社受ける
  8. 現在の会社にフリーランスプランナーとして契約する:半年
    基本給だけで前職の倍の給与だったので頑張った
  9. 現在の会社のプロデューサー兼ディレクターとして正社員になる:3年

なかなかに酷い転職回数とバックレ回数

流石にもう、今後はゲーム系かあったとしてWEB系の仕事しかしないと思うんで、5番以前の職歴は履歴書に書く必要もないと思っていますが…ホント酷いですねコレw

履歴書上では転職回数が10回以上もあるのはかなり怖いですよね。

 

でも、僕が面接する時は基本的に未経験じゃない限り、

同じ業界(僕だったらゲーム業界)になってからの転職回数や職歴しか見てないです。

 

向かない・合わない仕事はすぐ辞めるに限ります。

だって会社も自分も幸せにならないもん(笑)

 

あんだけバックレてた僕が今じゃ土日も家で仕事。

有給は消費しきれない。しかもそれが嫌々じゃなく、望んでこの仕事を続けているのです。

面白いし、やり甲斐あるし、適性があって、評価もされる。

僕にとっては天職と思っています。

転職回数が多いのにどうやって転職に成功したのか

これは業界の特殊性もありますが、ツイートに書いていたように自分の職務経歴に常に最新の情報をまとめていました。

7番の会社で仕事していた時にやったことを、忘れないうちに取りまとめることでアルバイトだったとしても、その後の会社を受けた際に収入が倍になりました。

フリーランスだから高くなったのもありますがww

 

同じ業界での転職なら、まっとうな理由があって(そう言い張れるかどうか)の
退職である限りは、何を成し遂げたのかを重視して見られると思います。

 

実際に現在、採用面接を行ってる僕もそうしています。

というか、そう見るように指示を受けています。

30代になってからの転職活動

30代になってからは、転職をしていないものの転職活動はゆったりやっています。

他社さんからもプロデューサーやディレクターでお誘いを受けますし、実際に現職のプロデューサーさんや社長さんらと会食させてもらったりもあります。

 

基本、企業主催の勉強会とかはただの営業・勧誘でしかないので
繋がりを作るために顔を出すようにしていますね。

また、この辺りは掘り下げて書いてみます。

転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール

転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール

  • 作者:村上 臣
  • 発売日: 2021/04/02
  • メディア: Kindle版
 
転職の鬼100則

転職の鬼100則

  • 作者:早川 勝
  • 発売日: 2020/04/10
  • メディア: Kindle版
 

 

「Excelの行と列の入れ替え」と「Googleスプレッドシートの転置して貼り付け」のやり方

 

こんにちわ吐瀉夫です!

今日はサラリーマンブログらしい記事を書きたいなと思いまして、

4月に新卒入社した若者さん達の役に立てるようなミニ知識を書いてみます(笑)

 

 

昨年、ASUS Chromebook Flip C101PAを購入したんですが

これがとても使いやすく便利で

Googleスプレッドシートを使う機会が増えまして。

 

何なら会社の作業環境もExcelからスプレッドシートへの移行を始めました(笑)

これまで社外から社内サーバにはアクセス出来なかったのですが

 

社用Googleアカウントには社外からもアクセス出来るため

自宅からの作業が出来るようにスプレッドシートへの切り替えを決断した次第です。

 

GoogleドライブにExcelアップロードして

それを編集でも良かったんですがね…

何より、リアルタイムでチームメンバーと同時編集できるのは良いですね。

 

 

 

ただし、スプレッドシートって使いやすいけれど

ExcelとUIが微妙に違ってて、この機能ってどこにあるんだっけ?

ってなることが多々あるんですよね(笑)

 

そんな時に自分で発見して気づいた機能をこちらで紹介しようと思います。

 

今回紹介するのはセルの縦横変換・置換です。

行列の入れ替えとも言います。

 

僕は仕事で結構よく使う機能なんですが

Excelだとこの様に

f:id:tosakax:20220403222113j:plain

B列に記載されてる情報を、D4に行列を入れ替えて設置する場合

行列の入れ替えを行いたいセル(B2~5)

マウスの左ボタンを押しながら範囲選択(ドラッグ)

 

ここでキーボードのCtrl+Cコピー

※もしくは範囲選択した部分を右クリック→コピーを左クリック。

f:id:tosakax:20220403222142j:plain

そして行列を入れ替えて貼り付けたい先頭のセルを右クリック

そうすると上記画像の緑枠内のアイコンが行列の入れ替えアイコンなので

 

そこを左クリックすると

 

f:id:tosakax:20220403222831j:plain

この様にD4から右に縦横(行列)が入れ替わってコピペできます。

今回は縦の列から横の行への変更でしたが、

勿論逆も同じ手順で実行可能です。

 

そしてここからが

Googleスプレッドシートでの行列の入れ替え手順です。

 

今回も同じようにB2~5に文字を入力したセル列を配置します。

f:id:tosakax:20220403222850j:plain

この縦のセル列をD4から右に行列を変換して配置したいと思います。

まずはExcelと同じように

 

行列の入れ替えを行いたいセル(B2~5)

マウスの左ボタンを押しながら範囲選択(ドラッグ)

 

ここでキーボードのCtrl+Cコピー

※もしくは範囲選択した部分を右クリック→コピーを左クリック。

 

そしてまた同様に
行列を入れ替えて貼り付けたい先頭のセルを右クリック…

f:id:tosakax:20220403222901j:plain

無い!!
行列入れ替えアイコンが無い!!

と焦りますよね(僕はしばらく諦めて手入力してましたwww)

 

ところがですね…

このメニューの中の「特殊貼り付け」に隠れてるのです。

 

f:id:tosakax:20220403222917j:plain

 

この上記画像右下に位置している緑枠内の「転置して貼り付け」

Excelでいうところの「行列を入れ替える」機能になります。

 

あとはここを左クリックするだけで、

f:id:tosakax:20220403222947j:plain

この様に行列の入れ替えが出来ました。

こちらもExcelと同様に行から列への入れ替えと同じ手順で実行可能です。

 

とまぁ、とても初歩的な内容で恐縮ですが

僕のようにスプレッドシートで躓いている人の手助けになれたら幸いです。

 

また何かネタがあれば投稿してみようと思います。