胃もたれ沢 吐瀉夫の日常

ゲーム業界で働く社畜の僕が好きなものや、日々のあれこれを書いたり、気になったサービス・製品のレビューをしたりしてます。

最近、年を取ってから地頭の良さを間違った事に使っていると気づいた

オッス!オラ吐瀉夫!

高卒で13回も転職しながら、数年前にとある開発会社の地方拠点の立ち上げ責任者として採用され働く社畜ゥ!

 

ということで、職歴も学歴もUNKOな僕ですが、それでもこれまで成果を上げて出世し、評価されていただいた中で、周りや上司から「地頭が良い」とか「頭の回転が速い」と言われることがあります。

 

この「地頭の良さ」が具体的に何を指すのかは人それぞれちょっと認識が違うかもですが、まぁ簡単に言えば、物事を速く理解し、処理する能力が高いのかなと思います。

ふふ

例えば僕は会話の中ですぐに下ネタに繋げてふざけることが多いのですが、そういう部分にも活かされている(?)と思います。

 

仕事をしていても緊急の案件が差し込んだ時に、合理的に正しい方法とその手順をいち早く考え、それが本当に問題ないか頭の中で検討し、すぐに話し合いの場に出したりといったところで活きてきます。

 

これまで管理職、現場のリーダーとして働いていてこの能力は特に役立ってきたなと思うのですが、最近そこに一つ問題が出てきているなぁと感じました。

 

先日、とある障害が発生してその対応方針を決めなければいけない場面になったのですが、いつも通り合理的に正しい方法をサッと提案。

そこで各メンバーから懸念点などが出てくるもそれを次々と説き伏せ(論破っぽくならないように)てる中で、違和感に気付いたんです。

 

あれ、これ正しくない対応だ。

 

本当に正しい方法は別にあって、自分が一番楽な対応をそれっぽい理由を次々とリアルタイムで並べ立てて、話し合いの中で自分がやりたい方向に誘導していると気付いたんです。

 

僕の提案したやり方でも悪くはないけど、ベストじゃない。

本当の対応が工数6H、リスク0%だとするならば、
僕の提案は工数0.5H、リスク30%というもの。

 

このリスク30%は確かに軽視して良いかどうかはなかなかに判断が難しいものですが、これまでの自分やこのチームだったらシッカリと対応しそうなもの。

 

それをメインの担当者が自分だから、定時で上がりたいから、無意識的にバイアスがかかって楽な方法で解決しようと周りを説き伏せていた事に気づき、少しショックを受けました。

なんてこった

自分がなりたくなかった人間になっているなぁというショック。

眼の前の仕事に全力で取り組んで(気分が向かない場合はサボりもするが)、信頼を獲得し、成果を着実に上げていく泥臭いスタイルが自分のやり方でした。

それが年を取って、働き方改革もあるが、業務時間が減ると「頑張らないでいたい」という癖が身についたのか、無意識的にやっていたことがなかなかビックリ。

 

すぐにその場で、方針を変更し適切な対応方針へ変更し、時間をかけてシッカリと対応しました。

 

ただ、その仕事の帰り道、自分のこの事実に若干の精神的ダメージを受けて、肩を落としながら帰りました。

実は先月にも副業先に提出した企画書の作成~プレゼンでも、似たようなことをしていて「なりたくなかった人間になっている」と感じていたので、余計にショック。

 

37歳を迎えた今、老獪に働くのも大事ではあるものの初心を忘れず、真摯に向き合う人間でいたいと強く思った日でした。

 

 

 

上司に副業の許可を取ったら仕事へのやる気もアップしてしまった

オッス!オラ吐瀉夫!

キャリアに悩む30代後半サラリーマン!

 

実は最近、他業種への転職というか、ある業界に目をつけてまして。

ただしまだまだ成長段階の市場で、今自分がいるゲーム業界ほどの条件はやや厳しい状況(未経験になりますしね)。

 

しかしながらゲーム業界もレッドオーシャンと言われて何年も経ちます。

スマホゲーと配信者界隈の隆盛でユーザー数は盛り上がりましたが、自分がメインとするスマホ向けゲーム業界にユーザーが使う可処分時間は、配信動画や映像サブスク、マンガアプリなどと奪い合う状況が加速しています。

 

自分もこの業界に身を置いて10年以上経ちますが、この業界にいればいるほど「好き」という情熱が必要にも感じており、自分にはつくづくそれが無いなと痛感。

ビジネスとして割り切ってるからこそ評価してもらったけど、今後更に上を目指すには情熱を持って取り組める業界が良いのではないか?と思っている最近です。

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だからこそ、その情熱を持てる「好き」なコンテンツを取り扱う、その気になる市場の成長を見守っている段階でもあります。

この「未経験」の自分のステータスを「経験者」に変えるため、副業でチャレンジ出来ないか?と考え、まず社内の副業の可否について調べました。

 

就業規則を調べてみた

就業規則には副業のワードはヒットしませんでしたが

会社の許可無く、他社の業務に従事しないこと

と記載がありました。

よっしゃぁ!

なんだー!副業することはNGじゃないんじゃん!

つまり副業を「許可なく」するなということなので、許可を取ろうと決めました。

 

人事に聞いてみた

ということで、まずは人事に相談。

  • 現在の業務以外にも自身のキャリアを広げるチャレンジをしてみたいと思っていること
  • 会社の業務に不満があって副業するわけではないこと
  • 業務に影響のない時間、業界で副業をしてみたいと思っていること

これらを伝えた上で、どうしたら許可が取れるのか聞いてみたところ、「まずは上長に確認してください」とのこと。

 

自分の上司は、そのまま社長に当たるので社長に相談するしかない。

しかも2日後には、社長から社員への来期の計画共有会議が予定してあったので、この後に社長に副業の話を持ち出したら、会社と事業計画への不満と捉えかねない…。

速攻で社長へ連絡することにしました。

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社長に許可を取ってみた

社長、折り入ってお話が…

東京本社の社長に個人チャットで、先程人事に相談した内容を少し丁寧にして送ってみた。

 

すると「はい、いいですよ」とのこと。

逆に冷たすぎてワイ見限られたぁ!?と思ってしまった…(笑)

 

社長は結構ドライなタイプなので、まぁきっと平常運転だろう。

後日催された来期計画共有会議でも、僕が率いるチームの話をされてて期待されているのを感じたので。

 

とまぁ、その後は人事に副業申請書をもらったので、あとは副業先を探して応募するのみ。

ということで、その気になる業界の会社で副業募集してるところにいくつかコンタクトを取っているところです。

 

副業の許可を取ったら心境の変化が起きた

むむ!?

副業をする、ということは本業の残業は中々厳しくなる…と思いますが、現状自分は月間10時間くらいしか残業してないんですね。

まぁ裁量労働なので、残業しても給与変わらないからしてもしなくても、って感じなのですが、それでも副業を始めたら残業はあまりできなくなるでしょう。

それを意識したからか、仕事への意識・モチベーションがアップしているようです。

 

いや、それだけに留まらず、カフェでまったりしてる時や、お風呂に入ってる時、ぼーっとしてる時など本業のアイデアが沸きに沸いています(笑)

来週10本くらいは企画案が出せそうだなと思っていて、忙しくなりそう…。

 

これはおそらくなんですが、「副業が出来る」ということが、自分の仕事・キャリアへの「積極的姿勢が取れる」という状況を生み出し、仕事へのやる気に繋がっていると思います。

 

正直、現職に転職して今年で3年。

地方拠点の立ち上げを任され、拠点代表を勤めてきましたが、どうしようもない外的要因故になかなか思うようにいかない状況と、業務的にも個人的にはもっと新しい事をしたい(正直過去に何年もやってきたことをやりたくない)という心境でした。

 

「出来ることをひたすら繰り返して、練度を高める」
ということが苦手な自分は
「80点くらいまで出せるようになったら、次の仕事を覚えたい」タイプ。

 

スペシャリストではなく、ジェネラリスト。

技術力ではなく発想・思考力の掛け算で成果を上げることでステップアップしてきたからこそ、それに拘ってるのかもしれないです。

 

それがここ数年のルーチンワークにも似た「先月やったこと、去年やったことを、もっと良くしよう、改善しよう」という変化量の少ない業務で心踊らない状況に陥っていたのかなと思います。

 

そこに今回の副業の件で「もっと頑張っていいんだ」と心の中にあった見えないブレーキが弱まり、モチベーションが湧いてるんだと。

いや、副業なんか関係なく「もっと頑張っていい」かどうかは自分でどうにでも出来たことなんでしょうけど(笑)

 

うおおお!楽しくなってきた!

人生、起きてる時間の大部分を仕事に費やしてるのだから、仕事を楽しみたい。

そうじゃないと人生は楽しいものにならない。と思っている自分には嬉しいことです。

 

副業始めたら忙しくなりそうですが、それまでに今頭の中に浮かんでいる仕事のアイデアを提案して実装に持っていきたいですね。

 

なんか、未だにこうやって自分の心を知れるのって面白いなと思いました。

 

時代の変化に取り残されないように、ってわけじゃないけど、仕事や人生に対してもっと意欲的になれるように自分を導いていけるように頑張っていきまっせ!

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自分が興味を持てるのは「したい」ではなく「知りたい」なのではないかと思う

オッス!オラ吐瀉夫!

ゲーム業界で働いて11年。

最近は開発会社で企画職として働くことに違和感を感じつつある僕です。

先月こっちのブログに書いたように、仕事について悩むことが増えてきました。 

 

そもそもプライベートでもゲームをあまりしない自分が、面白いもの作れるのか?という悩みも昔はありました。

数字に強かったり分析して仮説を立てて打ち手を施策に落とし込む等の強みがあったり、マネジメントやディレクションが得意だったりで評価されてきたのでやってこれたんですよね。

だから「面白いものを作る」チームを支援する、だったりアウトゲームというかキャンペーン等の施策で成果の最大化を図ることで活躍してきました。

 

だけど、ここ2年ほど業務の4割くらいがレベルデザインになっており強みとの剥離を感じている。

 

そんな自分ですが、付き合いの長いフォロワーのゲームプランナーさんから「そもそも(面白いを)求めてないよね」って言われてハッとしたんです。

 

ゲームとは体験を提供する物だと思っています。

 

敵に打ち勝つ勝利の体験。

自分なりに考えた作戦などの成功体験。

徐々に育てたキャラクターが一つ一つハードルを超えていく成長の体験。

そういったものから狩猟体験、飛行体験などの日常からかけ離れた世界での体験など。

 

そういったものを体験出来るのがゲーム。

その「体験」を面白いと思うのは、それを「求めている」からだと思うんですよ。

 

改めて自分を振り返ってみると、自分は「体験」というものに興味が無いんですよね。

全く無いわけじゃないけど、コスパが悪いと思っている。

 

旅行も食事も心が動かされない。

長い移動時間と旅費に対して、その滞在時間中に得られる感動ってどうなのかって考えてしまうし、実際に旅行に出かけてもそんなに心が揺れ動くことは無い。

 

食事も、周りが「うわ!ここの飯美味いですね!」と言われても、だいたいどこの飯も美味しいしなぁ…と思うし、感動するほど美味しいと思ったことがなくて、そういうことを言われると微妙な反応しかできない。

 

感情が薄いのかもしれないし(これはよく言われる)、言い方を変えれば人生を損しているのかもしれない。

 

だから自分には「〜したい」が全く無い。

休日、連休の予定なんていつもスッカラカン。

 

良いか悪いか分からないが「〜したい」がないのは拘りが無いということでもあって、仕事でも家庭でも、相手のしたいことに合わせてもストレスがあまりない。

もちろん疲れることは遠慮したいのだが。

 

困ることと言えば、仕事で例えば「次の施策は吐瀉夫さんのやりたいようにやっていいよ」と言われても、やりたいことなんてないから困る、くらいだ。

まぁ「〜したい」は無くても「評価されたい」という承認欲求はあるので、売上が上がる施策を考えることに常に全力なのだが。

 

そこで、じゃあ自分は何に興味を持つのだろう?と思って自分の好きなものを並べてみた。

 

それは音楽、マンガ、映画、小説。

 

この中で音楽だけは特殊かなと感じている。

音楽に関しては歌詞とか気にせずメロディが自分の感情を掻き立ててくれるから好きなのであって、マンガ・映画・小説とは異なり何度も何度も繰り返し同じ曲を聞いて楽しめたりする。

 

ところが一方、マンガ・映画・小説に関してはよほど気に入った作品で無い限りは2回以上楽しむことはない。
(内容うろ覚えだからもう一度見るとかはある)

 

そしてグッズなどにはあまり興味がなく、特定の人物・キャラクターに著しく傾倒するほどの愛情も無く、基本的にはその作品そのものにしか興味がない。

マンガも、作者の画集を買うこともたまにあるが買って満足して開いていないイラスト集、画集が結構あったりするので、本当の意味では絵にそんなに興味がないのかもしれない。

 

そう考えたとき、自分は気になった作品の物語や、その行く末を「知りたい」からマンガ、映画、小説を好んでいるんじゃないかと気付いた。

 

名作ゲーム「ウィッチャー」もNetflixのドラマでハマって、買おうかどうか激しく悩んだ。

その結果、Youtubeのストーリー解説動画で満足してしまった。

 

正直、メタルギアシリーズをはじめ、ストーリーが気になるゲームはあっても、「ゲームデザイン」そのものに惹かれるゲームは無く、物語やオチが気になるゲームは「小説かコミカライズ、もしくは映像作品になってほしい」と思ってしまう。

 

ちなみにウィッチャーは小説版を買ったりしている。

でも結局ゲームは買っていない。

 

こんな自分が一番好きなゲームジャンルはなにか?と聞かれると

即答で「ノベルゲーム」と答えるんだから、今更自分でも納得している。

 

ノベルゲームの素晴らしいところは、物語を追いかけるのに必要なユーザーの作業が決定ボタンを押すだけというシンプルな構成であることだと思っている。

ユーザーの「知りたい」を叶えるために求める労力はボタンを押すだけなのだ。

 

だからこそ自分はノベルゲームが大好きだった。

でも、謎解きをさせるアドベンチャーは嫌い。

 

謎解きを「したい」のではなく

謎解きをする人達の物語を「知りたい」のだから。

 

気になる物語の内容を知る中で、感情を揺さぶられる。

泣いたり、笑ったり、自分の心を動かしてくれる作品を好きになる。

でも一度知ってしまった内容を繰り返し読んでも、最初のような感動は無いからあまり読み直しなどをしないのだが。

 

ここ数年、時代は「体験」を求める人が増えたという。

しかしながら、人間の根源的欲求は知的好奇心だと思っている。

 

人の興味が「知りたい」から「したい」に変化しているのかもしれない。

だが、僕はまだまだ「知りたい」ことが沢山あるようで、「したい」のフェーズに進めずにいるのかもしれない。

 

いずれにせよ、こんな自分が体験づくりをするゲーム業界でどのように生きていくべきなのかは考えていかなければいけないと感じている。

 

ただ、自分の興味の先がクリアになったのは色々とスッキリしているので、これから先を冷静に考えてみようと思う。

コールセンターの派遣社員だったワイが3年半でソシャゲプロデューサーになった話

オッス!オラ吐瀉夫!

ゲーム業界で働く30代!

最近はゲーム業界を目指す若者が増えてるそうで、自分もゲーム会社の人間として専門学校とのアポが増えている。

Twitterでもゲームプランナーを目指す専門学生、大学生向けのツイートをよく見かける今日このごろ。

でもね、自分は25歳でこの業界に入ったタイプなんだよね。新卒でもないし、バイトで。

ゲーム業界に入る人って、いわゆるCS(カスタマーサポート)、QA・デバッガーっていう最下流の職種が一番人数が多く、恐らくこれは新卒より未経験中途が圧倒的。

そしてそういう人向けに、自分の経験が一つの道筋として面白い情報にもなるのかなと思ったので、綴ってみようと思う。

もし、ゲーム業界に飛び込んでみたいけど、経歴や年齢を理由に臆している人がいれば、読んでみてもらいたいと思う。

派遣社員からアルバイトのデバッガーに転職

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底辺の人生的な

25歳の当時、自分は既に何度も転職→バックレを繰り返し、酷い人生を送っていた。

仕事なんて、生きていくために仕方なくやってるだけで、面白くねーし、気に入らなきゃすぐ辞める人生。

以前ほかの記事でも書いてたけど、自分がゲーム業界に入る前の職歴はこんな感じ…

(自分で今振り返って見てみてもこれは酷い…)

  1. 高卒で塗料会社に就職する:1年この仕事を続けるのが嫌になってバックレて退職する
  2. コンビニで深夜のアルバイトを始める:1年
    この頃、同時にイラストのお仕事をしたりして漫画家を目指していた…が飽きる(笑)
    そしてコンビニで一年も働くと、流石にそろそろちゃんと働こうと決意する
  3. 故障した携帯電話の解析業務担当の派遣社員になる:3年
    ここが厄介で、派遣元が変わったり、派遣先が変わったりで所属が3回ほど変わり、同じ仕事をしてるのに履歴書上では3回転職した内容になります(笑)
    長く勤めたが、25歳間近になり
    正社員にならなきゃいけないんじゃないかと焦り、
    退職し転職活動を始めるが、なかなか仕事が決まらない
  4. 繋ぎで飲料メーカーで製造担当の派遣社員になる:三か月
    三交代制が辛くて三か月くらいでバックレる
  5. 繋ぎで住宅メーカーで組み立て業務担当の派遣社員になる:3日
    あまりにも肉体的疲労が凄くて3日でバックレる
  6. 某インターネットインフラ企業コールセンターの派遣社員になる:2ヶ月と3日
    まさかの新卒と一緒に座学を2カ月みっちり受け現場に配属。
    人見知りでクレーマーの相手が辛くて転職を検討していたころ、
    すぐ近くのゲーム会社の求人を発見し、すぐさまバックレる

【僕は現在】僕の転職履歴【ソシャゲプロデューサー】 より引用

とまぁ、こんな流れ。

6番の某インターネットインフラ企業コールセンターの仕事を辞めたいなーと思っていた時に、求人フリーペーパーでゲーム会社の求人を見つける。

「未経験可」の言葉に強く惹かれたのを覚えている。

 

応募したところ大規模採用だったためか、5人単位でのグループ面接だった。

そのまま採用され、配属されたのはリリースを数カ月先に控えたオンラインMMO RPGのデバッグチーム。

出来ればプランナーになりたかったが、アルバイトのデバッガーとして採用された。

 

ネトゲをしない自分には全くわからない世界だったが、同期のバイト達がネトゲ廃人に片足を突っ込んでいるような人ばかりで、色々専門用語を教えてもらった。

しかしながら、ゲームの知識でリードされてる分、積極的にいろんな業務にチャレンジして頑張ったっけ。

ただし、そんな頑張りも虚しく、リリース直後から売上が芳しくなく、プロジェクト人員の大幅削減が必要となり、デバッガー歴半年で異動することになった。

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アプリのCSチームに異動

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IT系だから助かった側面

入社した会社はゲームがメインの会社ではあったが、他にWEBメディアや様々なアプリを開発していたのもあり、当初リリースされたばかりのチャットアプリのカスタマーサポートチームに異動となった。

ここでの経験はなかなかに辛かった。

メール対応なんか好きでもないし、テンプレ対応のつまらない作業。

さらに追い打ちをかけたのが、速度重視のテンプレ返信が苦手という自分の知らなかった一面。

周りの同僚誰一人にもメールの対応件数で勝てない。ノルマもこなせない。

自分の弱みが分かったから、自分の強みで戦おうと思った。

なぜ対応件数で勝てないのか考え、調べた。

どうやら自分はユーザーのメールの文面をしっかり読み、内容を分解して、理解することに時間をかけているようだった。

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同僚の対応を調査すると、ユーザーの問い合わせ内容の表面をすくって、当てはまるテンプレを返しているものの、よくよく読んでみると違うことをユーザーは言っていて、結局またユーザーは返信してくるという無駄なコストが発生していることが度々起きていることを突き止めた。

つまり自分は、ユーザーに対して正しい対応を行う精度が高かった。

それを武器にしようと思った。

上司に報告した結果、チームメンバーの対応品質チェックと新入社員の育成・研修担当になった。

この自分の強みで戦うことは、効率のいい貢献に繋がり、活躍できて評価されるという一つの成功体験として今も意識している。

しかしながら、ここで大きな問題にぶち当たる。

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そもそもゲームじゃねぇし!

そもそもゲームの仕事がしたくて入ってきたのに、ゲームのCSですらないためモチベーションは皆無だ。

徐々に出社する足が鈍り、週に2日くらいしか出社しないようなクズバイトに成り下がった。

ゲーム事業部への異動希望も何度も出したが、急成長するアプリを運営するチームメンバーをわざわざ異動させる理由もなく、却下された。

しかし、ゲーム事業部とアプリ事業部が分裂することになり、アプリ事業部は新会社に移ることになった。

このタイミングをもちろん逃すわけがなく、自分はここでゲーム事業部に戻ることに成功する。

1年半にも及んだカスタマーサポートからの卒業だ。

いや、ってかあんなに会社サボってたのにホントなんでクビにならなかったんだろう(笑)

出社しなさすぎて月5万とかだったよ給料。

小さいオンラインゲームのディレクター兼プランナーになる

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キター!!

念願のゲーム事業部へ戻ると、異動先として提案されたのは小さいチームではあるもののオンラインRTSゲームの運営チーム。

ポジションはディレクター兼プランナーだった。

ついに企画職、しかもいきなりディレクター!?という願ってもいない話に飛びついた。

これが地獄の始まりでもあったのだが…(涙)

ディレクターとは言っても、実作業するプランナーは他にいないのでプログラマー、デザイナー、デバッガーの各担当と連携・作業をディレクションしながら、自身で企画書・仕様書・マスタを作っていく必要がある。

もちろんロードマップの設計、戦略カレンダー(施策スケジュール~売上目標・見込み)の設計もやる必要がある。

企画職経験無し、CS1年半やったけどゲーム業界歴で言うとデバッガー歴半年だけの自分にはかなり大変な仕事だった。

毎日24時近くまで残業だったものの、本当にたくさんの事を学べた。

新機能や新型イベントの企画・仕様・実装も経験出来て、この後にも色々と活かせるいい勉強が出来たと思う。

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うつ病になり退職

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もうだめだしのう

ディレクター兼プランナーと業務を始めて10ヶ月ほど経った頃、体にある症状が表れ始めた。

朝に起きれない、夜に眠れない。

会社に行こうとすると動悸がする。

病院で診断されたのは、うつ病だった。

2週間休職して、復帰したもののすぐに再発し、当時バイトだった自分は(バイトなのにディレクターて)契約期間の更新をしないと上司から言い渡された。

理由は分かっていた。

ディレクター兼プランナーとして頑張ったものの、元々コミュ障だった自分はディレクター/プランナーに必要なコミュニケーションがクソ以下だったからだ。

チーム内で先輩に当たる人達との関係性を良好なものにするための努力をせず、ひたすら無言で毎日作業をしていた。

「結果さえ出せば良い」

そんな驕り高ぶった考えで、朝から帰りまで挨拶もせず、一言も喋らずに仕事をしていた。

40度の熱が出た日も朝イチで点滴打って出社して仕事をした。

タスクをこなすことが仕事だと思っていた。

そんな仕事の仕方をしているヤツに、人はついてきてはくれない。

長寿運営タイトルで、複雑化した仕様。PC向け戦略ゲームゆえの難解なバトルシステム。ろくに理解できていない新人の自分はもっと周りからアドバイスを受けるべきだった。

新しい企画を考えても、いつも言われるのは「意味が分かりません」の一言。

理由を聞くこともせず、ゼロから企画書を作り直す自分。

そんな事を繰り返し、開発スケジュールが遅れ、チームメンバーに休日出社をさせてしまう未熟なディレクター。

自分のまいた種で、自分を追い込んで、それでうつ病になったという…。

当時の自分をぶん殴りたいですマジで(笑)

そうやって、迷惑を掛けるだけ掛けて、産まれて初めて身をおいたゲーム会社を辞めることになった。

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フリーのプランナーとして転職

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やり直しだ!

うつ病の原因は当時の仕事、組織・人間関係だったため、1ヶ月ちょっとの無職期間で回復。

断薬もスムーズに出来て、転職活動を行ってく中で1年弱のディレクター兼プランナーの経験を評価してくれた会社が多く、3社で内定をもらった。

その中で、某有名IT企業から2ヶ月前に立ち上がったばかりの子会社でプランナーとして仕事をすることにした。

雇用形態は個人事業主。バイト時代よりグンと給料は増えた。

この会社を選んだ理由は、周りの人間と比較して相対評価せず、絶対評価される環境で頑張りたかったから。

0からスタートしたかったからだ。自分に自信がなかったからだ。

前職の驕りを捨てて、素直に愚直に真摯に働こうと決めた。

入社すると立ち上がったばかりの子会社で役員以外は自分だけ。

オフィスは間借り、0からのスタートに丁度いい。

親会社のスマホゲームの運営の手伝いが最初の仕事。

スマートフォン向けソシャゲのイベント担当プランナーとしてアサインされた。

この会社が自分を大きく成長させてくれた。

自分のメンターである取締役から色々と仕事を教わった。

ゲーム運営における取締役が担当していた業務があれば全て「それ、自分にも出来ますか?教えて下さい。次回から自分がやります」

そう言って奪い取っていった。

深夜残業、徹夜、朝飯を食う時間も取締役と二人で何度過ごしたか。

飲み会が終われば二人でオフィスに戻り仕事をした。

仕事が楽しくて楽しくて、たまらなかった。

任せてくれる、信じてくれる、こんなに嬉しいことはなかった。

会社ではフザケて冗談を言ったり、面白可笑しく過ごせるようになった。

これはもちろんメンターである取締役のおかげだと思う。

このメンターへの思いはこちらに書いているので、興味がある人は読んでみてほしい。

www.imotare.com

この会社で仕事するようになって半年が経った。

取締役は会社の経営の仕事に専念出来るようになり、自分もいつの間にかイベント担当プランナーだけではなく、全てのプランナー業務を一人で回せるようになっていた。

プロデューサー兼ディレクターとなり社員化

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レベルアップ!

半年経った頃、取締役から会議室へ呼び出された。

「このタイトルをこの会社で運営引き継ぐから、プロデューサーをやってほしい」

この半年の自分の働きぶりが認められて、一本まるまる運営してよ。

そういう話を親会社からされたそうだ。

プロデューサーといってもディレクターも兼務なので、引き続きゴリゴリ現場仕事をすることに。

それと同時に個人事業主ではなく、正式に取締役の部下として社員化されることになった。

こうしてプランナーとしてジョイン半年でソシャゲのプロデューサーになった。

  • デバッガー半年
  • カスタマーサポート1年半
  • ディレクター兼プランナー1年
  • プランナー半年

計3年半で、それまで工場で派遣社員したりコンビニで働いていた25歳だった何もなかった男は、仕事の面白さを知り、ソシャゲのプロデューサーになった。

なお、この後すぐに新イベントの企画~リリースし、大きな成功を収め、1年後にはもう1タイトルのプロデューサーも兼務することになる。

前職と同じミスをしないように、チームメンバーとのコミュニケーションも頑張ったなぁ…(笑)

気づけば役員以外自分一人しかいない会社も、50人を超える規模に。

オフィスも間借りから、引っ越し。

ベンチャーの成長をその場で体感することになった。

この時の経験がたまらなくて、実は今も別の会社ではあるが支社の立ち上げ責任者として奮闘している。もちろんゲーム企画職として働きながら。

ちなみにコミュ障は治ってないものの、コミュニケーションは引き続き頑張っていて、今では自分が以前辞めた会社の部下や同僚からも仕事や転職の相談が来るほどに。

結論:未経験でもゲーム業界に入れるし出世できる

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難しいことではない

結論として、「未経験でもゲーム業界に入れるし出世できる」。

高卒でも、未経験でも、中途でも、入りはバイトでも。

これは自分の経験が実証していると思う。

なお、自分は終始地方都市で生活しているため、東京で挑戦したい人はもっとチャンスも会社も多くあることだろう。

プロデューサーという肩書は凄そうだけど、コンシューマを除いても何百タイトルものゲームが開発・運営されている。

そのタイトルの数だけある肩書だと考えてもらっていいだろう。

そして何百タイトルもゲームアプリがリリースされるようになったように、市場の広がりと共に、人材が必要とされている。

自分が入れたようにデバッガーやCSは未経験でも比較的採用している職種だ。

中途でゲーム業界に入りたいと思っている未経験者が狙いやすいと思う。

もちろん他の職種でも未経験可で募集していることはあるだろうが、難易度はグッと上がっていく。

例えば、プランナーを目指すならQA・デバッガー、カスタマーサポートからゲーム業界入りして、そこで頑張って評価を獲得してから、プランナーに抜擢してもらうのがRPG的なレベルアップの道のちで現実的。

自分自身、プロデューサー時代に特にデバッガーからプランナーへ引き上げた人は何人もいる。

また、中途採用もよくやっていたが、未経験でもシッカリと社会人経験のある人は一定の常識があったり、フルタイム頑張ってくれそうだなとかそういう印象で採用したりも。

年齢や経歴を言い訳に諦めてしまうより、まずは飛び込んでも良いと個人的には思う。

芸術家 岡本太郎の言葉にこういうものがある。

「人間にとって成功とはいったいなんだろう。
結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。」

この言葉が好きで、努力、下準備なんてものは後回しにして、まずアクションを起こすことを大事にしている。

自分がフリーペーパーでこの業界に飛び込んだ時に比べたら今はゲーム業界の求人情報も収集しやすい時代になったしね。

まぁなんかキレイにまとめた文章にはなってないけど、何かしらの参考になれば幸いかな。

 

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MZDAO初期メンバーのデモグラ公開記事を読んでみての感想

MZDAO初期メンバーのデモグラ公開記事を読んでみての感想

オッス!オラ吐瀉夫!

MZDAO初期メンバーの36歳!

2022年8月16日にMZ DAOで「MZDAO初期メンバーのデモグラを公開」の記事がアップされましたね!

初期メンバーとして集まった【224,854名】の様々な統計情報が公開されています。

それを見て思った自分の感想を綴りたいと思います。
※公開記事の無断転用は行っていません

 

なお、前回の記事はこちら

www.imotare.com

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年齢について

これは想像以上に参加者の年齢が高いと感じた。

僕は36歳なんですが、同世代、もしくは30代前半がほとんどだろうな~と思ってたんですが、結果は全然違って、僕より年上の方もたくさんいました。

 

経営者の方も多いようで、参加者の年齢層も高く、正直これは滅茶苦茶心強いなと感じました。

 

今後どんなことを進めるか分かりませんが、ワクワクしてます。

職業について

22万人も参加者がいるから様々な職種が多いだろうと思っていましたが…

 

その他多いな!

 

いや、無職多いな!w

 

僕はスマホゲーム会社で働く身(企画職)なので、こういう回答悩むんですよね。

 

クリエイティブ…になるのかなと思って選択しましたが、スマートフォンゲームって運営していくので販売/サービスの側面も持っているし…

 

参加者に同じゲーム業界企画職の人ももちろんいるとは思うんだけど、どれを選んだんだろう。

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居住地について

まぁ主要都市といいますか、東京を始めとした首都圏がメインですよね。

その次に地方都市が並ぶといった内容だろうなーとは思っていましたが、僕が住んでいる福岡県の参加者は思ったより少なかった

 

それでも僕の地元佐賀県の参加者数に比べたら全然多いんですけどね(笑)

 

何かしらMZDAOのメンバーと会うことがあるかもしれないと考えると、これだけの人数がいたら話が合う人もいるでしょうし、ちょっと楽しみです。

 

クローズドコミュニティで毎月500円課金してる割にアンケート回答は14.6万人なのがちょっと残念ですね。

 

積極的な参加をしない人が35%はいる、と思ったほうが良さそう。

 

なお、次の記事も今週中に配信されるそうです。

お盆休みで今週いっぱい休みなので、心待ちにしてます。

 

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ゲーム開発会社STARDUSTの川合佑輔さんにインタビューしてきた

ゲーム開発会社STARDUSTの川合佑輔さんにインタビューしてきた

オッス!オラ吐瀉夫!

オラはゲーム業界で働くサラリーマン企画職!

 

5月に「フォロワーさんのゲーム業界人にインタビューしてみたい欲が湧いている」というツイートをしてねこまるさんにインタビューしたんですが

www.imotare.com

 

今回は、ゲーム開発に力を入れているSTARDUST合同会社を立ち上げた川合佑輔さんに色々話を聞いてみました!

 

STARDUST合同会社は受託・自社でのスマホ/コンシューマゲーム開発や、音声作品・美少女ゲーム制作などを行っていて、川合さんはその代表社員。

 

特に目を引くのが「日本全国どこに住んでいてもOK」という、リモートワークメインのゲーム開発会社ということ。

 

僕は川合さんがSTARDUST合同会社を立ち上げる前からTwitterで繋がっていて、北海道という地から東京に移り、フリーランスとして仕事を始め、さらにそこからSTARDUST合同会社を立ち上げていく様をずっと見ていました。

 

今回、ZOOMとはなりますが、初めて顔を合わせて、川合さん本人の事やSTARDUST合同会社について、貴重な話を聞かせていただけたので興味のある方は是非見ていってくださいな。

これまでの経歴について

はじめまして。川合さん。
こうやって、顔を合わせるのは初めてなので照れますねw
最初に、川合さんのこれまでの経歴をお話いただけますか?

はじめまして。胃もたれ沢さん。
STARDUST合同会社 代表社員 川合 佑輔です。

子供の頃から、北海道の田舎町出身ということもあり、娯楽があまりありませんでした。
ゲームばっかりやってたので、漠然とゲームに関わる仕事をしたいと思っていました。

そこで札幌のゲーム専門学校に入学。
プランナー専攻在学中インターンシップ札幌のゲーム開発会社にお世話になり、そのまま卒業と同時に入社しました。

プランナーとして、コンシューマ、アーケード、ソーシャルゲームの開発・運営を2007年から2014年まで経験しました。

 

顔怖いけど…

声、かっこよ!

 

専門学校卒業だったんですね。
そしてコンシューマ、ソーシャルゲームだけじゃなく、アーケードまでも経験されてるなんて珍しいですね。

そうですね。色々な経験を積ませてもらいました。
IPモノが多かったんですが、オリジナルのソーシャルゲームを担当していた時が、色々自由にやれて一番楽しかったですね。

ああ、分かります(笑)
IPモノはどうしても監修など入りますし、スケジュールもそれを想定しなければいけないですし、大変ですよね。

その開発会社に2014年までの7年間勤められた後は?

別のゲーム開発会社に転職しました。
ただ、この会社の体質が合わず、3ヶ月で退職することになりました。
体育会系というか、強い命令口調で指示される現場で衝撃を受けましたね(笑)

体質や文化の違いによる問題はこの業界に多いですよね。
川合さんのように7年の経験を積んでいても、面食らうのは相当でしょうね。
自分も最短1ヶ月で辞めたことがあります(笑)

その後はどちらへ行かれたんですか?

 

マジで会社によって全然環境が変わるんですよね…。

自分も5社ほど経験してるけど、まるで違いすぎて、他社でバリバリに活躍していても、他の会社では通用しないとか、全然あります。

 

その後は札幌のゲーム開発会社で転職活動を行ったものの採用とまでは行かず、別業界に行こうにも未経験となるため、採用されませんでした。
そのため、札幌を離れて親のツテで産業廃棄物処理業の仕事に就くことにしました。

一気にガラリと環境が変わられたんですね。
なかなかな変化だと思いますが、どうでしたか?

そうですね。2015年から1年間働いたんですが、いわゆるガテン系の気質が合わず、更には身体を酷使するため、心身ともにボロボロになっていきましたね。

そんな中、テレビを見ていると偶然、自分が以前担当していたゲームで取り扱ったIPのアニメを見かけ、「俺は何をやっているんだ?」という感情が沸き起こりました。
ここでゲーム業界に戻ることを決意しました

そうだったんですね…。大変な環境だったんですね。
しかしながら、偶然とはいえゲーム、アニメに力をもらったということですね。

はい、その後は札幌にまた戻り、2016年に別のソーシャルゲーム開発会社に入社しました。

おお、無事に転職されたんですね。良かったです。
そこではどのような感じだったんですか?

ブラウザゲームやスマートフォンゲームの運営ディレクター・プランナーを担当しました。

ただ、会社の方針がブロックチェーンゲームに転換したり、会社自体が裁判沙汰のトラブルを抱えたりするなどして、不信感が募り、退職することにしました。

なるほど、せっかくゲーム業界にカムバックするも、会社自体の変化に苦労されたんですね…。
個人的にもブロックチェーンゲームはまだまだ不安がありますね。

その後はどうされたんですか?

もう札幌の割りと大きいゲーム開発会社は経験し尽くしていたので、次のステップとして東京に行き、フリーランスプランナーとして働くことにしました。
2019年の事になりますね。

スマートフォン、アーケード、コンシューマのゲーム開発に携わりました

おお、また幅広く色々やられたんですね。
どういうモチベーションで東京に向かわれ、仕事をしていたんですか?

もう一度、コンシューマゲームを作りたかった。
その気持ちが強かったですね。

ただ、フリーランスだとどうしても仕事を受けづらくて、法人化する事を決めました。
そこで2020年にSTARDUST合同会社を設立しました。

 

現在の仕事について

ではSTARDUST合同会社の代表社員となった川合さんの現在の業務内容を教えてください。

経営者兼プロデューサー兼ディレクターをしています。

具体的には、自社開発のゲーム・音声作品のプロデュース・ディレクションをやりつつ、スタッフのマネジメント自社の営業総務人事領域の業務を行っています。

本当に広く色々とやられているんですね。
現在はどのくらいの規模の会社なんですか?

今は自分を除くと4名の従業員がいて、平均年齢は30代前半といったところです。

自分が以前勤めていたベンチャー企業の立ち上げ時期を思い出します。
規模が小さいうちは人を集めるのも苦労しますよね。
基本的にどうやって採用されてるんですか?

基本はSNSで声を掛けたり求人からの応募といったところですね。
苦労話は…(笑)

 

本当にしんどい苦労話を聞いてしまったのですが、笑い話に出来る自信がないので割愛いたします(汗)

川合さんが情に厚い良い人なんだということが分かりました…!

 

(よし、話を戻そう)最近、SNSからの採用もよく聞くようになりましたね。
能力や思考などが発信できる環境ですし、良いアピールの場だなと感じています。
僕のアカウント見ても絶対にお声はかからないですが!

思い出に残っている仕事について

これまでゲーム業界で働いてきた中で、思い出に残っている仕事は何かありますか?

そうですね…。
キッズ向けアーケードゲームの開発ですね。
なお、このシリーズは今も続いているものです。

初めてアーケードゲームの開発に携わったタイトルでもあります。

アニメ放送と連動していて、サービスの開始から数カ月後にプロジェクトにジョインしました。
ポジションはリードプランナーでした。

なるほど、アーケードゲームといっても、アニメと連動するなら運営型ゲームでもあるわけですね。

そうですね。ソーシャルゲームの運営と、コンシューマゲーム開発を組み合わせたような開発サイクルとなっていて、2ヶ月単位で次のVerをリリースするといったものです。

このバージョンアップで、クライアントが求めることを可能な限り実現して、なおかつリリースに間に合わせなければいけないので、かなり苦労しました。

アニメ放送スケジュールと連動しているので、リリースの遅延は絶対に許されませんでした。

考えるだけでもしんどそうですね…。
スマホゲームでも、運営ラインと機能開発ラインが分かれて、機能開発ラインが2~3ヶ月起きにバージョンアップする流れと似ていますね。
ただし、川合さんが担当したアーケードゲームでは、毎回それに遅延が許されない&クライアントの要望の大きさ次第ではデスマーチ確定っていう…

確かに苦労は多かったです(笑)
土日の出社や残業も多かったんですが、結果としては良かったですね。

自分も好きなタイトルだったので、とてもやりがいを感じて仕事をすることができましたね。

ゲームコーナーでお子様が楽しんでプレイしている姿をみると苦労が報われます。

ああ~それ良いですね。自分も外で自分が担当したタイトルをプレイしてる人見かけると嬉しいですが、小さい子供がやってくれるのは余計に嬉しいかも。

最近は働き方改革で、だいぶ働き方も変わってきたので、休日出社や過度な残業も減りましたが、あれはあれで乗り越えた時の達成感もありますね。

今後の目標や方針

話は変わりますが今後、
どのような目標やビジョンを持たれていますか?

私個人というより、STARDUSTとしての話になりますが、STARDUSTオリジナルの作品を世に出していきたいです。
これはゲームに限ったものではなく、アプリやWebコンテンツなどで独自性があるものを作り、「STARDUSTにしか出来ないこと」を増やしていきたいです。

なるほど、そういったオリジナル作品についてですが、どのように方向性を決められていくんですか?

なるべくメンバーの意見を反映していきたいと思います。
プラットフォームの選定もそうですし、どんなゲームを作りたいか等も、ですね。

私自身は、今後は得意なマネジメントに専念したいと考えています。
自分は裏方に回って、一緒に働く仲間達が輝けるSTARDUSTオリジナル作品を作っていきたいと思っています。

なるほど!自社チームでのゲーム作りを支援していきたいんですね。自分もマネジメント適性が高いようなので、川合さんのような働き方に少し憧れがあります。

このように積極的にモノ作りをしていく姿勢をもったSTARDUSTさんのこれからの成長の期待しています!

では最後に川合さんから、お伝えしたいことがあれば。

STARDUSTではゲーム制作スタッフを募集しています。
リモートワークを主軸にしておりますので、日本全国どこに住んでいてもOKです。

全国からのご応募をお待ちしております。募集職種は以下になります。

【急募】
・キャラクターモデリングアーティスト
・エンバイロメントアーティスト
・ゲームデザイナー

【随時募集中】
・プログラマー
・3Dアニメーター
・UIアーティスト
・テクニカルアーティスト

■業務内容
自社開発及び他社様の開発サポート業務を行っていただきます。
開発支援業務の比重が大きいため、幅広く対応できる方が望ましいです。

詳細については以下のURLをご確認ください。
RECRUIT - STARDUST合同会社

 

youtu.be

今回、色々な話を聞かせて頂き、川合さんのゲームへの情熱や、一緒に働く仲間への思いなどを感じ取ることが出来ました。

僕もいつかSTARDUSTさんのお世話になるかも知れませんが、その時はよろしくお願いいたします!(笑)

興味がある方は、川合さんのTwitterも確認してみてね!

twitter.com

 

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【初期メンバー】前澤友作氏のMZDAOコミュニティがついに開始!【初日の感想】

【初期メンバーで参加】 前澤友作氏の MZDAOコミュニティが ついに開始! 【初日の感想】

オッス!オラ吐瀉夫!

以前こちらでも書いていたように、参加していたMZDAOコミュニテイ。

www.imotare.com

そんなMZDAOコミュニティがついに開始!

早速、感想と共に今後の期待なども綴っていきたいと想います。

MZDAOコミュニティにログインしてみた

前澤友作氏のMZDAO

まず、ついに1つ目の記事が公開されました。

 

内容の転載等はNGなため共有できませんが、DAOという形態らしくアンケートを取り、合意形成を進める形で今後進行していくんだろうなぁと思えるものでした。

 

ひとまずアンケートに回答をするだけして、コメントは特に投稿せず。

現時点で何かアイデアを考えたりもしてないですし、様子見といった感じ。

 

ちなみに参加者は22万人を超えましたね。

 

これだけ集まったのは凄いですね。

さすが前澤さんといったところ。

 

月額500円で、22万人ってことは毎月1億円が集まりますね。

コミュニティの運営費であって、事業費用じゃないとしたら、何に使うんだろう??

 

話は戻りますが、コミュニティにログインしてみるとマイページの確認も可能。

MZDAOのマイページ

名前とIDはいじってます(笑)

メンバーとしての期間、いつのメンバーなのが分かるようになっていますが、今後この部分でなにか差別されることあるのだろうか。

 

あんまり関係ないと思うんだけど。

ドヤり要素かなぁ。

 

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怪しい?儲かるのか?

MZDAOって怪しい?儲かるの?

怪しい…

ネット上ではMZDAOについて、「怪しい」「儲かるのか」と気になってる人も多いようですね。

 

一つ言っておくと、DAOの仕組み自体が日本ではまだまだ新しいものなので、怪しいと思われることも多いでしょうね。

 

海外では既にこのDAO(分散型自立組織)の実例がいくつもあります。

【海外事例14選】分散型自律組織「DAO」とは?web3の鍵となるその定義や歴史、開発ツールも徹底解説 | SELECK [セレック]

 

気になる方は上記記事でDAOによる事業がどのようなものか見てみると良いかと想います。

 

見て分かるのはDAO自体は怪しいものではないということ。

結局、DAOという組織で「何をするのか」。

それに尽きると思いますし、僕はそれを楽しみにしています。

 

ちなみに「儲かるのか?」という問に対しても同様です。

  • 利益重視の事業をするのか
  • 少しだけ儲かるけど社会的意義のあることをするのか

といったこともまだ決まってないです。

 

もしかしたら前澤さんはもう決めてるのかもしれないですけどね。

コミュニティ参加者の多数決で決めるようにして、実は投票の数字も操作したりといった可能性もゼロではないでしょうし。

 

DAOとしてのシステムをどう構築するのか、それも気になるところですが、今のように前澤さん側だけで作ったこのコミュニティのツールで進行し続ける限りは、そういった疑惑も湧くかもしれませんね。

 

ただ、個人的にはあまりそういうところには興味ないですが(笑)

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そもそもMZDAOってどうなの?

MZDAOってどうなのか

DAOはみんなでやるもの

前澤友作氏が主催しているものの、DAOはみんなで作る組織です。

 

DAO(分散型自立組織)の名の通り、誰がリーダーとかではないです。

だけど、僕もただのDAOなら参加しなかったです。

 

旗振り役がいないと、混乱が生じるものですし、前澤さんという大きな存在がいることで組織内のパワーバランスも統制が取りやすくなると思って参加しました。

 

大人数で集まって、大人数で少額出資して、大人数がSNSシェアしてムーブメントを生み出せば、大規模な利益が出て、それを全員に還元できる。

 

前澤さんが以前より言っていた「みんなをお金持ちにしたい」という仕組みの実現なのかなと。

 

日本で間違いなく一番大きいDAOがどう動いて行くか気になりますね。

今後の期待

個人的な期待

正直、MZDAO自体で儲けが出るとはあまり期待してないです。

 

僕はDAOの実践側に参加することで、積極的にDAOの理解を深めたいのと、どうなるのかというワクワクに500円毎月払うのなら苦じゃないなと思えたから参加しています。

 

ただし、個人的に今後期待してるのはMZDAO参加メンバー同士の交流です。

 

僕は仕事柄、スマホゲームのプロデューサーやディレクターをやってきたり、現在もスマホゲーム会社の地方拠点の代表を務めたりしてきて、そのキャリアを積む中で自分を「事業」についての熱量が高いビジネスパーソンだと思っています。

 

ゲームクリエイターというよりは、ビジネスパーソン。

モノを作るより、事業を作ること・成功させることに興味があります。

 

MZDAOコミュニティ22万人の参加者の大部分は儲け目的かもしれないですが、22万人の中から、ビジネスパーソンとして刺激を与えてくれるような人に出会えるかもしれないなぁという期待を持っています。

 

もし、そういった人とMZDAOの中で一緒に何か取り組みが出来たら面白そうだとも思っています。

 

とりあえず1日目の感想としては、特になんのアクションがあったというわけでもないので、「最初は様々な確認をするだろうし、そんな感じだろうなー」という思い。

 

前澤さんがワクワクさせてくれるような投稿を待っています(笑)

今後の動きが楽しみですね!

 

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ゲームデザイナーねこまるさんにインタビューしてきた

ゲームデザイナーねこまるさんにインタビューしてきた

オッス!オラ吐瀉夫!

ゲーム業界で働くサラリーマン企画職!

この業界で働きだして10年ほど。

デバッガーのアルバイトからスタートしたキャリアも、いつの間にかディレクターやプロデューサーを経験し、しっかりとした中堅どころの人材になってしまいました(しまいました?)。

このあたりの話はこちらで語ってるので、興味のある方はどうぞ。

www.imotare.com

そこそこ長く働いてはきたものの、いわゆる企画職(この記事ではプランナー、ゲームデザイナー等を便宜上ひとまとめに企画職と記します)の方々とあんまり交流する機会が無いんだ…。

閉鎖的な業界であることに加え、僕が地方在住なのもあって、なかなか…。

 

あと、僕の知り合いのプランナーは結構みんな業界を去っていたりしますね(笑)

仲の良いエンジニアやデザイナーはみんなIT系企業に転職してしまった…。

 

いや…そりゃ僕もIT系企業のゲーム事業部で働くことが多かったので、WEB系とかへの転身も憧れたけどさ…。

結局ゲーム一本で生きているわけで。

 

それにエンジニアやデザイナーさんは勉強会・交流会あるけど、プランナーって少ないですよね。人見知りだから言ってもオドオドするだけだけど…。

 

なのでゲーム業界の人とはあまり交流することがなくなっている。

そこで、こんなことを呟いてたんですよ。

そうしたらフォロワーのゲームデザイナー ねこまるさんが軽~いノリで賛同。

ということで調子こいてDMして、ZOOM繋いで色々お話してきましたwwwwうひょwwwwおwwwww

ねこまるさんのゲーム業界のスタート

はじめまして、ねこまるさん!
こうやって話すのは初めてですね!
早速ですが、経歴をお話いただけますか?

はじめまして、トシャオさん。
自分はもともと東京のゲーム系専門学校のプランナー専攻コースで学んでいて、そこからコンシューマゲーム会社にインターンをしたのが始まりですね。
そして卒業後はサービス業の仕事に就きました。

いきなりゲーム業界から足を洗ってる!?

ねこまるさん、何故サービス業へ?

インターンして思ったんですが、この業界ってコミュニケーション能力が高い人が少ないじゃないですか。

うっ…過去のトラウマが…!wでも分かります(笑)

そして自分も同様に高くなかったんですよね…。
コミュ力が低い者同士で仕事すると大変じゃないですか。
だからコミュ力をつけるために接客業を経験した方が良いと判断して携帯電話の販売やパチンコ屋の店員などの仕事を2年ほどしていました。

新卒カードを捨てる勇気の凄さ…!ねこまるさんはヤベェ人です(笑)

未経験でゲームプランナーとしての就職

大胆な判断と行動力に感服です…。
そこからゲーム業界に戻るのって未経験の中途になりますよね。
大変だったんじゃないですか?

当時、Twitterで知り合ったプログラマーの方がUnityを教えてくれたんです。
その方と一緒にゲームアプリを一本リリースしました。
自分は仕様と実装(少し、エンジニア部分も担当)して、それを武器に就活したところ、無事にプランナーで中途採用されました

またもや凄い行動力…!そして人にも恵まれている…!
学生時代に制作ではなく、いわゆるフリーの一般人が一本作って持ってくるのって凄いな…。
そして、無事ゲーム業界に入っていったんですね。
最初はどんなお仕事を?

スマホゲームタイトルに配属され、ガチャと設計から設定、他にもバナー周りの設定やイベントに登場するエネミーの設定を担当していました。
あとはイベントのタイトルからストーリーを考えたりですね。
ここでは1年ほど働いていました。

おお、僕も最初のスマホゲーではほとんど同じことやってました。

転職、そしてエンジニアへの道へ

その後、半年ほど別のIT系大手子会に移り、新規タイトルの立ち上げに参加しました。
半年ほどでそのタイトルの開発は頓挫してしまったのですが、エンジニアさんからプランナーへの不満というか愚痴のようなものを聞いて、プランナーも技術的な知識が必要だと感じるようになりました。

新規タイトル開発頓挫は残念…しかし、その不満については耳が痛い話ですね…(苦笑)

ええ、だからこそ自分でも知識を身に着けたいと思ってエンジニアになろうと思いました。
自分は過去にUnityでのアプリ開発でC#でのプログラミングを経験していたのもあって、IPソシャゲタイトルのチームに未経験のエンジニアとして転職することに成功しました。

そんなことある?

行動力も凄いけど、普通は未経験のエンジニアってそんなに通らないイメージだけど…やっぱり現物(アプリ)を作ってるってのはデカイ。

それはすごいですね…!
プランナーからエンジニアへの転身は大変だったんじゃないですか?

大規模なタイトルだったのでプログラムを読み解くのが大変でした。
でも結局、僕にとってはエンジニアの仕事も、面白いものをユーザーに届けるための手段でしかないんです。
エンジニアでありながらも、こうしたほうが良いなどの意見を言う姿勢を評価していただけて、プランナー時代よりも評価が高かったですね(笑)

確かに…。全員が全員ではないんですが、エンジニアさんで自分の領域気にせずにゲームデザインについて発言してくださる人は多くはない印象ですね。
そしてそれは企画職として、とても助かる…!(ほんとは企画で全部負わなきゃいけないのは分かっているが)

その後もいくつかの会社でエンジニアとして働きました。
Cocos2d-xを使って某IPタイトルの海外版をリリースしたり、某社でスマホゲームアプリのPC版へ移植をしていました。

ああ、そのタイトルの会社は僕も一時期働いていました。
僕は一ヶ月で辞めましたけど(笑)

その会社で技術力を評価され、ゲームを作りやすくするツール開発などを行う技術部門に異動することになりました。
エンジニアとしての技術力を評価していただけたことは大変うれしかったのですが、システムを作るためにエンジニアになったのではなくて…。
自分はやはりエンタメを作りたかったので退職することとしました(笑)

おお、また大きな決断。そして、終始徹底したエンタメへの愛を感じます。

僕はやっぱりずっとエンタメを作って届けていきたいんですよね。

ねこまるさんのエンタメ愛をひしひしと感じる…。

こういうゲームデザイナーの熱い話、たまにこうやって聞くと素敵だなぁと思うんだ。

そして現在へ

その後、カジュアルゲームを作る小規模な会社に転職しました。
他社のゲーム開発をお手伝いしたりしながら、自社開発をする会社でした。
そこで現在勤めている会社の仕事を受けるようになり、最終的に現在勤めている会社へ転職することになります。

なるほど。確かにそういう転職あるよな…。

自分は今のところないけど、協業先に転職する人、スカウトされる人聞いたことある。

そういえば仲の良かった元同僚プランナーも、実はもともとはその会社に営業に来てた営業マンだった…(笑)

今の会社ではどういう仕事をされているんですか?

今の会社はもともとゲーム会社でもないし、ゲーマーのメンバーもいないし、ゲーム開発未経験ばかりなんですよ。
そして入社の際に、直接言われたわけではないんですが、社長から「ゲーム開発未経験のメンバー達を育てて、基盤を作って欲しい」というニュアンスを受け取ったんですよね。
そこで自分がバリバリに動いてゲームを作るのではなく、メンバーのフォローに回ってアドバイザーという立場で、手を動かすのは未経験メンバー達に頑張ってもらって1年ほどでゲームを一本リリースできました。

1年で!?すごいですね…!!
そして自分で一人で企画もプログラミングも出来るのに、でしゃばらずフォローに回れているのも正直意外というか、これまでの話を聞く限り、マネジメントというよりはプレイヤーの印象が強かったので驚きです(笑)

やっぱり、社長の希望に答えたかったから、ですね。
社長の「エンタメを作りたい」という気持ちに共感しているので。

なるほど。「エンタメ」かぁ。

僕は、お客さんを楽しませたいから、ゲームを作っています。
その楽しませるためのエンタメの一つとしてゲームを捉えています。

だから職種や領域に拘っていません(笑)

もともとバンドをやっていたのもあり、今回はサウンド制作を担当しました。
やってみたらメンバーからの評判も良かったので(笑)
高校時代もCG系の学科だったので、3Dのモーションの作り方などをレクチャーしました。自分にはセンスはないですが、やり方は知っているので(笑)

そうなんですね!
マルチクリエイターじゃないですか…!
デザイン以外全部自分で出来るなんて…!

ほぼ全部自分で出来るとかずるい

完璧超人じゃんか…

今後について

今後はどうしたいとか、展望のようなものはありますか?

とりあえず現在は一本リリースが終わって、自分は新たな部署を立ち上げて、そこで新作のスマホアプリを開発中です。それとリリースしたゲームのSwitchへの移植もされたのでよろしくお願いいたします(笑)

おお!Switchに移植!
おめでとうございます!
そしてさっそく次に動き出されているんですね。早いなぁ…!

でも実は35歳を目処に起業したいんですよね。
今、一緒に個人制作しているデザイナーの友人と二人で。
そのための勉強を今の会社でさせてもらっています。ビジネスとしてどうなのかとか、プレゼンをしたり、ためになりますね。

起業まで考えられているんですね。
本当に行動力がある…。
今後もねこまるさんから目が離せない…(笑)

今日は沢山お話いただきありがとうございました!
また、お話聞かせてください!

はい!
是非よろしくお願いいたします!

 

様々な経歴とエンタメ愛の強いねこまるさん。

話し込んじゃって、想定していた時間をかなりオーバーしてしまった…(笑)

快くお話聞かせていただいてありがとうございます!

そんなねこまるさんのTwitterアカウントはこちら!気になる人はフォローしちゃおうぜ!

twitter.com

 

今回のこのインタビューめっちゃ楽しかったので、今後も色んな人に話を聞かせていただけたらと思っている…!

全然いいよ~って言う人にはDMで相談させてください(笑)

僕の気に食わない人じゃなければ、お話聞かせてくれよな!(上から目線)

 

元部下を今の会社に誘ってみた

オッス!オラ吐瀉夫!

一昨年の年末に転職して早一年。

とある事業所の立ち上げを任されてはみたものの、なかなか特殊な業界だったり、地方要因だったり、しっかり焦らず良い人を採ろうのスタンスの会社のため、一年間一人で働きましたよ・・・!

 

そして2022年、やっと数人の中途社員が入りました。

そのうちの一人は4年ほど前に僕が働いていた会社の部下。

当時、プロデューサーとして働いていた僕は、最大で20人ほどのメンバーを率いて仕事をしていたのですが、その中でも一番心を許せた彼に今回声をかけて、今回入社してくれた。

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声をかける際もまだその会社で、フリーの企画職として働いていた彼。

僕はまず、当時の自分の上司である社長に連絡をして

  • 今の会社に人が欲しいこと
  • 出来れば彼に声をかけたいこと
  • プロジェクトの状況的に問題ないか、快諾いただけるか

この3つの確認を取った。

彼の気持ちはまだ確認していないけど、何より自分が尊敬している上司だったので、不義理な真似はしたくなかった。

この上司ですね。本当にお世話になりました。

www.imotare.com

 

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社長は「少し考えさせて」と言って、2週間ほど経ってから回答してくれた。

先んじて、彼にジャブを打ってくれていて

胃もたれ沢さん覚えてる?」といった感じで、僕への印象を聞いてくれていたそうだ。

すると彼は「今まで働いてきた中で、ただ一人また一緒に働きたいと思える人です」と答えてくれたとのこと。

素直に嬉しかったし、大分厳しく育てたにも関わらず尊敬してくれたのは、彼の真面目さと仕事への情熱、プロ意識によるところなんだと思う。

その上司(社長)も、彼は僕に似ていると言っていたし、実際に彼が入社にあたって行った面接でも現職の社長も、僕と「仕事への姿勢、価値観が似ている」と言っていた。

ただし、それは良くも悪くも、仕事に対して厳しいという姿勢なので、僕が彼に厳しかったように、彼も周りに厳しかったので、これはお互いもっと治していかないとなと思っている点だったりもする(笑)

ただし、近い距離で一緒に働く仲間が親しい価値観であることは、とてもやりやすいし、喜ばしいことだ。

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彼が入社してから、メチャクチャ笑わせてもらっている。

僕と彼は確かに仕事に対しては厳しいが、それは成果に対してのものであって、お互いめっちゃ喋りながら仕事を進めるタイプ。

1年間黙々と1人で働いてきた自分だが、もともとは職場でふざけるし、みんなとワイワイコミュニケーションを取りながらモノ作りをするのが好きだ。

だからこそ、人が入ってきてくれたことが純粋に嬉しかった。

なかなかにレベルが高い現場で戸惑っているようだが、しっかり頑張ってくれている彼。

与えられたタスク以外でも、だいぶ彼に僕が救われているのは確かだ。

 

面と向かってありがとうとは言えないが、ここに感謝の気持ちを記そうと思う。本当にありがとう。

(元部下の数人はこのブログを知っているので、もしかしたら彼も見ているかもしれないが)

 

これからもよろしく頼むぜ。

 

ゲーム業界で働いていて遭遇した個性的な人々〜定時マン編〜

ポンサーリンク  

 

定時マン編

定時マン編

オッス!オラ吐瀉夫!

僕は、PCオンラインゲーム会社、スマホゲーム会社などを数社渡り歩いてきました。

25歳まで完全に別業種で仕事をしていた僕からすると、普段見かけないタイプの人が多くて新鮮な業界でした(笑)

今回はその中で一緒に働いた個性的な人々を紹介したいと思います。

必ず定時で帰るゲームディレクターNさん

正に自由人

正に自由人

その人はNさん。

パチスロの演出が大好きで、よく僕にその演出の素晴らしさを語ってくれた人でした。

Nさんの職種はリアルタイムストラテジーゲームのディレクター。

プランナーも兼務だったので、売上等のKPIや、各施策を企画書から仕様書、データの入力、他の工程の進捗管理といったことが主な業務になります。

 

ぶっちゃけこの職種は忙しいものですし、Nさんも以前ゲームディレクターの経験があった人ではなく、半年前にCSからコンバートした方でした。

そんな彼を凄いなと思ったのは定時のタイミング。

 

どんなに仕事を残しても必ず定時で帰ります。

これは結構衝撃的なことです。

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確かに今の時代、仕事よりプライベートを優先する人は多いし、それが当然と思ってる人も多い中、ゲーム業界はそもそも業務量が多いし、仕事を半端にやってしまうと、ユーザーや世間(Twitterや5ちゃんとか)からも袋叩きにあうため、残業が常態化している業界でもあります。

やりがいもあるし、サビ残というわけでもないので、僕は結構納得して働けているのですが…まぁそういった業界で、毎日定時で上がれるのはどんなに優秀な人でも無理と思っています。(もちろん会社によっては定時退社を前提とした業務の割り振りをしているところもあるはず)

 

そんな中、Nさんはどうやって上がってるのか。

人柄、コミュ力で押し通していました(笑)

 

仕事が定時までに終わらないものがあると

N「え〜、オレには無理無理〜(笑)これやっといていよ〜(笑)」

と他の人…果てにはプロデューサーにまで仕事を押し付けたりしていました。

僕がディレクターを引き継ぐことに

ちゃんと引き継ぎましたよ

ちゃんと引き継ぎましたよ

不思議と憎めない彼はチーム内では上手くやっていたものの、こうやって業務を他に渡し続けた結果、ディレクターとしての業務をほとんどこなせていないと判断され、ディレクターの任を解かれます。

そこで当時、今やゲーム事業部へ異動を希望していた僕が当て込まれることに。

 

Nさんと同様に、初挑戦ではあるものの適正を見込んでもらえて、念願だった企画職に就くことになりました。

ぶっちゃけ、めっちゃキツかったです(笑)

 

でもこの経験は良い経験になりました。

今となっては、この頃が一番残業してなかった時期だと思います。

日付またぐ直前には上がれていたし。

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しかし、Nさんと異なりコミュ力が当時0だった僕は他の職種と上手く連携出来ずに孤立していき、精神を病んでしまったのですが、この経験が、その後プロデューサー・ディレクターを他社で務める際に役に立っています。

 

後の会社でも、入社していきなりマネジメントを任されながらも、すんなりとチームメンバーと仲良くなって、溶け込めています。

退職後は不動産営業に

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コミュ力おばけ

そんなNさんは、ディレクター職から他の窓際部署で飛ばされた後、そのコミュ力を活かした仕事をしたいということで、転職活動をして、不動産営業として採用され、ゲーム会社を退職していきました。

良くも悪くも彼の仕事ぶりは、どうしても定時で帰らなきゃいけない場面ではとても参考になるものでした(笑)

多用すると自分の首を締めるものかもしれないですが、「人に頼る」は追い詰められたシーンでは必ず必要なスキル。

「人に頼る」ことが出来る組織は健全だし、「人に任す」ことが出来る上司がいる組織は成長すると思っています。

企画職一発目で知り合った彼からはたくさんのことを学ばせてもらいました。

わたし、定時で帰ります。 (新潮文庫)

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定時にあがれたら 1 (フィールコミックス FC Jam)

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なぜあの人は定時に帰るのにNo.1なのか? ?残業ゼロの仕事術

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残業を減らし定時で帰る仕事術〜SE女子のタスク管理奮闘記〜

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【福島 正伸著】「メンタリングマネジメント」を読んでみて【書籍レビュー】

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オッス!オラ吐瀉夫!

先日、「メンタリングマネジメント」なるものを読んでみました。

以前から”メンター”、”メンティー”という言葉は、いくつかの企業で使っていたし、”メンター”とは心理的な師匠のようなものと認識していたが、今回この”メンター”、”メンティー”という関係性でのマネジメントを題材にしたこの書籍を読む機会があったので、感想をまとめようと思います。

「メンタリング・マネジメント―共感と信頼の人材育成術」とは

管理やコントロールでは人は育たない。リーダーが、手本を示し、信頼し、支援することで人は成長できる。

Amazonより引用

マネジメントを「部下に対して何を行うか」ではなく、「自分が何を行うか」 とした本で、結構斬新な内容だと感じました。

著者 福島正伸氏について

1958年東京墨田区生まれ。早稲田大学法学部卒業。コンサルタント会社に就職するも、同月退社。1984年株式会社ビーボード設立、代表取締役就任。1985年青年起業家協会設立会長就任。1988年株式会社就職予備校(現アントレプレナーセンター)設立、代表取締役就任。1989年日本青年起業家協会(旧青年起業家協会)会長就任。同年、国際青年起業家総会開催。旧通産省産業構造審議会委員をはじめ、各種委員を歴任。専門は、自立型社員による組織活性化支援、新規事業支援、創業支援(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Amazonより引用

経歴だけ見ると、現場で働いてきたように全然見えないが引っかかりますよね(笑)

こんな、大学出て新卒で就職した会社をすぐに辞めて起業した人のマネジメント手法なんてアテになるのか!と。

経営者のマネジメントって、現場とちょっと違う気がするのは僕だけかな。

ただそれでも経験上、経営者に魅力的な人が多いと思うのですけれども。

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書籍概要・要約

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■人材育成
①「人」は「人」が育てる
②事業を成功させるのか、事業を成功させる人を育てるのか
└中長期的に考えると、後者がいなければ会社は存続できない

■期待される人材
①自立型人材
②依存型人材
人は教育と環境で自立型人材にも、依存型人材にもなりうる。
管理しようとすれば依存型となる。

■自立型人材を育成するメンターの条件
①指導と育成の違い
②メンターの定義
③メンタリング・マネジメントとは

■メンタリングの行動基準
①部下の見本となること
②信頼することで信頼される
③支援の仕方

と、 こんな感じです。

もう少しあるけど、基本的な要件は上記といったところです。

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感想・評価レビュー

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思想としてはとても共感出来るものだし、実践したいと思える部分も多くあった。

僕も部下と上司ではなく、一緒に働く仲間として切磋琢磨していきたいし、お互いに刺激し合うことで、モチベーションをキープ出来ると思う。

最近思う社内のロールモデル不在や、リスペクトできる存在の欠如なんて自分の意識が、おこがましく思えて反省。ただのマネジメントの手法ではなく、どう働けば幸せになれるかといった方法が記された本だと感じた。

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しかしながら、これを読めば読むほど後半にかけて「幸せになることって大変だな」と気分が少し重くなったのも事実で、”仕事を通じて幸せになる”以外の方法はないものかと考えたりもしてしまった。

人生って難しいものですね。

この本では、すべての責任は自分にあるという考えが根底にあるが、ここまですべての原因を自分の行いによるものと定めると、いつか心が損なわれるのではないか。

仕事における自分の在り方をしっかりと認識しておくことが重要ではないか。

そう考えさせてくれた本でした。

 

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転職をするのでGoToトラベルがてらお世話になった方々に挨拶しに行って「人の繋がりの大切さ」を痛感した

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転職をするのでGoToトラベルがてらお世話になった方々に挨拶しに行って「人の繋がりの大切さ」を痛感した

オッス!オラ吐瀉夫!

このたび、転職が決まり有給消化期間にGoToトラベルを利用して、東京旅行に行ってきた!

僕は東京旅行に興味があまりない(仕事で何度も来てるのもあるが、遊びとか買い物とか興味がない)のだけど、東京に行ったことがないという嫁さんのためにも。

しかしながら、猫が心配なので1泊2日の短い旅行。うちの猫はペットホテルが駄目な子でなおかつ人見知りが激しいのでペットシッターも呼べない。そのため1泊を限界ラインとした。

ほんで、ついでだから現職でお世話になった方々への挨拶と、転職先へも挨拶をしたいなという話をしたらあれよあれよとお誘いが入り。

現職のお世話になったプロジェクトメンバー、転職先の社長とチームメンバー、転職先親会社の人事(採用周りで関わった)、今回の転職先を紹介してくれたエージェントと4つのアポが確定。

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え?まじ?忙しくない?

嫁になんとか頭を下げて2日目に4箇所挨拶まわりを入れた。

ということで、東京旅行へ出発。

1日目はホテルのチェックインまで渋谷で暇をつぶし、その後浅草のホテルへチェックインして浅草観光と夜はスカイツリーへ登ってきましたよ。まぁこのあたりの話はまた今度書きます(多分、気が向いたら。やっぱ書かないかも。)。

そして2日目。

本当に嫁には申し訳ないが、2日目は4箇所を挨拶回りするためほとんど観光が出来なかった。

しかしおかげでお世話になった方々へしっかりとした挨拶が出来たしめちゃくちゃ有意義な時間を過ごせた。

今の会社で「人の繋がりの大切さ」を学んだこともあって、今回なんとガッツリ手土産を用意。

偏りもあるものの、4箇所に対して合わせて1万3千円相当。

別に値段が大事ではなく、気持ちを伝えるのに「こういうものを渡したい」という思いから手土産を選んだ。

同じのはなかったけど、これのご当地Verを仲の良いプロジェクトメンバー(立場上では向こうが取引先でクライアントにあたるのだが)数人に渡したりました(キリッ

他にもまぁこちらならではの名物とか色々。

そしたらね、プロジェクトメンバーも転職祝いということで…

リングフィットアドベンチャーをプレゼント

リングフィットアドベンチャー!

入手困難なリングフィットアドベンチャーの抽選販売にチャレンジして、なんと見事当選。

しかも同時に僕も申し込んだものの、抽選から外れた僕に…これをプレゼントしてくれたんですよ…。

ちょっと…ここまでしてくれんの!?愛されすぎじゃない!?

本当に嬉しかった。そしてもう一つ嬉しかったことが。

その後、仲の良いプロジェクトメンバーとランチに行った時の会話。

ランチに行ったプロジェクトメンバーはプロジェクトのトップ3で、いわゆるプロジェクトリーダーとプロジェクトマネージャー2名の3人。

僕はこのプロジェクトのとあるセクションを任されている下っ端マネージャーであるものの、仕事観・価値観が合うこと、前職での経験(僕自身がプロジェクトを率いていた身であること)も手伝って、所属会社も働いている場所も別であるにも関わらず(僕は地方にある子会社所属)仲良くしてもらっていた。

正直、僕がいる子会社は地方であることや立ち上げからまだ数年で色々と人材も整っておらず、親会社出身の3人から見てもまだまだだと思う。

実際、そんな子会社に1年半前に入社した頃は周りの皆は地方拠点コンプレックスを抱えている…と言うか、東京親会社に怯えていた。まぁ仕事をくれるクライアントになるわけだし、わからないでもないんだけど。

そこを僕なりに(遠慮なしに)セクションの業務領域を広げてプロジェクトへの貢献度を上げていったところをとても評価してもらえていた。

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あと下ネタトークで仲良くなったった

この3人とまだまだ仕事がしたかったし、だからこそお礼を伝えたかった。

そして、この繋がりを大事にしたかった。

ランチの中で自分からもそれを伝えた。また、いつか機会があれば一緒に仕事がしたいと。

3人とも同じ気持ちでいてくれていたことを教えてもらえた。それがまた嬉しかった。

お互いに出世して、いつかまた仕事できるように頑張ろうと、4人でLINEを交換。

価値観の近い、尊敬出来る人と話しているととても楽しい。特別な時間を過ごせたなと感じ、感謝を噛み締めながらその場を後にした。

嬉しい気持ちでまだまだ話したかったけど、時間が来たので…。これでサヨナラってわけじゃないしね。

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ほんで、その後はお世話になる転職先親会社の人事に挨拶と、書類周りの手続き。

転職先に出資している会社が一応親会社という形になっていて、そこの人事Aさんが人事・採用まわりは担当しているそう。

なので転職先とは違うオフィスへ挨拶に向かい、郵送でやり取りするはずだった書類手続きをその場で説明受けながら1時間ほど対応。

(ちょっとビビったのは給与が事前にもらった雇用条件通知書と異なっていたこと。誤りを指摘したら、修正してくれたけどさ。ちょっと言いづらかった…。)

あんまり話すことも無かったので(人見知りだから)、雑談もほどほどに最低限のお土産を渡して退場。

これから、ヨロシクオネガイシマス。

 

そして、そのビルの別フロアで待っていてくれた転職エージェントのXさんと初対面。

初対面つってもZOOMで一度顔は合わせてるんだけど。

いや~ほんと…あんな放置していた転職サイトのレジュメ見て声かけてくれてありがとうございますって感じです。

リモート面接も初めてだったけど、こんなにエージェントが色々交流してくれたのは初めてでビックリ。

雑談好きなのも手伝って、メールのやり取りは100通近くに上り、入社確定後もLINEを交換したり、入社した今も励ましの連絡や人事経由で知り得た情報(先述の人事Aさんと仲が良いらしい)から僕の評価を伝えてくれたり。

恐らく入社3ヶ月以内に退職されたくないってのもあるんでしょうけど、それでもありがたい。

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あと、入社祝いってことでXさんからアマギフ5000円分もらいました。退職祝いでチームメンバーからもアマギフ1万円分もらったし、転職サイト経由での転職になるのでそこからもアマギフ1万円分もらえるし、ちょっと最近Amazonがはかどりすぎますね。

話が逸れましたが、まぁXさんとは積もる話があるわけでもないので、お互いにお礼と僕からは手土産を渡して解散。

本当にありがとうございました。

 

そして、転職先の会社へと移動。

今まで渋谷あたりへの出張が多かったものの、あえて少し落ち着いたところに泊まってたんですが、まさかのその町が転職先の本社。

ひとまず、最寄りのスタバに嫁を待たせて、挨拶しに…ドキドキ。

まだ若い会社だが、僕より同年代から上のベテランが半分を占める会社で、新鮮な空気(転職前の会社では二番目に年上だった僕)。

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様々な話が出来てよかった

プロフェッショナルな個人プレイヤーが揃った組織ゆえに、ピリッとした空気を感じつつも、社長から紹介されたチームメンバーは人柄の良い人ばかり。

そんな人達とお互いに自己紹介をし合って、合流するチームの方々とプロダクトの話を出来ました。

1時間ほど話して、そろそろ飛行機の時間があるのでと…。

最後に東京の方々が食べたいとチャットで話していたこっちのお土産を用意していたので、それを渡してエレベーターまで見送り。

これから、よろしくお願いいたします!

 

ほんで、帰り際に社長から封筒を渡されたんですね。

オフィスを離れた後に中を見てみると、1万円。

すぐさま社長へLINEをして、歓迎のお礼と封筒の中身について質問。

わざわざ旅行から時間を割いて来てくれたこと、お土産を多数買ってきてくれたことへのお礼です、と。

つっても3千円くらいのお土産にそこまでされたのは気が引けたけど、前回社長がこちらへ来てくれたときにも手土産を渡していたので、恐らくそれらを踏まえてのお礼だろうと思い、ありがたくいただきました。

 

今回、ちょっと汚い話になるかもだけど、使ったコスト(時間とか旅費は別として)以上にリターンを頂いたんですが、なんかそれって

そのコストを支払いたいと思える相手がいるからこそ、このリターンがあって

そういった関係性を築けていたり、自分からまずはGiveすることが大事なんだなって、そう感じた機会でもありました。

 

直近までお世話になった会社で学んだ「人の繋がりの大切さ」。

それを大事にするために行った今回の動きが良い方向に転んだこの成功体験は、今後の自分の立ち回りで大事にしたいものだと感じれた。

これが凄く良い収穫だったなと思う。

 

引き続き、繋がりを大事にしたいし、繋がりは薄れさせちゃ駄目だと思って、最近は元同僚達と会う機会を積極的に取ろうと動いている。

そのおかげでめっちゃ飲み会が増えてしまっていて…(笑)

 

働くことって、僕にとっての人生の大半を占めると思うので、これからも楽しくハッピーに働けるように、自分を取り巻く人達との繋がりを大事にしていこうと思う。

 

新しい仕事、ワクワクしながら頑張るぜ!!

 

 

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仲の良い同僚ばかりが辞めていく

オッス!オラ吐瀉夫!

2019年上旬に今の会社に転職して幾星霜(使い方あってる?)。

自分なりに会社にも馴染み、仲の良い同僚も増えてきたんだが、ここ最近は寂しい話が多いぜ。

 

ちなみに淋しい病と書いて淋病と読む。

何も意味は無いぜ。ただ言いたかっただけだぜ。

 

時を戻そう。

 

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今、僕は某IT系企業の地方拠点でCS系のマネージャーをやっている。

まぁ地方といっても、東京以外にも色々とそういう会社が多い土地なのだが、いわゆるオペレーション拠点というか、コストセンターのような立ち位置の業務や、検証系の下層レイヤーのお仕事を低賃金で未経験の地方人材にやらせるといった拠点ばかりなんだけど。

現在はプロジェクトの末端として仕事する身でありながらも、元は小さいながらもプロジェクト全体を率いていた身なので社内の他社員よりはマシなお給金をもらっている僕(そりゃ若手の未経験ばかりに比べたら条件が上がるのも当たり前なんだが)。

 

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楽ちん楽ちん

確かに前職よりは少し給与は下がったが、売上やDAUといったKPIの重圧から逃れ、のびのびダラダラと仕事を出来て、こんな人生もアリか…。

と思ったのも束の間、周りは未経験人材ばかり。

PCを取り扱う会社なのに、入社後にタイピング試験などを行うなど謎の運用。

そんな使えない新人の世話を押し付けられ疲弊する現場。

ググり方や、SUM関数レベルからグラフ・表作成のやり方まで教えなければいけない。

まぁ、でもこの会社を良くしようなんて思わないから、いちいちこういった問題について発言しないんだけど…。

 

この会社が掲げる特殊な思想、ビジョンに全然マッチしないのだ僕は。

端的に言えば理想主義。崇高な理想を追いかけることを何よりの美学としていて、その中での成長や、出来たことを振り返り、働きがいに繋げる。

 

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あくまでね。

ここで働いている人間は「働きがい搾取だ」なんて言う人もいるが、それについて僕からはノーコメントだ。

まぁ、低賃金でノースキル人材を長く働かせてる会社なんて、どこもそんなもんだろう。

 

それでも良い部分はある。そういう会社だから人格は良い人が多いことだ。

ただ、人間として良いだけで、ビジネスマンとしては未熟な人が多いと感じるので、仕事で付き合うのは本当に疲れるところもあるけれど…。

 

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最初は結構悩んだよホント

これまで同じ業界で数社渡り歩いてきたけど、こんなことある?みたいなカルチャーショックを受けた。

人材が問題なのか、組織文化が問題なのかは分からないが、それを許容してきた組織にも、現状そうなっている人材にも何らかの問題はあるだろうが。

いや、正確には僕の主観でそう思っているだけで、会社にとっては問題じゃないのかもしれない。

ただ、1年半務めても僕の価値観は変わらなかったってことは確かだ。

 

競争社会の資本主義において、成果主義の同業他社で働いてきた僕には、今の会社の文化にどうしても馴染めなかった。

一緒に人とは仲良く出来るが、トップが目指す価値観にはどうしても納得できなかった。

こんな僕だから、社内では「合理的」「成果至上主義」の男として認識されていた。

 

そんな僕がこの会社で仲良くなれたのは、そういった同じ価値観を持った二人の同僚だった。

何故か共通して2人とも前職が営業マン(元●クルー●グループとか)だったけど、以前の僕の仕事と同じように売上に追われ成果主義の会社で生きてきた人達だった。

 

2人ともこれからのキャリアのために、他業界からこの会社へ入ってきた人達だったから給与は低かったものの、自分のノウハウとするために採用人事、マネージャーのポジションで頑張っていた。

そんな2人とは仕事観が特に合い、僕含め3人とも別部署ながら一番仲良かった。

 

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自分を慰める

簡単に言ってしまえば、会社に合わない異分子が集まっては、成果を狙うなら「こうあるべきだ」みたいな話をして自分たちを慰め合うだけなんだけどさ。

でも、逆に言うとそういった社会で生きてきた人間がやっていける場所じゃなかったって事だろう。

と言っても僕は最近は、どんな文化だろうと、期待されていることに応えるために全力を注いでいるので、意外と評価されていたりする。

 

そんなこんなで先月、その2人が退職となった。

いずれも前の業界に戻る形での転職だった。

 

コロナの影響下で転職活動は大変だったろうけど、転職相談にもずっと乗ってきたので、なんだか少し安心した気分だ。

今よりは給与は上がるし、会社文化も合いそうだ。やりがいもありそうで何より。

 

少し、寂しい気もするが、彼らの将来を考えると今よりは絶対に良い。

 

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転職おめでとう!

先月の退職前に、彼らと飲んだけど本当に晴れ晴れとした顔だった。

経験もあり、他で稼ぐ手段を持っている彼らだ。

方針に全然納得できていないこの会社でも、必要とあらば深夜まで残業してやり抜く根性もある。

これからの道を応援している。

 

僕はこの同僚のおかげで、昔の上司に謝罪をすることが出来た。

本当に感謝しても感謝しきれない。

 

また、いつか一緒に働けたらと思うけれど。 

それぞれが違う業界だから、もう同じ道を歩むことはないだろう。

ここでEVE6のPROMISEという曲の一節を借りたい。

君の気持ちを無駄にしないように約束する
君が君の道を行こうとも、僕は我が道を行くことを約束する
君の目を真っ直ぐ見て嘘はつかないと約束する
君を落ち込ませないようにすると約束する

youtu.be

別々の道を行こうとも、お互いの信頼を裏切らず、それぞれの道を歩いていくことに努めていきたい。

もう次の道を歩み始めた2人だが、実は今週末3人で飲むんです(アルコールアレルギーなので僕は飲めないが)。

まだ前回から1ヶ月しか経ってないけど、彼らの近況を楽しみにしている自分がいる。

 

僕も実は、お誘いがかかっていて。

そもそも、仲の良い同僚や価値観の合う同僚ばかりが辞めていく。

それはそういうことなのだろう。

今週末、僕も彼らに嬉しい報告が出来そうだ。

 

ちなみにEVE6は本当にオススメだから是非聞いてほしい。

SpotifyやAmazon Musicにももちろんあるので。

ホラー・スコープ

ホラー・スコープ

  • アーティスト:EVE6
  • 発売日: 2000/07/19
  • メディア: CD
 

www.imotare.com

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女性だらけのチームで男性が働くということ

オッス!オラ吐瀉夫!

みんな元気にソーシャルディスタンス!?

今日は題名の通り、女性だらけのチームで働く僕が直面する問題を綴ろうと思う。

 

女性と男性の違いは内面、外面の多岐にわたる。

そこで感じた僕の気持ちを赤裸々に吐露してみたい。

しかしながら、一点だけ皆さんに事前に伝えておくと、この話はフィクションだ。

 

決して事実ではないから、創作物として楽しんで欲しい。

繰り返すが、この話はフィクションだ。

 

まず、最初に僕の会社の状況を話そう。

スマートフォン向けアプリに関する事業を行う会社で、男女比率はおそらく5:5くらい。

もしかしたら女性が多いかもしれない。

そんな中、去年入社した僕が配属されたチームは僕以外が女性のチームとなっている。

大きなチームではないが女性5人と僕という状況。

 

僕は前職でスマートフォンアプリのプロジェクトリーダーをいくつか担当していたのもあり、マネージャーとしてアサインされた。

忙殺されていた環境から、のんびりとした働き方がしたく転職をしたものの、これまで僕が率いていたチームは男性だらけのチームだった

 

体育会系とまでは行かないが、チームメンバーとの関係性は良好だったし転職後も僕をしたってくれている元部下や、今の会社にやってきた元部下もいる。

前の会社の女性社員からは以前、僕のチームのことを「男子中学生のクラスみたい」「男子便所の会話」と揶揄されたが、一体感が強く本当に楽しかった最高のチームだったと思う。

チームビルディング、マネジメントの経験はそこそこある方だし、成功も失敗も経験してきた。

僕がチームを率いる中で特に大事にしているのはユーモアで、男性主体のチームにおいては下ネタが大いに役に立った。

 

しかしながら、女性だけのチームで下ネタなんてセクハラと叩かれる時代である。

そのため、まずはチームメンバーの価値観を知ろうとした。

入社して一ヶ月でマネージャーとしていきなり上に立つ僕に対して、警戒心を抱いていたチームメンバーに打ち解けるためだ。

なお、事前に上司から「君が入るチームはかなり排他的だから気をつけて」と言われていたのも納得のチーム文化だった。

 

チームで一番優秀な女子社員Aさんが、能力至上思考の個人主義で男嫌い。

他のメンバーは比較的柔和だが、それでも他のチームより我が強く、Aさんに追随している感じだ。

このAさんを敵に回したら全てが終わる。

僕は強くそう感じた。

 

自慢じゃないが、僕は女友達というものが一人も出来たことがない。

恋人も初カノが嫁で、そのまま結婚しているだけに女性の考えがわからない。

しかしながら、Aさんをヒエラルキーのトップにすえて、文化をこじらせていると感じた。

Aさんは社内でも注目度が高いほどの美人であるが、仕事面では人見知りかつ仕事でもワガママな面が目立つため、優秀であるにも関わらずイマイチ評価がされていないほどだ。

 

まず男である時点で、「こいつは無い」という評価をAさんからもらわないように、Aさんを筆頭にチームメンバー各位に菓子の差し入れや小さな物事に対しても感謝を伝える姿勢を忘れなかった。

これが功を奏し、だいぶ打ち解けることが出来たと思う。

昼休みにケーキを買ってきて、「皆で休憩しよう」と声をかけて、コーヒーブレイクと洒落込むわけだ。

もちろん僕の席は端っこだし、ケーキは余り物を選ぶことになる。

 

他にも彼女たちの趣味や、トレンドについても話を合わせる必要があるのだが、コレが全然合わない。

絶望的に合わない。

二次元アイドルや、ドラマのイケメン俳優の話をされてもついていけない。

女優の話なんかされても僕に分かるのはAV女優くらいだし、終始「へ〜そうなんだ〜」と愛想笑いとセットのどうでもいい反応がバレないように、やや大きめの反応を心がけていた。

これが地味に辛い。心が死ぬ。興味のない話辛い。

 

他にも辛いのが、女性同士の「可愛い」問題。

「Aさんって可愛いよね〜」「え〜Bさんも可愛いよ!」「Cさんの髪色キレイ!」

…。

つくづく興味のない話なだけでなく、下手に「可愛い」と言うと空気次第では「え?好意あるの?」「セクハラじゃん」という即死コンボに持ち込まれるので、乗っかるのも違う。

かと言って否定はもっとアカン。

一定の距離を取って、反応を求められない限りはアクションを起こさず。

もし求められた場合は、上手い具合に話を逸らすに限るのだ。

ここの落とし所を見つけるまでは本当に大変だった…。

 

また、元アパレル出身のメンバーもいるため、男性陣へのファッションチェックも厳しかった。

僕もオシャレな方では無いものの、細身体型のためレディースのアイテムを着こなしてなんとか及第点を取れていたが、時折「ダサい」だのの暴言を浴びせられることがあった。なんとも厳しい世界である。

基本的に男性に厳しいスタンスのため、他の男性社員に対しても「マジでキモい」「辞めればいいのに」「ウザい」などの言葉が跋扈する恐ろしい会話がたびたび発生する。

そんな時、僕はいつも立派な大人として彼女達にこう返すのだ。

「そっすよね〜。あの人最悪ですよね〜」

 

これが大人だ。

そう、僕はこの社会に馴染むため、共通の仮想敵を持ち、愚痴に乗っかることで女性の「共感」という大事な要素を抑えたのだ。

 

それからの日々というもの、やれ誰々がムカつくだの、誰々が勤怠乱れていてムカつくだの、誰々の髪色が気持ち悪いだの、何も産まない非生産的な会話を会社の中で繰り広げるという精神を地味に削るイベントに参加していた。

しかしながら、こうでもしないと…僕ごときでは、すぐに敵認定されて村八分なのだ。

 

これでも僕が心無い言葉を受けないかというと、そうでもない。

僕がこれまでにチームメンバーから受けた言葉を並べるとこんな感じだ。

 

「最初やべー奴が入ってきたと思った」「ガチでゲイだと思った」「結婚してるって聞いてなかったら安心できなかった」「ヒゲでメガネで次男はだいたいヤバい」「足が短い」「手汗がすごい」「喋るのが早い」「服ダサい」「キモイ」

 

何度も繰り返すが…こっ、この物語は…フィ、フィクション…です…ふぐぅ…っぐっぶぅ。

 

僕が彼女たちに何か厳しい言葉を投げかけたであろうか。

ただ僕はキモかっただけで、何も悪いことはしていないんだ。本当に生まれてきてスミマセンごめんなさい次はゾウリムシにでも生まれ変わります。

 

取り乱してすまない。

話を戻そう。

 

業務自体は優秀かつプロフェッショナルなメンバーであるため、仕事に関しては大きな問題はなかった。

上司の僕からの仕事の依頼も、嫌な顔をされて渋々請け負われるなど、地味に辛い部分が最初はあったが、今はもう懐かしい話だ。

 

これが業務外となるとまたややこしい。仕事はまだ彼女たちの毒づきなども、采配次第でどうにか調整できるが、業務以外の部分での交流を会社が推進しているのもあって苦労が耐えない。

例を上げると、このチームメンバー主体で立ち上げた社内サークルがるのだが、普通は社内サークルは自由に参加出来るはずなのに、何故かAさんによる審査がある。

そこでほとんどの社員はNGを食らう。特に男は誰一人としても入れなかった。

 

こういった事情で新人の加入が絶望的だったサークルだったが、サークルメンバーの一人が寿退職に伴って脱退。

そこで問題になったのが、サークルの最低人数条件を割ってしまったことだ。

新たにメンバーを探そうともこれまでずっと参加希望者を跳ね除けていてめぼしいメンバーはいなかった。

 

そこでサークルメンバーで、誰を入れるべきか話し合ったらしい。

アイツも無理、コイツも無理キモい、といった評価を下していく中でAさんはこう言ったそうだ。

「私、吐瀉夫なら別にいいよ」

僕はここで、一定の信頼を勝ち得たことに気づいた。

 

しかしながら僕は他のサークルにも複数加入しており、サークル加入制限のため見送った(ごめんよAさん)。

自分のチームメンバーとだけ向き合ってたら心が折れちゃうから、他チームの人たちと交流するために別サークルでよろしくやっていた僕だったのだ。

 

結果、Aさんのサークルは解散してしまったが、この件についてもちゃんと共通の仮想敵を用意して、そっちに矛先を向けてもらって僕に非難が及ばないように調整はしたのだけれど(いや、よく考えると僕は何一つ悪くないんだけど)。

 

色々と語ってしまったが、何度も言うようにこの話はフィクションだ。

少しだけ悔し涙的な何かが僕の眼球に溜まっているけど、この話はフィクションだ。

 

結局、人はみんな居心地が良い環境を求めるものだと思う。

だから同じ価値観の人で固まって過ごすものなんだ。

 

だから僕は男ばっかりのチームで、男子中学生みたいな下らない会話にキャッキャ出来る組織に戻りたいと日々願っている(涙。 

 

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テレワークで同僚女子の部屋着にドキドキしちゃうのは俺だけじゃないはず

テレワークで同僚女子の部屋にドキドキするのは俺だけじゃないはず
オッス!オラ吐瀉夫!

テレワークもそろそろ2ヶ月に突入しそうなIT系社畜!

色んな企業が在宅勤務の検討・導入を進める中、様々なことが話題になっています(例えばZOOM呑みとかね)。

 

例にもれず僕が務める会社でもZOOMを用いてビデオ通話を行っています。

朝会や夕会、会議体などは全てZOOMで対応しています。

 

特に僕の会社では女性が多いのですが、ピシッと服装や化粧まで気を使う人もいれば、少し気を抜いて部屋着の方もいるわけですよ。

 

僕、ドキドキするよ?

 

女子の部屋着とか夢がありすぎるだろ!

もうね!アホかと!ご褒美かと!

 

どうします!?こんな部屋着だったら!!

 

僕、ドキドキするよ?

 

いやいや!顔しか映らないからと、こんな格好してて不意に見えたりしたりしちゃったり!!

どうなります?僕の僕は!?(?)

 

すみません、だいぶ取り乱してしまいましたね。

 

男性読者の方には理解してもらえるとは思いますが…

 

それだけ女子の部屋着は夢のあるものなんです。 

 

まぁ、ウチの会社ではそんなことないんですけどね。

 

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いいじゃないですか…。

夢くらい見せてくれたって…。

 

僕のバイブルでもあるマンガ「ワンピース」でウソップがこう言ってましたよ。 

 

「夢ならみるよ…!!

 …だって おれは

 海賊の息子だから…!!」

 

ほら、ね?(何が?)

 

期待に答えるために、僕もビデオチャットで映る時は自宅のオフな姿をさらけ出してます。

 

「やだ…!いつも会社でインテリジェンスな雰囲気の胃もたれ沢さんが…ステキング!」

 

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自分らしくいこう!

現実は、寝癖ボサボサに目糞ついたままの洗ってない顔にヒゲも剃ってないオッサンのパジャマ姿ですけど。

 

女子社員「顔くらい洗えオッサン」

とか言われてます。

 

ええ、ということでね!

僕の夢はここじゃ叶えられそうにないので、皆様の素敵な部屋着姿の目撃例のご報告待ってます!

 

でもこうやって、妄想しながら過ごしてると自宅にいるのも悪くないですね( ˘ω˘)ムフフ

 

また、リモートワークの経験が少しでも参考になればと思って記事にしたりしています。

※リモートワーク関連記事について気になる方は見てくんろ

コロナウイルスの影響でテレワークになって1週間が過ぎたので気づきをまとめてみた

 

皆も自宅で楽しく夢見て過ごそうぜ!

 だって海賊の息子なんだから!!

 

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